8月 11th, 2020 Posted 12:00 AM
8月11日 先負(丙戌)
『位相としてのデザイン』
すなわち、
流行的という文脈で
解釈されてしまう
「かたち」にも、
形式の認知が
容易になされたほどには
内容は理解されずに、
時代が廃棄する
デザインはあとをたたない。
artificial heart:川崎和男展
Tags: かたち, としてのデザイン, デザイン, 位相, 内容, 容易, 川崎和男のデザイン金言, 廃棄, 形式, 文脈, 時代, 流行的, 理解, 解釈, 認知
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1月 9th, 2020 Posted 12:00 AM

「新素材」を初めて知ったのは、私が音響設計に飛び込んでからでした。
いまでこそ、また一段とLPレコードプレイヤーがヒットしていますが、
そのカートリッジ=ヘッドシェル(=レコードシェルから音を入力)の
開発で「新素材」を使いました。
そこでは、軽量なことと周辺音響を取られないことを目指していました。
その当時は
マグネシュウム合金、チタチウム、カーボンファイバー、ボロンと
いった新素材がありました。
そして、今になってもまだまだ展開しきれていない、
ボロンの素材の可能性を追いかけています。
ただし、私の作品=商品であるカートリッジにはボロンを使用しています。
チタニウムは、私らしい車イスで実現を果たしました。
マグネシュウム合金は、GRiD社のラップトップで使用され、
MoMA(New York近代美術館)に
最初のパソコン収蔵作品としておさめられています。
車イスでとことん付き合ったチタニウムは、
製造から製品化、そして商品化までを十分に理解しています。
それでも、まだ製造的な問題を改善すれば、
その使用展開は拡大されると考えています。
* GRiD社=MoMAでの最初のパソコン
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4月 12th, 2019 Posted 12:00 AM

ディフューザー=Diffuserにはとっても興味があります。
と言っても、私の指すディフューザーには興味が無いと思います。
ほとんどの人は「何?」と聞かれます。
ディフューザーと言えば、
今では空気の清浄あるいはアロマに使われています。
正確に言えば、硫気である気体・液体のエネルギー運動を、
特に音速の場合は、まず狭くしてして
それが広くなる流路を作るためのモノなのです。
音響機器のスピーカーには、
背面の音圧を効果的に拡散させる事が出来、
これが役立つことが多いのです。
さすがに、これを駆使した設計を、
評価や理解することは音響評論家でも難しいと思います。
これはJBL4343 のモノですが、
EIZOで片側400ccの最小容量のスピーカーユニットで
最高の音響を可能にするために使ったことがあります。
まず、これだけのユニットでという難題だったのですが、
当時のBOSEその社長に話を聞いたことや、
JBL4343での体験があったので、実現可能でした。
これが「ナビエ・ストークス方程式」の、
一つの答えなのかも知れません。
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3月 27th, 2019 Posted 12:00 AM

昨年、10月13日にダンディズムとしてのオーディオ評論家、
その道を極められた菅野沖彦先生があの世に逝かれてしまったのです。
私は好き嫌いがはっきりとしています。
たくさんの評論家の中でも特に先生に傾倒していました。
東芝時代、若手のデザイナーとして私のデザインを、自社の営業より
評価、理解していただいた先生の期待に応えたいと通っていました。
オーディオ評論家という枠を超えて、
パイプ、西洋人形などの世界観を教えてもらいました。
菅野先生が提唱された「レコード演奏家」は必ず残っていくでしょう。
コンピューター雑誌に私は連載を2つ持っていました。
あるときに、新進のスピーカー企業に行きました。
前日には菅野先生からもアイディアをもらったことを聞き、
「S先生」とエッセイで、菅野先生との東芝時代の想い出を書いたところ、
「S先生」とは菅野先生のことではないかと、オーディオ雑誌の編集者、
M氏が、交通事故と東芝退社で、途切れていたご縁をつないでくれました。
先生の自宅にお邪魔しました。
懐かしい空間と、選び抜かれたオーディオから、
音響を何十年かぶりに体感しました。
ワイフは、息が出来ないという音質を感じ取りました。
そして、先生から、「レコード演奏家」として、
私を取り上げていただくことになりやはり部屋を改装し準備しました。
今では、この程度で?と、
残念なオーディオでありビジュアルの評論家が多いのです。
東芝時代には、まずは先生に試作を持っていき
なかなか通らない私のデザインを
東芝の偉いさんに先生から説得してもらいました。
無神論者である私ですが、
先生とこちらで再度会いたいと思っています。
*先生との対談
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6月 19th, 2018 Posted 12:00 AM
06月19日 仏滅(壬午)
夢をかなえる
「権利と義務」の関係は、
すでに理解していただいているだろう。
さらに、
「誠実であること」は、
この義務のうちの要である。
『プレゼンテーションの極意』「わがまま」と「誠実さ」
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4月 18th, 2018 Posted 12:00 AM
04月18日 大安(庚辰)
日本人の特徴をよく表す言葉として、
「以心伝心」というのがある。
つまり、言葉を交わさなくても、
たとえば目を見れば
相手の考えていることが
理解できるということだ。
会話がなくてもそこにいる皆が
共通して同じ考えを持ちあえる
というわけだ。
『プレゼンテーションの極意』「わがまま」と「誠実さ」
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4月 1st, 2018 Posted 12:00 AM
04月01日 大安(癸亥)
「発想・表現・伝達」の
統一感の取れた内容は、社会の理解を深め、
プレゼンテーターである企業に対して、
信頼感のある感情移入を
促すことにもなるのだ。
『プレゼンテーションの極意』「口説き」、それは三位一体
Tags: プレゼンテーター, 企業, 伝達, 促す, 信頼感, 内容, 川崎和男のデザイン金言, 感情移入, 理解, 発想, 社会, 統一感, 表現
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3月 19th, 2018 Posted 12:00 AM
03月19日 仏滅(庚戌)
誰しもが、
きっと一度は経験したことのある
恋愛感情を思い出すこと、
これが
プレゼンテーションの基本である
「発想・表現・伝達」の
一体性を理解する近道である。
『プレゼンテーションの極意』「口説き」、それは三位一体
Tags: プレゼンテーション, 一体性, 一度, 伝達, 基本, 川崎和男のデザイン金言, 思い出す, 恋愛, 感情, 理解, 発想, 経験, 表現, 誰, 近道
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3月 11th, 2018 Posted 12:00 AM
03月11日 赤口(壬寅)
発想、つまり「思いつき」は、
独りよがりになりやすい。
ましてや、
これまで誰も考えなかったような
斬新なことを思いついた場合ほど、
よほどうまく相手に伝えなければ、
理解は得られないものだ。
『プレゼンテーションの極意』「口説き」、それは三位一体
Tags: 伝える, 場合, 川崎和男のデザイン金言, 思いつき, 斬新, 独りよがり, 理解, 発想, 相手, 考え, 誰
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3月 8th, 2018 Posted 12:00 AM
03月08日 先負(己亥)
自分のアイディアを具現化するために、
もっとも的確な理由と説明を
わかりやすく解説することだ。
なんとか相手の理解を得ようと
説得することなのだ。
説得すること、
それがプレゼンテーションだ。
『プレゼンテーションの極意』「口説き」、それは三位一体
Tags: アイディア, プレゼンテーション, 具現化, 川崎和男のデザイン金言, 理由, 理解, 的確, 相手, 自分, 解説, 説得, 説明
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