2月 14th, 2021 Posted 12:00 AM
2月14日 先負(癸巳)
『基層としてのデザイン』
モノのデザイン、
その骨格に基層となるべき
量子構造を仕組んでいく
手続きと具体化は、
基層としてのデザイン、
というテーマになるだろう。
artificial heart:川崎和男展
Tags: としてのデザイン, テーマ, デザイン, モノ, 仕組み, 具体化, 基層, 川崎和男のデザイン金言, 手続き, 量子構造, 骨格
Posted in APHORISM
目次を見る
6月 23rd, 2019 Posted 12:00 AM
Tags: trad, かたち, ラテン語, 伝統, 凌駕, 含蓄, 変型, 守る, 川崎和男のデザイン金言, 形式, 意味, 手法, 手続き, 確実, 裏切る
Posted in APHORISM
目次を見る
10月 26th, 2017 Posted 12:00 AM
10月26日 先負(丙戌)
「伝統=trad」という
ラテン語の意味には、
「裏切る」という意味が
確実に含蓄されている。
「伝統」を守るとは、
手続きとしての「変型」という
手法や形式を凌駕して、
まずは、かたちを裏切っているわけだ。
倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』6変形という観念としての裏切り
Tags: trad, かたち, ラテン語, 伝統, 凌駕, 含蓄, 変型, 守る, 川崎和男のデザイン金言, 形式, 意味, 手法, 手続き, 確実, 裏切る
Posted in APHORISM
目次を見る
2月 2nd, 2017 Posted 12:00 AM

日本は資源の乏しい島国国家です。
だから貿易国家で存続していくことが宿命だと思います。
そのことは言葉=漢字に表意あるいは象形に表れているのです。
たとえば、「油断」には二つの意味がありました。
精神的に身構えることの無い状況と、
文字通り石油を手に入れることが出来なかった。
これこそ、敗戦国家に追い込まれてきたことに繋がっています。
おそらく日本の少子化と高齢化での
国民の大問題はエネルギーへの油断です。
私はエネルギーを水・食料・電力と考えてきました。
とりわけ、油断を警戒しなければならないとするなら、
それは新しい電力エネルギーを
日本はもとより地球全体が解決するべきことでしょう。
その応答・回答・解答に、私は「薪」があると考えています。
私が提示している「セルロース戦略」そのものであるとともに、
古来日本人が薪から黒炭や白炭、
薪炭としてきた大きな知恵=silienceであったということです。
私はこのことを「カーボン戦術」とし、
しかも「薪」周辺を基幹産業化する未来創成の
デザイン戦略戦術として提示しているのです。
ともかく「薪」への技術は
それこそ間伐材のチップ化とペレット化があります。
薪を白炭や黒炭にしていく手続きこそ、
とても重大なことだと考えています。
何にしても電力エネルギーを島国日本では石油などありませんから。
だとするなら、終戦直後にも炭は求められていました。
その記憶をとりもださなければなりません。
チップ化したり、ペレット化した木材の炭化=カーボン戦術には、
新しい技術デザインが必要なことは間違いありません。
特に、除染されていない間伐材のチップ化・ペレット化・炭化こそ、
この領域にインダスとリアルデザインは不可欠だと確信しているのです。
* 『電力の自由化と電気の自由化があります』
* 『最も重要なエネルギーとしての「水」』
* 『忘れた頃にを想定内に!』
* 「現代の道具・LSIのやり直し」
* 『匿名的な知恵=silienceである』
Tags: silience, インダストリアルデザイン, エネルギー, カーボン戦術, セルロース戦略, チップ, チップ化, ペレット, ペレット化, 不可欠, 乏しい, 回答, 地球全体, 基幹産業化, 存続, 宿命, 少子化, 島国国家, 応答, 戦略戦術, 手続き, 敗戦国家, 木材, 未来創成, 水, 油断, 漢字, 炭化, 炭終戦直後, 白炭, 知恵、薪炭, 石油, 薪, 表意, 解答, 言葉, 記憶, 象形, 貿易国家, 資源, 身構える, 間伐材, 除染, 電力, 電力エネルギー, 食料, 高齢化, 黒炭
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
8月 17th, 2016 Posted 12:00 AM
哲学というと「機械について記せ」ということが浮かびます。
それは美大時代に哲学という一般教養の試験問題だったからです。
その正解が何であったかということよりも、
次に思い浮かぶのは「独身者たちの機械」とか、
それを題材にした大ガラス作品を芸術の一ジャンルというより、
芸術とは何か?を聞くよりも「何が芸術か」という接し方を教えられた作品。
「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」という理解困難さです。
大ガラスは二分され、上部は花嫁であり下部は独身者たちの機械という対比。
これはコラージュより明らかにアッサンブラージュという形式でした。
少なからず花嫁と独身者は女と男であり、社会構造での人間の欲望装置。
花嫁と独身者たちの機械を結びつけているのはチョコレートです。
あたかも、女性が男性への恋の手続きとしてチョコレートは
独身者である男達のチョコレート粉砕の機械になっていることです。
自分は「デジタルアッサンブラージュ」を提案しています。
その根幹には、
これまでの芸術が幾たびも才能あるアーティストによって、
芸術作品は社会構造への訴訟を繰り返す表現で裏切りを重ねたことでした。
そして最も重要なことは、これまでのアーティストは、
まったく「デジタル」、まさにデジタル文明を知らなかったことです。
しかし数学者たちが気づく以前に点は限りなく正方形に近づいているとか、
色の多様性はアナログ的な理解よりもデジタル的な解釈が先行していたこと。
おそらく、デザインとアートの差異性から、
デジタル的な大ガラスの実体は自分にとっては、液晶画面に映し出されて
しかも動いているというデジタル性を語り切る必要性があるのです。
その表現性には主観性を残すことはあり得ないのでしょう。
デジタル機械としてマルセルデュシャンが、レディメイドを残し、
アッサンブラージュを残したこの大ヒントを引き継ぐことで、
「デザインとは何か」が終焉し、
「何がデザインとなるか」というデザイン解答を用意したということです。
* 『マルセルデュシャンの立体化からアッサンブラージュ』
* 『デジタルな火と水を傍らに置く重大さ』
* 『「アプロプリエーション」という芸術手法はデザインに非ず』
* 「モダンデザインへ、ロシア・アヴァンギャルドから」
* 『介護看護環境のためのデジタルアッサンブラージュ』
Tags: アッサンブラージュ, アナログ, アーティスト, ガラス, コラージュ, ジャンル, チョコレート, デザイン解答, デジタル, デジタルアッサンブラージュ, デジタル文明, ヒント, マルセルデュシャン, レディメイド, 一般教養, 何が芸術か, 哲学, 困難, 大ガラス, 大ヒント, 女性, 差異性, 彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁, 恋, 手続き, 提案, 教養, 数学者, 機械, 欲望装置, 正方形, 正解, 液晶画面, 点, 独身者, 独身者たちの機械, 理解, 用意, 男と女, 男性, 社会構造, 粉砕, 終焉, 美大時代, 花嫁, 芸術, 裏切り, 裸, 訴訟, 試験問題, 題材
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
5月 13th, 2016 Posted 12:00 AM
5月13日 仏滅(乙未)
「コンセプト発想」から脱出、
それを
「ライン発想」化すること。
この手続きが欠落・欠損、
だから
現代が国際的にもうひとつ、
高度化できないのだ。
川崎和男の発想表現手法
Tags: コンセプト発想, ライン発想, 国際的, 川崎和男のデザイン金言, 手続き, 欠損, 欠落, 現代, 脱出, 高度化
Posted in APHORISM, 川崎和男の発想表現手法
目次を見る
1月 26th, 2016 Posted 12:00 AM

宇宙工学とデザインの関係は、まだまだ双方から、
お互いのとりあえず話題が語られることがありません。
話題ゆえ応答、そして課題ゆえ回答、問題ゆえ解答です。
昨年から、宇宙工学とデザインを私が主宰する「KK塾」で、
それも私のいとこ(父の姉の息子)と講演会をしています。
宇宙工学といっても、その最大の問題点である
「信頼・安全性工学」という宇宙工学のさらに専門からの話です。
まず、何と言っても宇宙工学では、
「修理を一切しないで寿命どおり」しかも一日24時間稼働の
それもシステム設計どおりのモノづくりでなければなりません。
いとこ・長谷川秀夫工学博士は航空工学から、
宇宙開発事業団時代は、ヒューストンにてNASDAの所長として
NASA・NASDA・ESA合同で
宇宙実験棟「きぼう」の実質統括設計者。
最初の宇宙飛行士・毛利氏を飛ばした責任者でした。
以後も、H2Aロケットやはやぶさに関わってきたディレクターであり、
現在はJAXAから宇宙開発機器の発注管理企業の社長です。
信頼・安全性というのは、
何と言っても「修理・修繕無し」が鉄則であり、
たとえ話でいえば、「手術は不成功でも患者は助かる」ということです。
そのためには、「知見」の裏付けが詳細に求められることになります。
なんといっても無事故・無修理・完全であるモノとシステムづくりです。
所詮、
人間が創り出すモノは失敗して当然ということは無視する世界観です。
「知見」とは、知識と見識をさらに深度を求めて、
知識と知恵は経験からの帰納的な結論に対して、
さらにどこまでも想定外を完全無欠化するという工程が
「組織」の組み立て・運用・維持が必須だということです。
それは想像力を果敢に発揮してしかも知恵や見識をさらに完璧にすること。
なぜならば、
宇宙工学での危機システムの部品点数は200万点をPDCAという方式。
Plan→Do→Check→Actionという手続きがあるそうです。
これは現代のモノづくり全てに適合した考え方です。
そのために、
「勘」を取り囲む「観」・「看」・「鑑」・「関」・「感」が配置された
「知見」は、まず、
ハードがあってそれをソフトでどこまで支援出来るかという
「事故シナリオ」が中軸です。
あくまでの「怖がる」ことの重要さというのは、
デザインでの問題解決以前に、問題提起があるのですが
スペキュラティブデザインというような軽さはありませんでした。
あくまでも無事故で無事なモノづくりを
デザインは宇宙工学から学び取らなければならないということでした。
Tags: Action, Check, Do, H2Aロケット, JAXA, KK塾, NASA, NASDA, PDCA, Plan, いとこ, きぼう, たとえ話, はやぶさ, システム, システム設計, スペキュラティブデザイン, ソフト, ディレクター, デザイン, ハード, ヒューストン, モノ, モノづくり, 不成功, 世界観, 主宰, 事故シナリオ, 人間, 企業, 信頼, 信頼・安全性工学, 修理, 修繕, 勘, 危機システム, 双方, 合同, 問題, 問題提起, 問題点, 問題解決, 回答, 失敗, 姉, 宇宙実験棟, 宇宙工学, 宇宙開発事業団, 宇宙開発機器, 宇宙飛行士, 安全性, 完全, 完全無欠, 実質統括設計者, 寿命, 専門, 工学博士, 工程, 帰納的, 当然, 必須, 応答, 息子, 患者, 想像力, 想定外, 感, 所長, 手続き, 手術, 支援, 方式, 時代, 果敢, 毛利, 深度, 無事故, 無修理, 無視, 父, 現代, 発揮, 発注, 看, 知恵, 知見, 知識, 社長, 稼働, 管理, 経験, 結論, 考え方, 航空工学, 裏付け, 見識, 観, 解答, 話題, 詳細, 課題, 講演会, 責任者, 軽さ, 適合, 部品点数, 配置, 重要, 鉄則, 鑑, 長谷川秀夫, 関, 関係
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
10月 20th, 2015 Posted 12:00 AM

阪大の医学系研究科に移籍してから、
文理融合や医工連携では限界があることを開発実務毎に
大きく感じてきました。
特に、「危機管理工学とデザイン」の関係には大疑問があり
それこそ3.11復興事態が危機管理工学中心主義は間違いです。
そこで、「危機解決実務としてのコンシリエンスデザイン」を
私は提唱するとともに、この後期から医学系研究科にて講義を開始。
と同時に「KK塾」を学術界や産業界での第一人者の専門家を
私の評価基準で
選びに選んでこの講座の講演者になっていただきました。
デザインは未だにデコレーションと同義ですし、しかも、
エンブレム問題や盗作問題でますますデザインの理解は下降しました。
私は、マネージメントやマーケティングが
デザインと同次元で扱われていることをズーッと批判してきました。
本来のマネージメントは短絡的な管理ではありません。
マーケティングはいつも儲け話が先行しています。
学術+芸術の統合=コンシリエンスと断言しても、
統合の概念がこれも問題解決=デザインを曖昧にします。
統合を
●「規模的統合」
●「ネットワーク的統合」
●「機能的統合」
●「文化的統合」
という四つの明確な方向性と統合力の大きさで、
問題解決=デザインを明確にしていく講座を開設します。
コンシリエンスデザインであるだけに、
私は講演者それぞれが第一人者である実例を大事に、
その根底思想や手続き、妨害事項、それでも成果評価を
語ってもらうつもりです。
講演者は全てが文理融合した頭脳と行動力で社会的かつ国際的な
実績者たちばかりです。
今、デザイナーの発想方法は「デザイン思考」として語られています。
しかしデザイナーにはセンスが求められていますから、
この講座では、まず、私たちが現代世相から未来創出の
問題点そのものを明白にすることから始めてもらうつもりです。
人類にとっての最大な問題は、「生き延びること」につきます。
しかし、私たち日本人は3.11で、天災と人災でもう一度、
自分たちの生活様式に対し、再熟考を要求されています。
私は敗戦を体験し、先進国家だけに未来をデザイン設計する立場なのです。
もはや、これまでのデザイン系大学では近接不可能な
次世代デザイン=コンシリエンスデザインがこの塾で社会化します。
この講座では、コンシリエンスデザインを
私は看医工学に向けてより正確な質問と対談を講演者とやってみます。
* Website-HP
Tags: 3.11, 3.11復興, KK塾, エンブレム問題, コンシリエンス, コンシリエンスデザイン, センス, デコレーション, デザイナー, デザイン, デザイン思考, デザイン系大学, デザイン設計, ネットワーク的統合, マネージメント, マーケティング, 主張, 人災, 人類, 体験, 儲け話, 先進国家, 再熟考, 医学系研究科, 医工連携, 危機管理工学, 危機管理工学中心主義, 危機解決実務, 同次元, 同義, 問題点, 問題解決, 国際的, 大疑問, 天災, 妨害事項, 学術界, 学術+芸術, 実例, 実績者, 対談, 専門家, 後期, 成果評価, 手続き, 提唱, 敗戦, 文化的統合, 文理融合, 断言, 方向性, 日本人, 明白, 曖昧, 未来, 未来創出, 本来, 根底思想, 概念, 機能的統合, 次世代デザイン, 正確, 現代世相, 理解, 生き延びること, 生活様式, 産業界, 発想方法, 盗作問題, 看医工学, 社会化, 社会的, 移籍, 立場, 第一人者, 管理, 統合, 統合力, 行動力, 要求, 規模的統合, 評価基準, 講座, 講演者, 講義, 質問, 近接不可能, 開始, 開発実務, 開設, 関係, 阪大, 限界, 頭脳
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
5月 18th, 2010 Posted 1:15 AM
昨日、以下を提案しました。
● おそらくその意味の拡大で、
元来のモノの名称そのもののイメージが変わってしまうことです。
iPadで変態する
たとえば、Note・Album・Book・Penこの四つです。
本来のモノの意味から、「情報化」されて意味は変貌しています。
かつてのAtomではなくて、Bitになってしまっているのです。
ノートとNoteはもちろん異なっていますが、
iPadの中で、また変貌というより変態するのです。
iPadアプリケーションとしてのNoteも様々な形式が生まれてきました。
これは明らかにAtom系のモノから「概念」の「隠喩」として、
Bit系では「コンセプト」の「メタファ」に変換しているのでしょう。
「概念」は「コンセプト」に非ず、
「隠喩」は「メタファ」に非ず、
つまり、非ず非ずとは、
AtomとBitを「道断」している観念の形態を手に入れようとしているのでしょう。
記号by道元
あらためて、「記号化」を読み直すとき、
ここには「手続き=Procedure 」を見つけ出す必要があるのでしょう。
私は、iPadを「リトマス試験紙」だ、と断定しました。
iPadのアプリケーションとの「手続き」によって、
「道断」=非ず、言わずの観念世界を自己の中で、
拡張と拡大をしてみるべきだと提案しておきます。
簡潔に言うならば、
自分とこのボード一枚の中にある、
新たなNote・Album・Book・Penから創造手続きに入るのです。
そこから自己表現の「手続き」を開始することができるものと判断しています。
特に、「創造的な世界と自分」は「道断」=非ず、言わずと言い切った観念世界です。
この観念世界を「記号」と名辞したのは道元だったのだと改めて理解できるでしょう。
iPadを目の前に置くとき。
Tags: Alubum, Atom, Bit, Book, iPad, Note, Pen, Procedure, 「資本主義からの逃走」, コンセプト, メタファ, モノ, リトマス試験紙. 観念世界, 情報化, 手続き, 概念, 記号化, 道元, 道断, 隠喩
Posted in 028「iPadを見つめて」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る
3月 13th, 2010 Posted 1:20 AM
最適解
一般解と特殊解がデザイン応答・回答・解答にはあります。
デザイン解というのは、一般解であれ特殊解であれ、
「最適解」を求めなければ、それはデザイン解ではありません。
私もすでに40年もデザインと向き合ってきて、
常に、それこそ1日たりとも「デザイン」が体中にあります。
血液にデザインが入っているという感覚に襲われます。
準
水面に風が吹けば、波立ちます。
その波立ちが大きく揺れているのがまったく穏やかになる、
それを「準」と言うそうです。
基準・水準・標準
基準・水準・標準がその準の状態を定義しています。
そこで、私は「準解」という言葉を自作して、
「最適解」はこの「準解」、
三つのどれなのかと再考することにしています。
「最適解」は、基準解・水準界・標準解になっているだろうか、
自分に突きつけるのです。
● 基準解というのは、もうこれで基準=basisは成果だろうか。
● 水準解は、たとえ特殊解でもaverage /levelは保っているだろうか。
● 標準界は、とりわけ一般解では、これがstandardだろうか。
特殊解なら、必ず標準解として一般解へと展開してくれるだろうか。
こうしたことを考えぬいています。
ところが、最近の日本のデザインには「最適解」がありません。
デザイン解が「かわいい」とか「きれい」とかだけに、
寄りかかっていたり、単なるパロディやギャグは、
ガジェットだからそれでいい、なんていうことが目立っています。
これを「デザインの多様性」だということは大間違いです。
だから、日本のデザイン、その質が低下してきたのです。
経験を積んできたデザイナーとして、
警告をしておかなければなりません。
デザインの本質=最適解
デザインの本質=問題解決の解答=最適解は、
本当に「難問中の難問」を解いていく作業であり、手続きです。
頭脳、頭の中に汗をいっぱいかくほどの作業です。
だから、川崎和男のデザインは好きになれないとも言われます。
それは、形態の好き嫌いはあるでしょう。
好き・嫌いでの判断は第一段階であり、
自分の価値観に、最適解を判断力を欠如している疾病があるのです。
多分、数理的判断が大欠落していると最近は診断しています。
最適解には、「清潔」・「簡素」・「簡潔」・「明快」・「快適」が
ふさわしいと思っています。
かわいくても不潔であり、
きれいでも不明感があり、
かっこよくても、「不快感」があるデザインが増えています。
Tags: 40年, average, basis, level, satandard, かわいい, きれい, ガゼット, ギャグ, デザイン応答, デザイン解, パロディ, 不快感, 不潔, 体中, 作業, 価値観, 判断力, 回答, 基準, 多様性, 大欠落, 大間違い, 好き嫌い, 川崎和男, 形態, 快適, 成果, 手続き, 日本, 明快, 最適解, 標準, 水準, 清潔, 準, 特殊解, 疾病, 第一段階, 簡潔, 簡素, 自分, 解答, 診断, 警告, 資本主義からの逃走, 質, 難問, 難問中, 頭, 頭脳
Posted in 016「デザインと答」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る