9月 10th, 2013 Posted 12:00 AM
「March 11. 2011」は、私たちが天災と人災を識り尽くしました。
結果、「国土強靭化計画」には、多数の知識が集約しました。
すでにわが国の法整備の中にも知識理念の法律を構成しています。
私は、多分、祖国列島=国土を強靭化することが、
これだけの知の集積と集約は代表的一つの手がかりだと思います。
しかし、今や、明確になったのは、計画時間です。
それはオリンピック・パラリンピックまでの7年間です。
これは、毎年毎年の計画もありますが、私は以下三つを考えます。
・3年+4年計画
・2年+5年計画
・2年+3年+2年計画を私は進行設定計画ができます。
そして、こうした強靭化計画には机上的な論理がすぐに、
確信できますが、具現化手法として、
デザインが必要であるがゆえに、
再度、強靭化するという意味の再考察が求められると考えます。
私は、この計画に関わる法制定、知識・知性の集約から、
強靭化して継承していく方法を探し出していくべきだと考えます。
中心課題は、天災+人災=自然+技術の方向性でしょう。
単なる土木工学や交通工学と、自然放置の大問題が残っています。
この解決案を見いだすことはこれら資料からは不可能でした。
さらにクラウド感覚、空中資産と国土資産が情報で連鎖されます。
私流には、「物質としての国土性と情報性への想像力問題」です。
おそらくこれらの知的集約は物質的な国土性全て認識できますが、
情報性の進化は多分私たちの想像力を超えるものと考えます。
「物質・情報・エネルギー」をこの国家においても、
国土観全容に配置すれば、エネルギー問題では必ず、
大きな行き詰まりになることは明らかです。
時代性はすでに石油文明を終焉していますが、
それがそのままエコロジーで補完されるはずはありません。
この「国土強靭化デザイン」は未だに、
タブラ・ラーサ=白紙の状態でした。
すなわち、この白紙の余白にこそ「デザイン」の実務が
必要かつ充分条件として書き加えられるべきと考えます。
そして、今日は明確に開催地東京決定が、
大きな余白になり、デザインが要求されたと思っています。
デザインが入れば「しなやかさ」と「たおやかさ」になるでしょう。
Tags: 7年間, March.11.2011, エコロジー, エネルギー, エネルギー問題, オリンピック, クラウド感覚, タブラ・ラーサ, デザイン, デザイン手法, パラリンピック, 中心課題, 交通工学, 人災, 具現化手法, 国土強靭化デザイン, 国土強靭化計画, 国土資産, 土木工学, 天災, 情報, 想像力, 技術, 時代性, 東京しなやかさ, 法律, 物質, 知性, 知識, 石油文明, 祖国列島, 空中資産, 終焉, 自然, 自然放置, 解決案
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
7月 4th, 2013 Posted 12:00 AM
三つの大学院、「海洋デザイン戦略論」教育をしてきました。
私は同時に「Ship of the Year」審査委員も務めてきました。
7月2日は「Ship of the Year」審査発表会でしたが、
私はこの講義演習のプレゼン講評で、今年の講座は修了します。
5名づつ4チーム毎、自発アイディア提示による企画案です。
今年は、各チーム毎にそれぞれのテーマが異なりましたが、
・「メガフロート」=最小単位と港湾関係
・「新エネルギー」=潮力発電と蓄電や急速充電
・「海洋流通」=1万個の荷揚げシステム
・「海事関連工場計画」=日本独自の減災港湾工場
この4つが出てきました。
この講義演習は、私はデザインディレクションの立場で、
外部からはデザインマネージメントから「海洋デザイン戦略」を
講義するとともに、海事関連を企画とモデルづくりをします。
当然、モデルなどは未経験ですが、
簡単なペーパーモデルのつくり方を教えます。
チーム毎の会議には、教授側が参加して知識と経験を話します。
この授業も6年経てば、ある種の伝統と、
「デザイン」の本質は伝えられたと思っています。
デザイン=機能美や格好良さづくり以上=発想と問題解決が、
ようやく浸透したと思っています。
私は、この4つの2つが組み合わされば、もっと提案が進む、
そんな感慨を持ち続けました。
プレゼン講評には、大学側からも教授たちも参加します。
したがって、彼らは自分の知識がまだまだ未熟であり、
海事関連だけでは知識獲得になっていないことと、
デザインと設計やデザインが極めて広範囲であることを知ります。
「Ship of the Year」応募作では「勘違いされたデザイン」が、
まだまだあります。
単なるスタイリングだとか、機能美だとか人間工学などを
「デザイン」とか言い出す海事企業が本当に多いのです。
だから、私は彼らに言います。
これから「デザイン=問題解決実務」だという大学院卒がいると。
私は、もっと彼らに「海事デザイン」=「海洋戦略」を
審査委員として、デザイナーとして、年上として、大学人として、
もっともっと語り励ましたいと思っています。
Tags: Ship of the Year, アイディア提示, システム, スタイリング, デザイン, デザインディレクション, デザインマネージメント, プレゼン講評, ペーパーモデル, メガフロート, モデルづくり, 人間工学, 企画案, 伝統, 問題解決, 問題解決実務, 大学, 大学人, 大学院, 大学院卒, 審査委員, 審査発表会, 工場計画, 応募作, 急速充電, 感慨, 提案, 教授, 教育, 新エネルギー, 未熟, 本質, 機能美, 海事企業, 海事関連, 海洋デザイン戦略論, 海洋戦略, 海洋流通, 減災港湾工場, 港湾, 潮力発電, 発想, 知識, 経験, 蓄電, 設計, 講座, 講義演習
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
6月 19th, 2013 Posted 12:00 AM
この審査委員になってもう6年目です。
「Car of the Year」はとてもよく知られていますが、
船舶にもこうした船舶・造船生産への顕彰制度がありました。
正直なところ審査委員になるまで知りませんでした。
私の恩師・平野拓夫元金沢美術工芸大学学長が創設以来、
審査委員長を務めておられます。
私はグッドデザインでも船舶審査は知識も無く避けてきましたが、
「関西海洋教育アライアンス」で「海洋デザイン戦略論」を、
これも恩師からこの学会に「やらせるべき」とのことで、
最初は大変な思いで勉強もしましたが、今、大好きな分野です。
「戦艦大和」を造る程の国家でしたし、
日本は、造船では世界トップだと思ってました。しかし、
無念ながら、漁業産業にしても年間所得280万円程度であり、
ノルウェーの年間990万円と比べると、国家戦略が必要です。
だから、随分とこの日本が「海洋国家としての立場」は、
脆弱で弱々しくなってきています。
だから、私はなんとしても海事・港湾・船舶・造船は、
「デザイン戦略とデザイン必要」を訴求する立場と考えています。
ようやく、グランプリ選定でも議論が白熱してきましたが、
船舶造船業界での「デザイン認識」は30年遅れていると思います。
この3年ほどで、急速充電のハイブリッド船舶も出てきました。
しかし、わが「海洋国家」を取り囲む問題が山積しています。
わが国家が牽引してきた国際規格は日本不利に追い込んでいます。
また、ソーラーバッテリーとリチウム電池駆動や、
バリアフリー船舶の一般的な語り方にも、
私には科学的根拠不足、制度未完性を見抜くことができます。
私はなんとしても、造船業界に、
インダストリアルデザインを、
プロダクトデザインを、
デコレーション=デザインという認識を絶対に改めていただき、
次世代デザイナーも、デザイン教育界も、
「海洋デザイン戦略」を持ち込んで、
世界でトップ産業にするべきと考えています。
海賊がいて、サメと闘い、地球港湾や北極海の地球異変まで、
この産業界は「デザイン革新」されるべきだと主張しています。
Tags: Car of the Year, インダストリアルデザイン, グッドデザイン, グランプリ選定, ソーラーバッテリー, デコレーション, デザイン, デザイン必要, デザイン戦略, デザイン教育界, デザイン認識, ノルウェー, ハイブリッド船舶, バリアフリー船舶, プロダクトデザイン, リチウム電池, 世界トップ, 制度未完性, 勉強, 北極海, 国家, 国家戦略, 国際規格, 地球港湾, 地球異変, 学会, 審査委員, 急速充電, 恩師, 戦艦大和, 日本, 次世代デザイナー, 海事, 海洋デザイン戦略論, 海洋国家としての立場, 港湾, 漁業産業, 産業, 知識, 科学的根拠, 船舶, 船舶審査, 船舶造船業界, 議論, 造船, 関西海洋教育アライアンス, 顕彰制度
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
6月 5th, 2013 Posted 12:37 PM
6月5日壬寅(赤口)
知識の情報化とか、
情報の知識化ということを、
つきつめて考えていくと、
自分が携えてきた知識とは
どのようなものであったのだろうか、
ということにつきあたってしまう。
『デザインは言語道断』知行
目次を見る
6月 4th, 2013 Posted 12:36 PM
6月4日 辛丑(大安)
知識とは、
こういう共有しやすい感情が
ベースにあるのかもしれないと
思うことがしばしばである。
いうなれば、
知識とは実に自分勝手な
情報処理なのかもしれない。
『デザインは言語道断』知行
目次を見る
5月 26th, 2013 Posted 12:28 PM
5月26日 壬辰(友引)
真実に至るということは、
本来は不可能だろう。
それでも、
真相を確かめる「知識」への
致知ということは
十分にあり得ると考える。
「変」なことの真相を確かめる
致知の手法を体力とともに
身につけていたい。
『デザインは言語道断』趣致
目次を見る
5月 23rd, 2013 Posted 12:00 AM
スプーンなどの単純な形態、
実際のスプーンデザインはとてもむずかしいと思っていますが、
これが3Dプリンターで造れるということで未来の工場になる、
というのが大誤解です。
これは実際にデザイナーがモックアップモデルというより、
プラスチックであれ、金属であれ、
この装置が低価格になれば、誰もがデータで自宅でも使えます。
しかし、まだ、正確なモデルや資料などは高価です。
確かに、廉価な装置を「技」ある人物なら可能です。
私のクラインボトルは、どこまで複雑なことが可能だろうか、
こんなことを試している状態です。
ところが、最近では3Dプリンターブームです。
確かに、TV報道でも「銃器」もテーブルの上の廉価な装置で、
簡単に造れるとか言われていますが、
これにはまだまだ「技」形成していく基本を知ることが大事です。
行政や大企業研究所、大学まで、ほとんど予算消化で購入。
けれどもほとんどが「動いていません」。
私は、まだいくつかの問題があると思っています。
廉価な装置にまでなりましたが、
それには、まず「光造形」を知っておくべきだと思います。
そして素材の問題もあります。
金属などは限度と知識、そしてデータ作成と造形「技」です。
確かに、デザイン部門でこの装置をモックアップ化はできます。
上部写真はヴァーチャルにイメージ造形をそのままセット。
下部では、装置が駆動=この装置はまだ個人所有は困難ですが、
3Dプリンターでスプーンが出来ています。
でも、大きな問題はまだ、サポートからモデルを外しても、
その剥離溶剤は産業廃棄物であり、
業者に廃棄をまかせることになります。
これは大きな問題ですから、
自宅使用でもまだ社会システムにはなっていません。
私は、せめてこのサポート剥離の問題は光造形でも問題です。
光造形も3Dプリンターも、確実に、未来工場では、
最高速で、サポートの自由度があり、
結局は成型後の後処理を安全で完全にしていくことが基本です。
3Dプリンターで「何をつくるか?」というよりも、
この装置が日常的な備品になっていくための社会環境、
この改変によって「新しい革新的な未来」があるでしょう。
Tags: 3Dプリンター, TV報道, ヴァーチャル, クラインボトル, サポート, スプーン, データ, デザイナー, ブーム, プラスチック, モックアップモデル, モデル, 予算消化, 低価格, 備品, 光造形, 写真, 剥離溶剤, 単純, 問題, 基本, 大企業研究所, 大学, 大誤解, 廉価, 形態, 後処理, 技, 日常的, 未来の工場, 正確, 産業廃棄物, 知識, 社会環境, 素材, 自宅, 行政, 装置, 複雑, 資料, 金属, 銃器, 限度, 革新的な未来, 高価
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
12月 19th, 2012 Posted 12:00 AM
私は基本的に、予定調和論などは信じません。
しかし、統計的な崩壊の予測は
それなりの実感が重なればそうかもしれない、と思います。
私自身、大学に関わってきました。
大学人になって17年、名古屋市立大学と大阪大学でその立場になりました。
それ以前は、
母校やその他の大学で非常勤講師や客員教授を務めてきました。
幸いなことは、どの大学にしろ、
それなりの能力評価を受けて入学してきた学生ゆえに、
基本学力的なことではまったく心配はしませんでした。
しかし、精神的なことや高校時代までには知識というより、
常識的なことを知る学生は年々減少、
若者能力が低下していることは否めません。
そして、大変な教授の苦労は学生たちの就職問題です。
その時期、その時代の経済的な動向を就活ではまともに受けていることや、
企業の人事採用にあきれることも随分とありました。
日本の企業力の低下傾向やサラリーマン社会となっている
大企業の実態を知ることで、
わが国の国力の低下を直視することが数多くありました。
さて、問題はもう「少子化」影響が明確に現れてきています。
今年は、大学就学生が180万人だったと聞きます。
ところが、2018年には108万人となると、
特に私立大学の倒産が一挙に起こるという予測があります。
もっとも、大学レベルの設定が、私にはよくわからない偏差値で、
偏差値40というのは、高卒能力すら備わっていないはずですが、
大学への就学希望は年々高まっていて、
そのランクの大学48%は、学生が集まらないだろうとさえ言われています。
今、小中学校の一学年が平均120万にしかいないわけですから、
この「少子化」は、日本の大学制度から破綻していくのでしょう。
私は、47歳で大学人になり、「大学設置委員会」での教授資格は
名古屋市立大学に博士後期課程設置に関わることで、
大変に厳格な資格審査を受けました。
その厳密な厳しさが大学制度にあることは容認しますが、
商業主義的に「私立大学」が設置されてきたことは、
あまりにこの「少子化傾向」を見過ごしてきた官僚や
審議委員のいい加減さは罰せられるべきでしょう。
こんな人が審議委員だと随分見てきました。
2018年、私は大学崩壊を目の当たりに傍観していることでしょう。
なぜなら、私はその時、69歳になっています。
日本の大学は「制度」根本が変革される時期到来だと思います。
Tags: 17年, 2018年, 69歳, サラリーマン, 企業力, 博士後期課程, 名古屋私立大学, 商業主義, 基本学力, 大企業, 大学人, 大学制度, 大学就学生, 大学設置委員会, 大阪大学, 客員教授, 小中学校, 少子化, 就職問題, 日本, 母校, 知識, 精神, 能力評価, 資格審査, 非常勤講師, 高卒能力, 高校時代
Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
11月 27th, 2012 Posted 12:00 AM
24年前のプロジェクトが出てきました。
当時すでに、
「ブランド・アイデンティティーから具体的製品開発」までを
終えていました。
したがって、製品が商品になっていれば、
そっくりなモノづくりメーカーが、今、現存している有様です。
そこで、北陸・福井は「羽二重産地からポリエステル、
そして今では、産業資材まで」の織物産地になっています。
しかし、私は、「モノづくりの時代は終わった」ということから、
ふるさとの織物を再生というより国際的に創成したいと考え、
「青年部会」を中心にまず、勉強会をスタートしました。
製品・商品・企画・計画・情報・サービス・ブランドなどが
今でも企業戦略の金科玉条に語られます。
しかし、これ自体がとても耐えがたき「時代遅れ」であり、
「国際競争に勝つ戦略は○○○○○戦略(まだ?)」として
織物業界にその根付けを始める覚悟と決意と所存です。
そしておそらく、
この○○○○○戦略がわが国のあらたな産業経済創成にしてみせます。
画像は24年前には、
ブランド情報化にはこうしたイメージ写真撮影まで準備していました。
1時間半の講演後、青年部会のみんなと食事をしながら、
彼らの気持ちの中に入っていくことができたと思っています。
また、かってこれをともに関わってくれていた元スタッフは、
地元のTV局では企画職部長になっています。
少なからず、24年前のアイディアは間違ってはいませんでしたが、
今や、もう一度、時代を未来に向けて読み直しをし、
しかも、阪大やその他の大学でもこの○○戦略論と、
その具体的な論理と実務方向を教えています。
それは、私自身がデザイナーになって以来、
時代とともに、社会情勢を読み切ってきた私の直観であり、
かつ、私の「野生の思考」そのままなのだと思っています。
子どもの頃、織物産地には織機の機織り音が木霊するぐらいでした。
私がUターンした時にもすでに機織りの音は無くなっていました。
だから、当時の若い30代感性は、こうしたイメージを拡大して、
今をも見通していたことは事実です。
それから、さらに私は職能家としても経験と知識は増大しました。
したがって、私にとっても
最期のふるさと織物産地への提案を残しておきたいと考えています。
「織物・編物・不織布・まだ実現されていない
新素材のファブリックに未来のふるさと」、
これを必ず実現させるデザイン実務を果たす所存です。
Tags: 30代, アイディア, サービス, スタート, デザイナー, ファブリック, ブランド, ブランド・アイデンティティー, ブランド情報化, ふるさと, プロジェクト, ポリエステル, モノづくり, モノづくりの時代は終わった, 不織布, 企画, 勉強会, 北陸, 商品, 国際競争, 情報, 感性, 新素材, 時代遅れ, 産業資材, 知識, 福井, 経験, 編物, 織物, 織物産業, 羽二重産地, 製品, 計画, 野生の思考, 阪大, 青年部会
Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
11月 25th, 2012 Posted 12:00 AM
三つ目の波が「情報革命」でした。
その革命によって、
「情報化」・「情報」はNetworkによって繋がっています。
もっとも具体的なNetworkは、「インターネット」であり、
それはwww-server、
あるいはName Domain Systemとして地球に覆い被さっています。
1970年代から、今日の情報社会までの急激な変貌は、
私たちの意識まで変えてしまいました。
結果が、端的に
「情報=知識・意識・諜報・案内」というコンテンツとして、
私たちはもう一つのコミュニケーション方法として手に入れてきました。
しかし、功罪相半ばを認めておかなければなりません。
おそらく、世界中の人が毎日、
電子メールを読み、インターネットにアクセスしています。
「ユビキタス」時代は、すでに「クラウド」時代に突入しています。
そして、その基盤であるデジタル処理が、
Serverによって、管理と運営と維持されています。
私はその基本程度は常識として知っておいてほしいと思っています。
数年前に私はコンピューター企業の代表的企業後援の講演で
「コンピューターが消える日」を通告したことがあります。
その時以来、よく質問をします。
「サーバーって何種類あるのだろうか?」、と。
大学院生ですら知りません。
すでに彼らは幼少の頃にはもう日常生活にパソコンは存在していたのです。
私が、ここに掲げているサーバーには、それぞれの役割があります。
せめて、その役割程度は常識にしておいてほしいと思っています。
なぜならば、
私がこのところ
「記号」・「記号化」・「記号学」・「記号論」を持ち出しているのも、
実際は、自分をパソコン能力に喩えれば、
自分の脳内にこの五つのサーバーが、
その人の能力そのままのスピードとメモリーで構成されているからです。
「頭の回転が速い」とか、「知識の箪笥引き出しが多い」というのは、
まさにサーバーになぞらえることが可能です。
それは、あなた自身のイメージのサーバーも、
この五つに必ず分類することができるでしょう。
なぜなら、私たちが共有しようというイメージが「記号」であり、
その「記号」の存在野=存在装置がサーバーだと言ってもいいからです。
Tags: Domain Name System, Network, www-server, インターネット, クラウド, コミュニケーション, コンテンツ, コンピューターが消える日, サーバー, サーバー情報, スピード, デジタル, パソコン, メモリー, ユビキタス, 三つ目の波, 地球, 常識, 情報, 情報化, 情報社会, 情報革命, 意識, 方法, 案内, 知識, 管理, 維持, 脳内, 記号, 記号化, 記号学, 記号論, 諜報, 運営, 電子メール, 革命
Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る