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『電気自動車には長い文化が必須でしょう』


   


     11月 14th, 2019  Posted 12:00 AM



かつて3億円の研究開発費をかけた電気船舶船が
海洋大学で開発され「Ship of the Year」で賞を受賞しました。
この開発はやがて電気自動車として、
しかも普及を目指した価格帯300万円程度で一般化されると
聞いていたのが何年も前でした。
電気船舶船は、絶対に海水が入ってはいけない機関室でも、
大丈夫であり、
電気船舶の漁船が日本漁業を進展させると私は思っていました。
最近では、日本のモーターショーの来場者が
280万人が7万人/日となり、
海外からの出展メーカーが撤退、
自動車産業の行く末を案じています。
が、おそらく、自動車産業の確かなコストダウンは日本産業の
大きなリエンジニアリングだと思っています。
今では、若者が「自動車に興味が無い」ということも
時代の変遷なのです。
自動車だけでなく、
家、服、モノへの欲がない、悟り世代とも言われています。
モノを所有しない「シェアの時代」、
自動車がやがては「シェアカー」になるでしょう。
ただし、私はこだわりのガソリン車で人生が終わるでしょう。
なぜなら、文化が確実にあるのです。


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『ピンバッチで語る男の三つの目標と目的』


   


     11月 2nd, 2019  Posted 12:00 AM



「大病、大貧乏、大政治犯」だと
すごい大物になる男の経験として語ってきました。
大病は今も患っています。が、大貧乏も2年半やりました。
さて、そうなってくると大政治犯にはまだなっていません。
いつか、そうなるかも知れません、福井藩藩士・橋本左内のごとく。
今、身につけるピンバッチはこれらがベストのモノたちです。
最近はネクタイをしなくなりましたが、私は機会があればします。
蝶ネクタイも自分で結ぶタイプを選んで絞めています。
就職する学生達にもネクタイの結び方指南をしていました。
これではネクタイ産業がとてもヤバいのです。
今、バッチはこれらから2種類を選んで身につけています。
オリンピックや国際目標、警察関連、秘密結社などのバッチです。
私もまだ成長過程、最終的には大政治犯となることが必要なのですが、
発言から私は右翼とか言われていますが、決して右翼だと思っていません。
ただ、私の父は、7年半も兵隊になり、警察をきっちりと努めて、
70歳には自動車会議所を建て変えて、その専務理事を自分から退任し、
残りの人生を北陸新幹線開通のため毎月、政府に陳情をし、
戦地で散った仲間を思い巡礼に、中国も靖国神社をも訪れていました。
日本のために青春のすべてをかけた彼は、北陸新幹線の駅のために毎月、
3.11も知らず、北陸新幹線も知らずに逝きました。
その父の背中を見ているので、生半可な生涯を送れないと誓っています。
バッチ選びも真剣です。


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02月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 24th, 2017  Posted 12:00 AM

02月24日 仏滅(壬午)


想像力は、
鍛えればと思ってきたが
絶対に、身体化は無理である、
こんなことを最近は、
よく思う。



川崎和男の発想表現手法


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01月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 10th, 2017  Posted 12:00 AM

01月10日 赤口(丁酉)


知識とセンスの関係は
知識があっても
それがセンスになるわけではない。

センスには知識のリテラシーが要る。
知識のリテラシーを
最近は「コンシリエンス」と呼ぶ。



川崎和男の発想表現手法


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『ペンホルダーある組み合わせの筆記具は自分表現』


   


     8月 28th, 2016  Posted 12:00 AM



自分にとって、筆記具、特に万年筆・ボールペン・ローラーボールは、
いつも組にして持ち歩いています。
それは自分なりのファッション性=スーツやジャケットとの整合性です。
そしてこれらの筆記具は全て優れた性能性・効能性・機能性が私判断での
選択眼の証拠でなければならないという考え方を表現しています。
たとえば、筆記具を選ぶときに、これらの筆記具を見せれば、店員さんの
筆記具知識は明確にしてしまいます。
理由は簡単なことです。
それは筆記具の歴史性をすべて知り尽くしていることを表しているからです。
これら筆記具を見せてこれらに匹敵する店舗の知識を確認出来るからです。
二本入りのケース色も、ファッションの原点であるTPO、
自分にとってTPOなどは決してファッション要因であることは否定ですが、
一般的にはわかりやすいからです。
最近はファストファッションの商品が一般価格になっていますが、
男にとってのスーツやジャケットにはペン差しがもう廃止されています。
自分にはこの傾向を悲しんでいます。
胸ポケットに万年筆を差し込むのはスーツに基本としては大失敗なのです。
夏は真っ白のこのペンの組み合わせには、
フォーマル性もカジュアル性も存分にあります。
これこそ、Consilienceな知性表現だと認識しています。


* 『ファッション誌で知ってさらに自分ファッション』
* 『持ち歩いてるペンたちが語っている文房四宝』
* 「景観への精神状況がそのままファッションに連鎖している」
* 「モードからファッションへ、そして遡及する記号の再生産」
* 「やはり、持ち物はブルーが基本」


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『たかがボールペンだからファッション性がある』


   


     8月 26th, 2016  Posted 12:00 AM



おそらく文具屋さんのこうしたペン類をすべて試すことはないでしょうが、
自分は全てノックオンなどと書き味と書き心地を試してしまいます。
ともかく日本ほどこうしたペン類がそろっているところは
世界にもそうないでしょう。
ということは、日本人はとても恵まれています。
しかしプロのデザイナーとしては全てが応答商品にすぎないと考えています。
最も日本が解答商品を出したのは、「消えるボールペン」でした。
海外へのお土産には最高のモノです。
最近は0.01mmを造りましたが、これは回答商品と応答商品があります。
どれが応答で、どのメーカーのモノが回答商品かというのは、
話題になること・Topicsに応答している・Replyかは、試してください。
回答商品は、3種しかありません。
 ・キャップを外して使用するモノ
 ・ノックオンして芯を出し入れするモノ
 ・軸を回転させるだけのモノ、だけです。
最も、軸を引き延ばすことで芯が出てくるモノもありますが、
すべてが廉価品であり、100円ショップに平然と並んでいるモノもあります。
こうしたペン類は、所詮、何のためらいもなく使われていますが、
自分は、こうしたペン類の最高級品・高額品が日本にはほとんど無いこと、
これがこの業界を応答商品か回答商品で終わらせていると思っています。
実際は、ペンを持つこととファッション性があるということが大事です。
ある企業の社長は専務が取り出したボールペンに怒り出したことがありました。
専務ならそんなボールペンは使うべきでは無いということでした。
ある企業のプレゼルームでは、最終契約を結ぶ時には、
最高級品のボールペンと契約書が出され、
そのボールペンはプレゼントされました。
ホテルのバトラーの方が、これでサインをと言われたとき、
これはあのブランドですね、と言うと、
分かってもらえました、と、喜ばれたことがあります。
ペンとファッションが同一次元だと考えるべきと自分は思っています。

* 「ブルーを持ち歩くというファッションとデザイン効果」
* 「消える?という精美さ・日本のモノづくり」
* 『ボールペンとスタイラス・私の親しんだ描画ペン』
* 『葉巻文化と筆記具文化の統合性は凄いのだ!』
* 「現代文房具はどうして面白いのか」


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『非在性の市松模様、TV背景のデザインはむずかしい』


   


     7月 28th, 2016  Posted 12:00 AM



TVでのコメント場面、その背景です。
実際は、個人的にはもっと新たな背景があるはずと思っています。
しかし、なかなか思いつかず、それでも、プロジェクター投影との
コンビネーションと三つの専門領域を集合させた背景にしました。
これは本日「記者発表の広報」で使用する会場のTV背景デザインです。
最近は大学でのマスコミ発表には、典型的な背景になっています。
TV報道の背景デザインもデザイナーとしては、最も気がかりなことです。
福井でデザインスタジオをやっていた頃は、地元放送局の背景デザインは
日常デザイン業務だったこともありました。
が、とても難しい仕事であったと今も思い出します。
いわゆる舞台背景やそのデザイン表現は、
一時的であっても重大な仕事だったと考えています。
そういう意味ではデザイン対象として完全な裏方仕事だけに難しい仕事です。
自分にとっては、壁面使用へのいくつかのアイディアがあります。
これは展示関連、いわゆるShow-up Methodへのデジタルデザイン、
その展開が考えられます。
自分には、新たな壁面素材とデジタル技術での新しい造形言語になる、
デジタルアッサンブラージュが用途拡大すると思っています。
しかし、このデザインも市松模様です。
別名は市松格子とも呼ばれています。
最近話題のオリンピック・パラリンピックのマークも
市松模様と呼ばれていますが、
このデザインの是非はここでは述べませんが、
この市松模様を立体化する発想はとても新しい発見であったと思います。
市松模様、チェッカーと呼ばれる意味が、こうしたTV背景でも、
現代のある意味づけを確実にラング化したことは間違いありません。
背景という、非在性を明確にする困難なデザイン対象だと思っています。


* 『新素材ブランドの確立をめざす・「羽二重 HUBTAE」から』
* 『TV番組の役割は終わっていることを再確認!』
* 『デジタルアッサンブラージュでの映像音場照明空間』
* 『東日本大震災のNHKジャーナリスト講演から』
* 「たとえ『市松模様でも』デザイン戦略の妙技」


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『経年変化無し素材開発と道具使用を次世代に』


   


     7月 6th, 2016  Posted 12:00 AM



「カッターナイフ」という日本人の発明は凄いと思っています。
一昨年に、このカッターナイフの刃先カットとそのストッカーユニットを
「日本文具大賞」で受賞させたことがあります。
最近、美大に入学してくる学生が、カッターナイフの意味を知らないと
そんな話を聞いていました。
これは私も経験したことがありますが、剪りを知らず、
木工でいきなりその刃をことごとく折られたことがあります。
もっと、大変な事態は半田ゴテを知らずに火傷が多くて、
旧帝大でも半田ゴテを使わせるために保険に入らせることもありました。
自分の研究室でも半田ゴテ使用を5000回練習ということもありました。
この傾向はますます強くなっているようです。
さて昨夜、盟友・光野有次氏が再計測しながら、特に「背もたれシート」を
彼の自作したナイフで大まかにカットしてくれました。
その風景を見詰めていたワイフが今度は、
彼のカットしたウレタンフォームを「カッターナイフ」で
もう一度、調整をしてカッティングし、再構成をしました。
このウレタンフォームが成しえてきたことはとても意義深いことでしたが、
この素材には経年変化が起こります。
私の作品でウレタンフォーム素材は海外の美術館では永久収蔵されません。
今、ようやく経年変化無し、硬さもコンピュータ制御可能で、
なおかつ人体内に設置してもOKの素材が出来ました。
これは3D-Printerで可能になってきた技術です。
これを3D-Printingと呼んでいますが、やがてこれまでの経年変化や
リサイクルに高コスト素材は無くなっていくでしょう。
HUSATやHCDでのとりわけデザイン医工学・デザイン看医工学の対象には、
新しい素材が適用されていくものと判断しています。
光野氏とワイフのおかげで、
変形してきた体型を矯正する車イスシートが幸運にも出来上がりました。
新しい素材での電動車イスデザインは、自分の役割になったようです。

*『3D-Printingの基本にもう一度戻るために』
*『日本戦略は二つある。3D-Printerと3D-Printing』
*『三つの革命・予測は当たっていた』
*『3Dプリンターブームは「軽薄な流行」にすぎない!』
*『なぜ、私がヘッドホンにこだわるのか』


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『熊本の草木鳥がレジリエンスのシンボルになる』


   


     6月 16th, 2016  Posted 12:00 AM



きわめて自分は焦っていました。
熊本地震の現地から、最も気にしていたのは身障者、車イスの人たちです。
やはり避難所には行きづらいという連絡がありました。
現地では終息しない2000回を超える地震。
崇城大学と九州大学に「レジリエンスデザインチーム」を
39大学が後方支援。
しかし、自殺者まで出ると「レジリエンス」そのものが崩れてくるのです。
そこで「負けるな!・泣くな!・生きるんだ!」という標語を思いつき、
早速、シンブルなキャラクターはすんなりと「くまモン」としました。
ところが認可は一ヶ月も先とのことです。皆が頼っているのです。
ならば、熊本のシンボル=楠・竜胆・雲雀に決定をし、
ビジュアル表現に入りました。
ところが若いデザイナーには、草木鳥の基本知識が大欠落。
美大同輩からは欅(自分は思い込んでいた)じゃない楠という指摘。
そういえば、欅と楠では木質も枝振りも全く異なります。
まして竜胆(スズラン)ともなると、
これは高山植物にまで登場する様々な種別があります。
竜胆を家紋にすれば歴史的な象徴の何を重要視しているかが明確です。
そして雲雀(ヒバリ)となればこの鳥は真っ直ぐと上昇して飛び立ちます。
この飛び方には飛翔前の小走り方と、天高くから垂直に降りますが、
実は地上に降りると、
下降地点からすぐに数十メートルを小走りしてしまいます。
美大時代に木質と木立はいっぱい写生をしてきました。
花にいたっては何種類の花を花弁や苞葉をデッサンしてきたでしょうか。
雲雀か雀か鶯かも最近では定かで無い装飾が氾濫しています。
これをデザインと言われるのは真っ平です。
少なからず、草木鳥にレジリエンスはありえません。
よって、熊本の元気のシンボルは、楠・竜胆・雲雀に、
ビジュアルデザインの基本を求めています。
熊本の現地で、負けそうになったなら、
このワッペン、あるいはビジュアルシンボルを
叩いてもらい自分を奮起してもらいたいのです。
これはレジリエンスデザインが果たせる役割だと考えています。

*『レジリエンスデザインは真正面で自殺と向き合う』
*『非常事態の準備は再考しなければならない』
*『勘違いディフォルメ写生は伝統では無い』
*『自然から学んだはずだった・・・のだが?』
*『扇子の季節、伝統センスが壊れ始めている』


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『デザイン対象となる医療関連の開発について』


   


     6月 14th, 2016  Posted 12:00 AM



確かに少子化と高齢社会に対して、
医療関連のデザイン開発は対象化できます。
自分のデザインも単なるIoTではなくて、
Internet of Medical Things=IoMeTを具体的に研究開発し、
コンシリエンスデザインの目標にしています。
したがって、この風潮が多少出てきたことも現実ですが、
余りに安易な開発の講座や、現実製品開発が進んできました。
しかし、医療用ということでは、
相当に難しい制度・基準から基礎知識が求められます。
まず、GMPという基準制度があります。
Good Manufacturing Practiceという無菌状態での製造生産があります。
現実商品でも、
食品や医療機器にはこの適合から違反しているモノもあります。
さらに薬事法なる制度が、
医療品だけにとても厳しい審査が待ち受けています。
このデザイン開発は
相当の知識が求められていることが忘れられています。
自分が最近、危惧していることは、たとえば、現実素材があるから、
その生産地場に医療産業を簡単に未来開発として目標化されることです。
特に、現実素材がそのまま医療用に転換できるわけがないということです。
医療用素材は専門メーカーによってと
大学の研究機関で相当に研究されています。
医科大学の医師からの要請だけに基づいた新産業の創成化は
とても困難だということです。
たとえば、現実の素材がそのまま医療用アイテムになることは
まずありえないことを明言しておかなければなりません。
すでに、たとえば手術しても体内留置可能な素材開発は
医療用として開発進化しているのです。
確実に、この医療開発デザインには、
医工連携では困難であることを主張し続けてきました。
医学系・工学系・看護系・保健学系を統合化できるデザイン系が
それこそ、コンシリエンスデザインとして可能になると
記しておかなければなりません。

*『デザインはすでにここまでが必然となっている』
*『仕分けされたプロジェクトの重要性から現政権を否定』
*『医薬品業界の誤った市場認識と経営方針・大錯誤』
*『スピーカー企業の社長は学者であった』
*『IoMeTのためのMedical LogとConnect nome』』


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