kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘愛用’


『愛着と愛用がデザインの全体価値である』


   


     7月 12th, 2015  Posted 12:00 AM



私は心臓を痛めて以来、薬を手放せません。
あるとき、出張中に薬を持参していないことがありました。
そのとき、たまたま教え子が自宅から、薬を届けてくれました。
その教え子が就職した年に、
彼は選び抜いてくれたB&Oの薬入れ(今は無い?)をくれました。
この心遣いにびっくりし、彼のデザインセンスは確かだと
思ったものです。
以後、いくつかを買いそろえて、絶対に持ち歩くことにしています。
除細動器も2度手術をしてから、薬の量は本当に減りましたが、
このケースには、アレルギー対症薬やどうしようも無い痛み止めを持参。
自分が、モノのデザインに最も関わっていて、
そのデザイン効果は、モノの形態言語=designed languageである、
モノのデザイン表現の用途内容が最も大事だと思っています。
それはモノの用途への使い勝手と使い心地です。
使い勝手と使い心地が日常的なモノは、「愛用」と「愛着」に、
確実に結びついているかどうかです。
私が工藝品というのは、愛用と愛着するモノのことだと考えています。
それこそ、文豪が使っていたインク壺とか、万年筆、
時には頭髪ブラシなどがあります。
だから、デザイン審査での最終決断は、愛着心が湧くモノだろうか、
必ず愛用されるだけの、望ましさ+好ましさ=価値があるだろうかです。
そういう意味では、たとえば文房具品には、
愛着心や愛用出来るだけのデザイン効果が全体価値かどうかです。
決して、デザインは付加価値ではないということです。
付加価値でしかないモノには、愛着性も愛用性も生まれません。


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『爆買い・中国人の喧噪さに我慢すべきか』


   


     7月 8th, 2015  Posted 12:00 AM



一人っ子だった私は幸運にも子供時代は、
欲しいモノは祖父から何でも買ってもらえました。
しかし、その祖父から大人になって買いなさいと言われたのは、
鉄道模型のzゲージだったと思います。
それは子供には無理であり当時も相当に高額だったのだと思います。
ようやく大人になっていわゆる「大人買い」をしたのだと思います。
「大人買い」という表現に私は何も抵抗がありませんでした。
しかし、中国人の「爆買い」という行動には、
はっきり言って、大きな矛盾と彼らの行動を嫌悪してしまいます。
「爆買い」というのは、英語でもShopping spreeとか、
Shopping bingeとか言うそうですが、
spreeとかbingeというのも飲めや歌えやの大騒ぎがあるくらいゆえ、
如何に馬鹿げた行動かと思いますが、
昨年は1350万人も来日し、一人平均の物品購入が12万円ですが、
交通費や宿泊費、最近の爆買いでは、
薬・炊飯器・電動トイレ・空気清浄器など、
ともかく「日本製」の性能性への信頼購入です。
これは翻って彼らの工場生産物の性能評価に
全く信頼感が無いことです。
先般などは、MERS感染を危惧して、鳥取県、人口3500人の街に、
忽然と上海から爆買いツアー4000人が出現し一人が100万円の爆買い。
こうなると、中国人の爆買い、その呆れかえるマナーの悪さに日本は
我慢せざるをえないとは、これももっと賢い日本人としての
爆買い対策を受け止める手法がしたたかに考えられるべき、と、
私は思わざるを得ません。
中国語のあの喧噪なspreeやbingeの意味を
あらためてじっくりと見直している有様です。
彼らは日本で爆買いしたモノを愛用してくれるのでしょうか?


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「ヘッドホン選別の私のポイント提案です」


   


     12月 23rd, 2011  Posted 12:00 AM


Aurex時代に、ヘッドホンを
商品アイテム追加の企画をしました。
エレクトレットコンデンサーユニットで
ヘッドホン製品化です。
と同時に、手探りでヘッドホンデザインに取り組みました。
そしてAurexでは最も成功した商品展開になりました。
私にとってはプロになって最初にもがき苦しんだ経験でした。
人間工学として身体装着性、特に、頭部や耳殻周辺を学びました。
これが眼鏡フレームデザインの基礎になっています。
耳殻周辺の血管系とリンパ系を図解的に記憶しましたが、
博士号を取得してから、人体(死体)解剖で実際に確認もしています。
だから、ヘッドホンはどうあるべきかの私見を
明確に持っていると断言できます。
ベロシティタイプ(密封型)と
オープンエアータイプ(開放型)がありました。
以後この種別は進化してハイブリッド化したと思っています。
人間工学的には、自重と側圧の関係があります。
自重とはヘッドホン自体の重量です。
側圧は両耳への装着圧です。
この関係が意外とメチャクチャな設計が出回っていると判断しています。
この関係は自重と側圧は1:1か1:0.8が局部音場を耳殻周辺空間になります。
ヘッドホン自体、高額なモノは30万から数千円までの幅がありますが、
ヘッドホンをHiFi装置として
自分のパフォーマンス性で決定すればいいと考えます。
私自身は30点余り聴き比べて、現在愛用しているのは、
B&WとB&Oとを使い分けています。
両製品の徹底批評も心には持っていますが、私はデザイナーだから、
私自身のデザインが出来ればそれを書くことが出来ます。
さて、B&Wはクラッシックとボーカル、B&O はロックとジャズ系です。
これはそれぞれの音圧能率性能の設計ポイントが商品性になっています。
具体的には75dBあたりから90dBの音圧分布が
オープンエアー性能を決定づけるのです。
耳殻装着感覚に直ウレタン系と縫製ウレタンパッドの側圧が関係します。
したがって、自分の耳殻周辺音場づくりは
ヘッドホンの選別が決め手だということです。
そして、ヘッドホン選別は店頭では
耳に押しつけて試聴していてはわかりません。
耳に押しつけるのはベロシティタイプで試聴していることになります。
ともかくヘッドホンでHiFiを楽しむポイント探しが
オーディオライフなのです。
これが私のヘッドホン選別のポイント提案です。


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10月6日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 6th, 2010  Posted 10:00 AM

10月6日 赤口(己丑)


語源辞典として愛用しているのは、
二人の学者、白川静氏と藤堂明保氏の
手になるものを対照的に参考にしている。



『デザインは言語道断』際限


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2月18日Staff Blog


   


     2月 18th, 2010  Posted 11:50 PM

2月18日

倉庫整理しながらも、戦利品を見つけ
時代ごとの知識集約プロダクトを
ただ眺めてます。
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)
歴代愛用もはや骨董品扱いの、マイクたち。




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