11月 13th, 2016 Posted 12:00 AM
日本のデザイン界は、無念ながら見過ごせない盗作問題、
その根底にはジェネリクデザイン?なるデザイン教育はあきれ果てました。
そしてデザインイベントでの人災事故にまで至りました。
このイベント以前の「Design Saturday」には自分も参加しましたが、
米国デザイン界から、若手デザイナーには物真似が多いと言われました。
その後「Tokyo Design Week」には、G マーク審査委員長として
次期審査委員長とそのイベントに出講したこともあります。
しかし、その時の(喧嘩?)以来、傍観者に徹することにしました。
後輩達が参画して事務局とトラブった話も随分ありました。
そしてこの極めて過剰な商業主義は人災大事故になりました。
オリジナルデザイン無視があり、デザインへの誤解は、
「たかがデザイン」なんてという風潮にまで及んでいます。
これはデザイン対価を怪しくしてしまい、
一般的なデザイン認識不足が起こってしまっています。
その大きな理由は、未だに日本独自の思考理念を失っていることです。
「デザイン思考」=Design Thinkingはブームとなり、
デザイナーの発想への大きな勘違いになりました。
キーワードとして「イノベーション」もその結果となって、
「IoT」・「Big Data」・「AI」・「ロボット」・「3Dプリンター」など、
全てが輸入されたものの引用どころか、
私の判断では独自性を置き忘れた盗用にかき回されているとさえ考えます。
自分には、3.11で破壊されたわが国あって、
大阪大学は「懐徳堂」から「適塾」という身分制度にたちむかった寺子屋、
それは安政の大獄にまで繋がっている歴史をもっています。
大阪大学は「コンシリエンス・デザイン」を日本からの発想として、
問題解決・価値創出・未来創成の実務手法に至りました。
その講座として今年度からは「KK適塾」という名称で、
次世代に向かって、「学術+芸術・理系+文系の統合化」から、
「コンシリエンスデザイン」・「レジリエンスデザイン」を
国外のデザイン界に向けて発信していきます。
* 『コンシリエンスデザインをともかく訴求!』
* 『美しさの判定は言語判定での倫理に宿っている。』
* 『ジェネリックデザインは模倣=犯罪である!』
* 『日沈む景観であっても景気はデザインが主導する』
* 『1800年代安政の頃・「適塾」を最も語り継ぎたい』
Tags: .11, 3, 3Dプリンター, AI, Big Dat, Design Saturda, Design Thinking, G マーク審査委員長, IoT, KK適塾, Tokyo Design Week, たかがデザイン, イノベーション, イベント, オリジナルデザイン, キーワード, コンシリエンス・デザイン, ジェネリクデザイン, デザインイベント, デザインサタデー, デザイン対価, デザイン思考, デザイン界, トラブった, レジリエンスデザイン, ロボット, 事務局, 人災, 人災大事故, 価値創出, 傍観者, 問題解決, 大阪大学, 学術+芸, 安政の大獄, 実務手法, 寺子屋, 引用, 後輩, 懐徳堂, 未来創成, 次期審査委員長, 物真似, 理系+文系, 発信, 発想, 盗作問題, 統合化, 誤解, 講座, 身分制度, 輸入, 適塾
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6月 16th, 2016 Posted 12:00 AM
6月16日 仏滅(己巳)
発想のための
その知識は科学にある。
鉱物学であり、
自然学であった。
だから、
コンシリエンスという
統合化する造語が出来ている。
川崎和男の発想表現手法
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6月 14th, 2016 Posted 12:00 AM
確かに少子化と高齢社会に対して、
医療関連のデザイン開発は対象化できます。
自分のデザインも単なるIoTではなくて、
Internet of Medical Things=IoMeTを具体的に研究開発し、
コンシリエンスデザインの目標にしています。
したがって、この風潮が多少出てきたことも現実ですが、
余りに安易な開発の講座や、現実製品開発が進んできました。
しかし、医療用ということでは、
相当に難しい制度・基準から基礎知識が求められます。
まず、GMPという基準制度があります。
Good Manufacturing Practiceという無菌状態での製造生産があります。
現実商品でも、
食品や医療機器にはこの適合から違反しているモノもあります。
さらに薬事法なる制度が、
医療品だけにとても厳しい審査が待ち受けています。
このデザイン開発は
相当の知識が求められていることが忘れられています。
自分が最近、危惧していることは、たとえば、現実素材があるから、
その生産地場に医療産業を簡単に未来開発として目標化されることです。
特に、現実素材がそのまま医療用に転換できるわけがないということです。
医療用素材は専門メーカーによってと
大学の研究機関で相当に研究されています。
医科大学の医師からの要請だけに基づいた新産業の創成化は
とても困難だということです。
たとえば、現実の素材がそのまま医療用アイテムになることは
まずありえないことを明言しておかなければなりません。
すでに、たとえば手術しても体内留置可能な素材開発は
医療用として開発進化しているのです。
確実に、この医療開発デザインには、
医工連携では困難であることを主張し続けてきました。
医学系・工学系・看護系・保健学系を統合化できるデザイン系が
それこそ、コンシリエンスデザインとして可能になると
記しておかなければなりません。
*『デザインはすでにここまでが必然となっている』
*『仕分けされたプロジェクトの重要性から現政権を否定』
*『医薬品業界の誤った市場認識と経営方針・大錯誤』
*『スピーカー企業の社長は学者であった』
*『IoMeTのためのMedical LogとConnect nome』』
Tags: GMP, Good Manufacturing Practice, Internet of Medical things, IoMeT, IoT, コンシリエンスデザイン, デザイン, デザイン系, デザイン開発, モノ, 主張, 体内留置, 保健学系, 具体的, 制度, 創成化, 医学系, 医工連携, 医師, 医療, 医療品, 医療機器, 医療産業, 医療用, 医療用アイテム, 医療関連, 医科大学, 単, 危惧, 厳しい, 可能, 商品, 困難, 基準, 基準制度, 基礎知識, 大学, 安易, 審査, 対象化, 専門メーカー, 少子化, 工学系, 手術, 新産業, 明言, 最近, 未来開発, 無菌, 無菌状態, 現実, 現実商品, 現実製品, 生産, 生産地場, 目標, 目標化, 相当, 看護系, 知識, 研究, 研究機関, 研究開発, 確実, 簡単, 素材, 素材開発, 統合化, 薬事法, 製品, 製造, 製造生産, 要請, 講座, 転換, 違反, 適合, 開発, 開発進化, 難しい, 風潮, 食品, 高齢社会
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5月 11th, 2016 Posted 12:00 AM
これは現在整理中の動物実験の結果写真です。
あくまでもこれはデザイナーとしての活動。
デザイナーにとって、これまでは動物実験にまで臨むというのは
デザイン活動とは考えられてきたことではありませんが、
「医工連携」での開発では決してその成果は実現されておらず、
流行の「デザイン思考」も間違いであると主張してきました。
「コンシリエンスデザイン」と「看医工学」を結びつけて
全く新しい医療機器を開発してきたために、
医学・看護学・保健学・工学、これらの統合化こそ、
デザインがその主導権をもって進行させるということでは、
この動物実験そのものにデザイナーが加わるというより、
実験そのものを再デザインする立場にあるということです。
まず、動物実験のシステムさえ、
この分野にはまったくデザインは立ち入ってきませんでした。
では、「医工連携」と言ったところで、
工学的なアイディアも、まず、生体=動物上での
確認が必要です。
生体上での「安全性・確実性」が証明されて、
医学的証明=エビデンスになり、生体としての人体での効用性が
やっと明確になるということです。
そのためには「コンシリエンスデザイン看医工学」が不可欠という
実務的な具現化された医療機器が登場するということになります。
かつても、こうした研究成果を国際コンペに提示したことがありますが、
「難しい」とかの理由で受賞出来なかった時に、
デザインが未だにデザイン自身が解法されていないと、
自分は明確に自覚しました。
よって、この動物実験からの「デザインによるモノづくり」を
ようやく公表することが出来そうです。
*『「パラシリエンスデザイン」でのプライミング効果予測』
*『デザインは問題解決の手法であると再度主張』
*『看医工学へのレジリエンスからコンシリエンスデザイン』
*『ベクトル論理では「何がデザインか」となる』
*『商品である「デザイン思考」は経営論にすぎない』
Tags: アイディア, エビデンス, コンシリエンスデザイン, コンシリエンスデザイン看医工学, システム, デザイナー, デザイン, デザイン思考, デザイン活動, モノづくり, 不可欠, 主導権, 主張, 人体, 保健学, 公表, 具現化, 再デザイン, 写真, 分野, 効用性, 動物, 動物実験, 医学, 医学的, 医学的証明, 医工連携, 医療機器, 受賞, 国際コンペ, 安全性, 実務的, 実現, 実験, 工学, 工学的, 必要, 成果, 提示, 整理中, 新しい, 活動, 流行, 現在, 理由, 生体, 生体上, 登場, 看医工学, 看護学, 研究成果, 確実性, 確認, 立場, 結果, 統合化, 臨む, 自覚, 自身, 解法, 証明, 進行, 開発, 間違い, 難しい
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4月 26th, 2016 Posted 12:00 AM
看医工学の設定は「医工連携」では無理という判断があります。
そして流行の「デザイン思考」でも「医工連携」は
無理という極めて正確な論理思考があります。
そこで「コンシリエンスデザイン看医工学寄附講座」が
阪大大学院医学系研究科に設置されました。
コンシリエンスデザインの具体的な対象は
「完全無菌」と「抗体保健」をデザインで実務化することでした。
しかも医学・工学・看護学・保健学をデザインは統合化します。
「完全無菌」とは、まさに、花粉症・アトピー・アレルギー体質、
最近ではインフルエンザはじめパンデミックの襲来などから
人間を解放することです。
しかし、無菌:germfreeだと、人間の体質は抗体性を失っていき
無菌であればあるほど弱体化してしまいます。
そこで抗体 : antibodyを保健で強化するような、
生活環境をデザインすることがテーマです。
まず、コンシリエンスデザインの展開には、
メタシリエンスデザインとしてのパリティの対称性に対して、
レジリエンスデザインとしての保健環境に対する強靱さを養い、
結果、無菌化する環境に対してGMP : Good Manufacturing Practiceや、
新素材、深紫外線・遠赤外線・超音波は勿論、最新的な再生医療など、
パラシリエンスデザインでのプライミング効果を狙っています。
*『コンシリエンスデザイン看医工学の危機解決対象・MERS』
*『何がデザイン思考かは終わったのだ』
*『安全と安心・防災と防犯は学際化デザインになる』
*『流行の根源である伝染病は人類の破滅道理なのか』
*『毎日の喧嘩相手は薬だ、日常的な自分との喧嘩でもある』
Tags: antibody, germfree, GMP, Good Manufacturing Practice, アトピー, アレルギー体質, インフルエンザ, コンシリエンスデザイン, コンシリエンスデザイン看医工学寄附講座, テーマ, デザイン, デザイン思考, パラシリエンスデザイン, パリティ, パンデミック, プライミング効果, メタシリエンスデザイン, レジリエンスデザイン, 人間, 体質, 保健, 保健学, 保健環境, 具体的, 再生医療, 判断, 医学, 医学系研究科, 医工連携, 大学院, 完全無菌, 実務化, 対称性, 対象, 展開, 工学, 弱体化, 強化, 強靱, 抗体, 抗体保健, 抗体性, 新素材, 正確, 流行, 深紫外線, 無理, 無菌, 無菌化, 環境, 生活環境, 看医工学, 看護学, 統合化, 花粉症, 襲来, 解放, 設定, 設置, 論理思考, 超音波, 遠赤外線, 阪大
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4月 18th, 2016 Posted 12:00 AM

美大でデザイナーの教育を受けた自分にとって、
デザイナーにはデザイン技法の習得が絶対的な身体技命令でした。
社会人デザイナーとしては企業で、その身体技をさらに研磨され、
それ以上にモノづくりの技術と営業を仕込まれました。
やがて、国内外でそれなりのデザイン活動をしてきました。
大学人として、産業美術学科から芸術工学科へ、
デザイナーとして、時代と社会対応は、文理と学術・芸術の統合から
自分のデザイン領域を、大きく4つ生み出しました。
デザイン理工学・デザイン医工学・デザイン文理学、そしてデザイン政経学
幸いにして総合大学ではこの統合化を成し遂げることで、
産業・技術・環境・文化が明確に見えていました。
ところが、March.11 2011の天災と人災は、
さらにデザイン領域での目標と目的を詳細化してくれたのです。
それは、「安全」・「安心」・「防災」・「防犯」でした。
この四つを産業・技術・環境・文化に再配置するには、
文科系+理科系と学術系+芸術系を組み込まなければならないと気づき、
かつて「コンシリエンス」と「レジリエンス」を問いかけたことば、
それこそ「コンシリエンスデザイン」を定義化する必然性ができました。
すでに、美大系・工学系・教育系ではデザイナー養成は困難を知り、
世界や、地球、これからの社会や時代が、
デザイン、デザイナーへと要請する実務が見えてきたのです。
あらためて「コンシリエンスデザイン」が
「安全」・「安心」・「防災」・「防犯」を創出すると確信しています。
*『何がデザイン思考かは終わったのだ』
*『危機解決学としてのコンシリエンスデザイン』
*『自分に何ができるかという死生観』
*『コンシリエンスとレジリエンス』
*『「ふだん」・「まさか」安全と安心は相対的でしかない』
Tags: March.11.2011, ことば, そしてデザイン政経学, コンシリエンス, コンシリエンスデザイン, デザイナー, デザイナー養成, デザイン, デザイン医工学, デザイン技法, デザイン文理学, デザイン活動, デザイン理工学, デザイン領域, モノづくり, レジリエンス, 世界, 人災, 企業, 再配置, 創出, 営業, 困難, 国内外, 地球, 大学人, 天災, 学術, 学術系+芸術系, 安全, 安心, 定義化, 実務, 工学系, 必然性, 成し遂げる, 技術, 教育, 教育系, 文化, 文理, 文科系+理科系, 時代, 環境, 産業, 産業美術学科, 目標, 目的, 研磨, 確信, 社会, 社会人デザイナー, 社会対応, 統合, 統合化, 絶対的, 総合大学, 美大, 美大系, 習得, 芸術, 芸術工学科, 要請, 詳細化, 身体技, 身体技命令, 防災, 防犯
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2月 15th, 2016 Posted 12:00 AM

「KK塾」第5回目は、建築家・内藤廣氏を講師に開催。
彼は極めて温厚で交友関係においても幅広い人格者です。
しかし、国立競技場のコンペでは副審査委員長でしたから、
あの大変な審査混乱では、立場上その調整役に回されていました。
しかも東大名誉教授・元東大副学長という役回りで「体制側の代表役」、
まずこの「権力者」=友人を失ったという告白も聞いていました。
それは「権威と権力のシンボル」に彼はなっていました。
私は親友の一人として、彼が東大教授であり、
国政サイドの権力者扱いの彼個人の苦悩を身近に見てきました。
この混乱状況に追い込まれながらも非難されながらも、
彼が苦渋の決断をあえて選んだことを見てきた一人として、
周辺のアンチ派や擁護派ともどもを平準化してみてきたつもりです。
それ以上に、
彼との友情はあくまでも「デザイン才能者」関係で講師を依頼しました。
彼は「1960年に戻らねば」・・・という彼自身の問いかけから
彼の講演は多岐にわたって芸術から憲法までの展開を見せてくれました。
「もう一度日本は1960年代に戻らねば・・・」に
私は真っ向から、
「それはロマンでしかないこと」、建築家とデザイナーを対立させました。
その根幹は、
彼が大学人として、東大の土木工学・建築学・都市工学を
「デザイン」で統合化した最初の人物であり、
私がGマーク審査委員長時代に、
彼を次期審査委員長候補として意識していました。
ただし、
彼には「デザインとは何か?」があり、
私には「何がデザインか?」の対比構造化を対立させました。
彼との対談を初めて公的に見せたことでした。
その興味は確実に会場には満ちていたと思います。
それはこの講演後には、
私と彼を久々に招いてくれた世界的グラフィックデザイナー
「サイトウマコト」の存在があったからです。
すっかり国際的な画家となっている野性的なサイトウマコトは、
私にも内藤廣氏にも
「猛獣的かつ辛辣な専門主義破壊」を二人にぶつけてくれました。
「そんなことはゴミだ!クズだ!」と断言する闘いを
世界相手にサイトウマコトはしていました。
また私が3.11と向き合った最初に
土地主義・土木主義の国政問題を教えてくれた
唯一の専門家は内藤廣であったからです。
なんといっても、
彼はいつも私の闘争を受け止めてくれています。
おそらくこの友情は持ち続けていくでしょう。
Tags: 1960年, 3.11, Gマーク審査委員長, KK塾, アンチ派, クズ, コンペ, ゴミ, サイトウマコト, シンボル, デザイナー, デザイン, デザインとは何か?, デザイン才能者, ロマン, 世界, 世界的グラフィックデザイナー, 交友関係, 人格者, 人物, 代表役, 会場, 体制側, 何がデザインか?, 依頼, 個人, 元東大副学長, 公的, 内藤廣, 副審査委員長, 友人, 友情, 名誉教授, 告白, 周辺, 唯一, 問いかけ, 国政サイド, 国政問題, 国立競技場, 国際的, 土地主義, 土木主義, 土木工学, 多岐, 大学人, 存在, 審査混乱, 対比構造, 対立, 対談, 専門主義破壊, 専門家, 展開, 幅広い, 平準化, 建築学, 建築家, 役回り, 意識, 憲法, 擁護派, 断言, 時代, 東大, 根幹, 権力, 権力者, 権威, 次期審査委員長候補, 混乱, 温厚, 猛獣的, 画家, 相手, 確実, 立場, 第5回, 統合化, 興味, 芸術, 苦悩, 苦渋, 親友, 調整役, 講師, 身近, 辛辣, 都市工学, 野性的, 開催, 関係, 闘争, 非難
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12月 27th, 2015 Posted 12:00 AM

学術と芸術が分離あるいは分担されてきた教育、
このわが国の教育システム・制度の歴史はとても長いと思います。
幸いにして、私は学術と芸術、それも芸術に派生してきたデザインを学び
プロのデザイナーになることが出来ました。
人はいずれ長じれば自分の職能的な経験値を伝える使命と義務があります。
このことは、すでに大学の恩師達には分かっていたのかも知れません。
私が想像もしていなかった交通被災で車イス生活を余儀なくされた時、
恩師たちからは、大学に戻れと言われ、その大学を辞した時には、
別の大学で、教育系では情報デザインとデザインを、建築系でもデザイン、
こうした教育側の訓練を受けていたのでしょう。
私が大学人を選んだ時には、「やっとその気になったか」と納得を受け、
大学人とデザイナーとして今日を迎えています。
そして、芸術と学術、文系と理系の融合化統合化によって、
私は「コンシリエンスデザイン」と「レジリエンスデザイン」を知り、
デザインを看医工学に焦点化した時には、
学域のデザインは人間の社会と時代、生涯に向かいました。
結果、健康と福祉は「命」=生きることを支えることを明確にしました。
これは私が芸術=美術大学時代の教授達が今なお私に、
プロとしてのデザイナー、その経験に基づく新たなデザイン、
その手法を発見させて、次世代への教育目標を創らせたのでしょう。
私は素直にニュートン的なベクトルの合力によって、
作用点に人間の思考・知識を置いて、その合力が人間に向かえば、
明らかに、健康と福祉が命を支えていること、
この支援力には、
レジリエンスという、例えば自然や社会からの
抑圧に抵抗する力をレジリエンスデザインとし、
レジリエンスデザインを充分に知り尽くしているからこそ、
コンシリエンスデザインが人間の支援力になるということを
明確に確認させてくれているのです。
学力・デザイン力を「コンシリエンスデザイン」とし、
まして私は、身体障害者であり心臓障害者ゆえに
「命」とデザインの関係を相反させて伝えていく使命と義務があるのです。
そして、すでに、このニュートン的な力、合力だけではなくて、
量子力学的な相互作用的、重力的、電磁力的な隠喩としての
新たな「コンシリエンスデザイン」を定義して、
次世代デザインを提唱していくことになるでしょう。
Tags: コンシリエンスデザイン, デザイナー, デザイン, ニュートン的, プロ, ベクトル, レジリエンス, レジリエンスデザイン, 交通被災, 人間, 余儀, 作用点, 使命, 健康, 分担, 分離, 制度, 力, 合力, 命, 国, 大学, 大学人, 学域, 学術, 建築系, 心臓障害者, 思考, 恩師, 情報デザイン, 想像, 手法, 抑圧, 抵抗, 提唱, 支援力, 教授達, 教育, 教育システム, 教育側, 教育目標, 教育系, 文系, 新たなデザイン, 時代, 次世代, 次世代デザイン, 歴史, 派生, 焦点化, 理系, 生きること, 生涯, 発見, 相互作用的, 相反, 看医工学, 知識, 社会, 福祉, 納得, 素直, 経験, 経験値, 結果, 統合化, 美術大学時代, 義務, 職能的, 自分, 自然, 芸術, 融合化, 訓練, 身体障害者, 車イス生活, 重力的, 量子力学的, 隠喩, 電磁力的
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8月 28th, 2015 Posted 12:00 AM

私は危機解決学としての実務デザインとして、ここから開始しています。
私は生きていくことを、
いやそれだけを懸命に考えていたのは青春から壮年期でした。
今や、人間が生きていくことが死んでいくこと、
このことが老年期になると日常的に思い至ってしまいます。
最も、私は28歳で交通被災、45歳で心臓障害、62歳で敗血症ですから
よくもまだ生き延びていると思います。
確か、28歳で交通被災したとき、心無いドクターは私に、
「君は40歳が限度、ほら統計でも明らかでしょう」と言われました。
ところが気づいたら40歳になり、Apple社でコンサルタントでした。
63歳で阪大を定年退官して、
ひたすら、March 11.2011・東日本大震災へのデザイン復興策を
デザイン中心主義で考えついたのは、
「最悪な状態」に対してそのデザインは?
いや、何が最悪な状態へのデザインか、でした。
その根本は、「生き延びる」ことです。
確実に日本での犯罪は減少していますが、最近の殺人事件では、
まだ13歳程度の中学生が殺されます。
私は「コンシリエンスデザイン看医工学」で、学際の統合化を
四つの解決学にむけたデザイン、その具体化に取り組んでいます。
防犯・防災・安全・安心への実務的デザインの具現化です。
特に、防犯では、もっと確かな監視カメラや、犯罪者への管理です。
すでに首都直下型地震も予測値が具体化されてきたと思います。
感染症の増大も日々高まってきています。
危機管理学では机上の論理に終わるでしょう。
それなら、「最悪な状態」=生き延びることへのデザイン提案です。
ただ残念なことは、なかなかこの問題解決にデザインをという、
次世代デザイナーが本当に少ないことです。
もうサラリーマン化している企業病のエンジニアもデザイナーも不要。
私は「最悪な状態」にデザインを賭けてくれる次世代デザイナーを
真剣に求めています。
Tags: 13歳, 28歳, 40歳, 45歳, 62歳, 63歳, Apple社, March.11.2011, コンサルタント, コンシリエンスデザイン看医工学, デザイン, デザイン中心主義, デザイン復興策, 中学生, 予測値, 交通被災, 人間, 具体化, 具現化, 危機解決学, 壮年期, 学際, 安全, 安心, 定年退官, 実務デザイン, 実務的デザイン, 心無いドクター, 心臓障害, 感染症, 懸命, 敗血症, 日常的, 日本, 最悪な状態, 東日本大震災, 根本, 死んでいく, 殺人事件, 減少, 犯罪, 犯罪者, 生きていく, 生き延びている, 生き延びる, 監視カメラ, 確実, 管理, 統合化, 統計, 老年期, 解決学, 開始, 阪大, 防災, 防犯, 限度, 青春, 首都直下型地震
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8月 18th, 2015 Posted 12:00 AM

学問・教育の領域を図解化したのはバウハウス時代が鮮明でした。
私は大学人になって以来、芸術工学という学術と芸術に、
デザイン、その実務性、職能性、デザイン学、デザイン工学を整理。
私自身は美大での産業美術学科からプロになっての経験母体と、
大阪大学大学院では、
デザイン理工学・デザイン医工学・デザイン文理学・デザイン政経学と、
四つにそれぞれの学域を設定し、なおかつ、より大きな統合化を目標。
それは、安全・安心・防災・防犯で健康と生命を囲んできました。
周縁に配置した学域も、信頼学・価値学・保健学・防衛学になりました。
そうして、学術と芸術、文科系と理科系、その統合も、
機能的統合・伝達網的統合・規模的統合・文化的統合で解釈を可能にし、
コンシリエンスデザインにて、直接的には看医工学を焦点にしました。
名古屋市立大学に芸術工学部が新設され、芸術工学研究科完成にて、
私は大阪大学大学院で、この体系化を積み上げてきたと思います。
この大きなきっかけは、March 11.2011・東日本大震災でした。
現代日本は、戦後70年であっても自虐史観とともに拉致問題を抱え、
それでも2020年のオリンピック・パラリンピックに期待がありました。
しかし、東日本大震災どころか、気候異変と感染症増大など、
本当は学術も芸術もコンシリエンスされ、しかもデザインが主体でした。
しかし、性悪説に陥った連中には、日本の問題は破壊されています。
私は、性善説がインターネットの誤ったコミュニケーションや
マスコミの商業主義で台無しになっていることへ喧嘩をしかけます。
その大前提に、学域の体系化をこれまでのプロ経験から組み立てました。
あくまでも、この学域論理に従って私は自分の活動に経緯をもたせます。
それがプロフェッショナルなデザイナーであり大学人だと思います。
Tags: 2020年, 70年, March.11.2011, きっかけ, インターネット, オリンピック, コミュニケーション, コンシリエンス, コンシリエンスデザイン, デザイナー, デザイン, デザイン医工学, デザイン学, デザイン工学, デザイン政経学, デザイン文理学, デザイン理工学, バウハウス時代, パラリンピック, プロ, プロフェッショナル, マスコミ, 主体, 伝達網的統合, 体系化, 価値学, 保健学, 信頼学, 健康, 可能, 台無し, 名古屋市立大学, 周縁, 商業主義, 問題, 喧嘩, 図解化, 大前提, 大学人, 大阪大学大学院, 学問, 学域, 学域論理, 学術, 安全, 安心, 完成, 実務性, 性善説, 性悪説, 感染症増大, 戦後, 拉致問題, 教育, 整理, 文化的統合, 文科系, 新設, 期待, 東日本大震災, 機能的統合, 気候異変, 活動, 焦点, 現代日本, 理科系, 生命, 産業美術学科, 目標, 直接的, 看医工学, 破壊, 積み上げ, 組み立て, 経緯, 経験, 統合, 統合化, 美大, 職能性, 自虐史観, 芸術, 芸術工学, 芸術工学研究科, 芸術工学部, 規模的統合, 解釈, 設定, 配置, 防災, 防犯, 防衛学, 領域, 鮮明
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