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Posts Tagged ‘性能美’


『「聖火トーチ」はデザインで日本技術を発揮した炎と光』


   


     5月 9th, 2019  Posted 12:00 AM



「聖火トーチ」は、日本としての新しい製造工程、
新技術が求められました。
オリンピックに関わるマークはじめビジュアルデザイン、
競技場やトーチとデザインの力が戦後復興の
前回の東京オリンピックで発揮されたように、
今回の災害復興、五輪再興の力となるよう
デザイナーの一人として望んでいました。
「3.11での被災者」・「仮設住宅のアルミ」を再利用し、
インゴットにした押し出し成型から生まれる
桜のトーチが日本列島を縦断し、
その炎から光、同様に心をひとつにしてくれるでしょう。
デザイナーが望んだ花びらの「炎」を
ひとつの「光」変えるという難題に
向かってくれたのはたった1社の企業だったことを知りました。
デザイナーの細かな要望に、トーチ筐体の押出し成形に
挑んだメーカー担当者が果敢に応える姿がありました。
日本の希望の炎、その光のモノづくりに携わる人たちの、
約5年間にわたる精励恪勤なその成果が集結しています。
「炎と光」、技術提案の演出は彼の提案だけでしたので、
彼、一人が「センス」あるデザイナーでした。
聖火トーチは、その造形美、性能美、機能美だけでなく、
ランナーとともにつなぐ炎が光だけでした。
トーチキスの瞬間そして聖火台に向かうフィナーレと
その光で世界中にオリンピズム高鳴る熱狂を
届けてくれると、「新技術」に期待しています。
応募者たちの「デザイン知識」に愕然でした。


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『Zゲージで再確認するトランスポテーションの美しさ』


   


     1月 6th, 2017  Posted 12:52 AM



私はちょっとだけ恥ずかしながら「鉄ちゃん」です。
ただし、のめり込んでまたまた懲りまくってはいけない、
その自制として、
子どもの頃から憧れていたZゲージのメルクリン鉄道模型、
それも、極めて自分の想いも絞り込んでいます。
もう随分前には、メルクリン俱楽部がありました。
しかし、コレクターが減少し販売店も激少しましたから、
その俱楽部(入会審査とても厳密)も消滅してしまったというわけです。
メーカー自身が経営危機にまでなったのです。
蒸気機関車なら、ヒットラー命令での当時の「高速列車」は
ナチス評価を離れれば、高速性はとても見事で大好きな列車です。
オリエント急行や、赤十字の病院列車などが、私のコレクション自慢。
今では、月刊でのメルクリン誌とそのwebsiteにわくわくします。
なかんずく、私がトレーラー列車は、液体運搬車がその存在、
それだけでもとても美しいので、
HPでのオークション探しをすることがあります。
とても高額なモノがあります。
石油輸送は当然ながら葡萄酒運搬やビール運搬と、
もう絶対にその性能美が機能性を引き出しています。
男の子にとっては、車、列車、飛行機、船舶はなぜか、
わくわくさせるモノです。
デザイン教育者としてはカーデザイナーは数人育成して、
教え子全てを企業留学させました。
船舶は海洋デザイン戦略論を教え、Ship of the Yearの審査委員ゆえに、
こうしたトランスポーテーションは何と言っても性能性で、
すでに美しさを確かめてこそ、機能的な美ある乗物だと思います。
そのコレクション性は確実な美しさ発見の動機になると思っています。



* 『メルクリンの世界も私の憧れのコレクションだ!』
* 『やっぱり造り込んでしまいましたが・・・』
* 「医・職・趣だからこそ今さらながらNゲージ・いいな~〜〜」
* 「ほんの少し『鉄ちゃん』ですから、言っておきたいこと」
* 「遠くへ行きたいからという本能」


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