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Posts Tagged ‘従弟’


『コンシリエンスデザインの基盤は危機解決学である』


   


     3月 14th, 2015  Posted 12:10 AM


大阪大学大学院を定年退官したあとに、
私は「危機管理工学のプロダクトデザイン応用講座」を率いました。
しかし、いわゆる「危機は管理できない」ということになり、
結果、「危機解決学のデザイン実務」が不可欠だという結論です。
しかし、旧帝大どころか「危機管理学」は少数の大学にありますが、
私は全てが大間違いということになり、
「解決学」が重要でありデザイン実務での新講座開設を企画しました。
「前例が無い」という結論から、前例が無いなら尚更私が実現をと。
それなら工学研究科から医学系研究科への転籍を促されました。
まず、危機は管理できない、という発想は従弟からの提案でした。
従弟は、信頼・安全性工学のトップであり、
宇宙開発・衛星ステーション開発実施・H2Aロケットの責任者、
彼は「はやぶさ」を不成功プロジェクトと講演するほどです。
そうして、「コンシリエンス」という言葉は医学系研究科から提示、
私はそれなら、「コンシリエンスデザイン看医工学」が可能と判断。
ようやく、この4月1日から、この講座を開設することが決定です。
しかも、招聘教授には従弟はこれまでの実績からも即OKとなり、
韓国No1大学院KAIST(韓国科学院)の永久教授も決定しました。
この講座は、March 11.2011東日本大震災での大経験があります。
気候異変・感染症の増大、日本ならでは敗戦時の被爆と福島原発事故。
これは先進国家である日本が防災から防犯への模範的解決と、
危機=CRISIS(既に起こってしまった危険)と
RISK(予想される危険)という機会を問題解決するデザインです。
文科系+理科系の単なる文理融合だけではなくて、
学術系+芸術系をデザインで「学際化」するという新領域を創設します。
これが「コンシリエンスデザイン看医工学」の学際化講座になります。


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『12月28日・2014年の忘年会』


   


     12月 29th, 2014  Posted 12:15 AM



毎年の忘年会は、大阪大学の石黒教授(アンドロイドロボット)と
東京大学の生田教授(マイクロロボット)でしたが、
今年は、私の従弟(宇宙開発・元JAXA役員現JAXA系企業社長)と
私の出版関係を昔の連載からこれからの出版や講演企画の中筋氏、
そして、
なかなか会えないけれど兵庫県立美術館の蓑館長も気楽に加わり開催。
全料理はワイフがデザートまですべてをこなしてくれました。
話題は、宇宙の話からロボットから建築、美術と放映できるほど多彩。
これほどのメンバーで話せば、政治も宇宙も経済もとほとんどの
話題に事欠かないほどでした。
明日は石黒教授のアンドロイドの特番が放送だとか、
蓑館長の対談本出版、そしてマイクロロボット展をやるなら、
電子顕微鏡が何台必要になるとか。
私と石黒教授は、どうしても危ないと思われる機器の開発。
来春から、私の講座に准教授クラスの人物が欲しいことなどを
東大・阪大に公募したいとかで、おそらく話はつきなくなります。
そういえば、お互いメールはしあっていてもなかなか会えないので、
来年こそはもっと会いたいし、それぞれの対談講演をとかを
中筋氏にイベント企画をお願いしました。
ワイフがどうしても聞きたいという宇宙の話は、従弟が、
これは確かで、それはほぼ物語と決着をつけてくれました。
3.11直後から、この復興計画でのデザインアイディアは必ず、
従弟(信頼安全性工学の第一人者)に聞くことができます。
そして、いつ聞いてもすごくて面白いのは、ハーバード大学での
蓑館長のPh.D.考査の美術史問題やそのインテリジェントな回答法。
来年はまずこのメンバーそれぞれの講演を私は開催するつもりです。
なぜなら、アート・宇宙・ロボット・デザインは
おそらくもう22世紀の話をしていくことになると思うからです。
その前に、東京オリンピックをなんとしても無事開催したいと
全員が思っていました。

左から
中筋氏
生田教授
川崎和男
石黒教授
川崎ひろこ
蓑豊氏・兵庫県立美術館館長
いとこ:長谷川秀夫氏


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「散髪がシステムデザインされているから気に入っている」


   


     9月 17th, 2012  Posted 12:00 AM



車椅子になって、リハビリ病院を退院した直後、
私は東京のあるホテルで暮らしていました。
散髪はそのホテルの伝統ある美容室でカットしてもらっていました。
その担当の方が自店を持たれてからは、その美容室でした。
ところが、特に大阪では阪大病院に入退院が多くて、
阪大病院の美容室で十分でした。すこぶる上手な美容室です。
そして、最近は多忙さもあり、
羽田空港のこの散髪屋さんが気に入っています。
10分1000円=edyカードが使える私にとって、
なんだか嬉しい金払いが出来る場所です。
「散髪はここで」と言うと、みんながビックリします。
私は利用を薦めます。
なぜならこの店舗内の「合理的性能性+機能性」は体験するべきでしょう。
髪は自然と延びてくる物であり、
文明での散髪の歴史は、外科医の源です。
ハサミとは髪を切る用具効能だったということにつながっています。
この店で同席する人は、「禿げている人」が多いのです。
<禿げ頭なら経済的な効率性・コストパフォーマンス性は高い>
と、申し訳ありませんがそう思います。
読者諸兄で「禿げている人」、ちょっとごめんなさい。
幸いなことに私は、母方父方両方が禿げません。
だから、従弟が白髪長髪にしているので、
「なぜだ」って聞いたら、「禿げないで、ここまで長い」と、
見せびらかしているという冗談を言ってました。
私は、敗血症で重篤になり、生き返ったら、
髪が大量に抜けて怖い想いをしました。
ドクターは、あれだけの薬を使ったから後遺症であり、
はやくて2ヶ月、長くて2年で元通りになると告げられました。
なるほど、2ヶ月で抜けなくなりましたが、
最近は年齢のためか、髪にコシの強さが失われつつあります。
ともかく、散髪は羽田のこの散髪システムが気に入っています。
いつも、このシステムをもっとこうすれば、
散髪システムのデザインは高密度に完成度を持つとイメージしながら、
カットしてもらっています。
この夏は、思い切り短髪にし過ぎてしまいました。
だから、しばらく散髪は行かなくて良さそうです。


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