kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘感性’


5月8日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 8th, 2011  Posted 9:30 AM

5月8日 先負(癸亥)

感性の時代といっても、
界面・インターフェースがまず
なんであったのかを
もう一度問い直し、

自分が納得できる確実な自分への
自信がないかぎり、
親和性のある自分には
なれないのではなかろうか。

『デザインの極道論』界面


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5月1日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 1st, 2011  Posted 10:00 AM

5月1日 先勝(丙辰)

感性と感情で、
感動と感激したことへは、
感謝が必然でなければならない。

『デザインという先手』はじめに


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4月30日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     4月 30th, 2011  Posted 10:00 AM

4月30日 赤口(乙卯)

よく、感性が
デザインの基盤だとさえ言われる。
半分は賛同できるが、半分は疑わしい。

『デザインという先手』はじめに


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「安全と安心・日本語の対語的欠落性」


   


     4月 7th, 2011  Posted 12:00 AM

日本語は、常に一語制に囚われています。
「感性」と「感情」
「優しさ」と「易しさ」
「科学」と「技術」などの対語がありますが、
一方だけの言葉を選んで、
もう一方の対語的な意味性を無視する傾向です。
これは意味の曖昧性を残しながらも、
いわば以心伝心的な日本風に寄りかかっています。
私は、常に、こうした対語的な意味性で、
一語選択言葉の相補性を確認して、本来の「ことば」原意によって、
「かたちとことばの相対論」をデザイン基底にしています。
なんといっても「安全」という言葉には、
この言葉の対語であるべき「安心」を対象化と対照化するべき、
このように考えています。
「安」はまさしく女性が屋根の下、空間の中に居る形象です。
これは女性の生命・次世代人間への連鎖性を保全する意味があります。
生殖連鎖の性である女性の保全が人類の「安全」という原意です。
一方の「安心」は、「安全」が確保されていることの安堵感です。
英語では、安全=safety・security・安心=Rilief・Reassure
フランス語でもドイツ語でも明確な対比性があります。
この対比・対照性を再確認していくとき、
「安全神話」という言葉は語りやすかったのでしょう。
曖昧性が虚仮になりました。
それこそ、聖徳太子の言「世間虚仮唯佛是真」を忘れています。
人間の世界では嘘と偽りでいっぱいだから、
その真実は仏様しか知らないのです、ということ。
なぜなら、英語でも安心をSecurity and Safetyとなり、
Security =外部からの攻撃を阻止保全し安全=Safety確保です。
したがって、安全を確保したとしても安心だというわけではないのです。
「安全」を神話として語っても、
安心という信頼は得られるわけはありません。
今、私は宇宙ステーション設計では安全工学ではなくて、
安全設計工学を担ってきた専門家からの指導と支援を受けています。
デザイン+設計に包含して、
いわゆる網羅性のデザインテーマ確立ということが肝要だと考えます。
「安全」で「安心」と
「安心」で「安全」、
それぞれの相補性が、
この網羅的なデザイン設計解を叶える企望だと期待しているのです。

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12月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 11th, 2010  Posted 11:38 AM

12月11日 仏滅(乙未)

感情を感性にするには、
自分に対する相当な覚悟と、
心情の痛みに耐える
持って生まれた感性が必然だ。

『デザイナーは喧嘩師であれ』会者定離


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12月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 10th, 2010  Posted 10:47 AM

12月10日 先負(甲午)

人は、
感情が高ぶって泣くとはいうが、
感性が高ぶって泣くとはいわない。

『デザイナーは喧嘩師であれ』会者定離


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10月29日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 29th, 2010  Posted 10:00 AM

10月29日 赤口(壬子)

現代の人間関係の希薄さは、
関係化にエネルギーが
不足していることもある。

アイロニーとシニカルな会話を
楽しむ豊かな感性が流れていないことだ。

そんな会話に、果敢であってほしい。

『デザインは言語道断』罵倒


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10月18日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 18th, 2010  Posted 10:00 AM

10月18日 先勝(辛丑)

感性というのは、
「感」という文字が、
口の中に含められるもの
すべてを含むように、
心の中に、ため込む力のことだと、
中国の古典は定義している。

『デザインは言語道断』罵倒


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8月15日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 15th, 2010  Posted 8:59 AM

8月15日 丁酉(赤口)

そして、今、
明確にわかったのは、
コンピューターを使った場合でも、
色を決定するにあたっては、
自分の感性・感覚でしか
決められないということだ。

『デザインは言語道断』界面


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7月19日
川崎和男のデザイン金言Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 19th, 2010  Posted 7:13 PM

7月19日 先勝(乙丑)

「美しいデザインが
 デザインの本質である」
ということは白明のことだ。

『デザインの極道論』うつくしい


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