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Posts Tagged ‘肝心’


『温故知新から不易流行の「IoMeT」へ』


   


     5月 30th, 2016  Posted 12:00 AM



このブログのテキストのみの表現は無視されることが多いのです。
しかし、テキストとしている「ことば」は
「かたち」発想のための極めて肝要な発見です。
このところ現状のデザイン、デザイン界に向けて
相当の評価をしてきました。
その根底にあるのは、温故知新と不易流行であり、
自分なりに調べ上げてきた重要な新発想の造語ばかりです。
ただただ自分はデザイナーという天職の認識を遵守したいのです。
「Silience」という古語とその言語であるラテン語、その意味を見つけ、
それはメタ発想とパラ発想に至っています。
翻って再思考すれば世情は簡単に誰もが「IoT」という将来像を掲げます。
具体事例はあまりに曖昧ですが、その講演会や書籍が氾濫しています。
しかし、その詳細領域やあるいは決定範囲こそ
明確にするべきであり、デザイナーゆえ、
温故知新の原語からそのメタ論理とパラ論理を下敷きにして
まず、「コンセプト発想」から解放して「問題解決」に至ります。
「イノベーション」なぞを安易に用いず、
それこそ「IoT」での曖昧さを拒否します。
結果、Internet of Medical Thingsを具現化するモノのデザインをします。
そのモノからこそコトが見えてくれば制度化される次世代デザインを提案。
その提案こそ、不易流行と成しえる「価値の創出」になります。
まもなく、肝心なInternet of Medical Thingsを提案します。
その背景にはコンシリエンスデザインと今、
熊本地震で地道に活動しているレジリエンスデザインチームがいます。
予想されている南海トラフのリスクにはなんとしても
IoMeTが必要だと考えています。

*『手づくりから物事デザインと事物デザインを決める』
*『非常事態の準備は再考しなければならない』
*『これからのデザインを語るために=・・・signare・・・』
*『silienceからパラ理論とメタ理論への展開が可能になる』
*『IoTは、再度アナログとデジタルの融合が基本』


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『深緑色の画面・深緑から利休鼠』


   


     2月 16th, 2016  Posted 12:00 AM



今回の「KK塾」で私は画面表示・モニター基準色を紹介しました。
これはモニター設計、それもCRTから液晶ディバイスになってからも、
かねてシリコングラフィックス社とALIAS社でCG制作を見ていた時期、
その経験からのカラー表示を紹介したのです。
これにはいくつかの理由とその意味があります。
それは視覚的に安全なカラーと疲れないカラーがあるからと、
最近ではモニターからの青色が突出していて「ブルーライトカット」、
これがあたかも流行となっています。
100円ショップ商品の遮断メガネには、
大きな勘違いがあると思っているからです。
人間には可視光線というニュートンによって発見された
紫から赤色までの7色(白色人種では6色)の色環があります。
とりわけ、モニターからの色表示はすべて光=電磁波ですから、
これらが視覚的に害を成すかどうかはまだまだ研究の成果が必要です。
しかし、紫外線や近赤外線・遠赤外線は、可視光線を超えていますから、
有害なことは納得できます。
特に「ドライアイ」は角膜の三つの層に悪影響を与えていることは
立証されていますから、メガネは「ドライアイ対策」が必要です。
今回私は、深緑を提案しました、
といっても、
PC:Macからの出力もプロジェクターと一致していませんから、
基本的にはPANTONE®カラーのNo.7712から7720までを準備しました。
肝心なのは日本語で言うところの「深緑色」です。
この色をベースにしたときに、これがいわゆる鼠色系になると
これは「利休鼠」になっていくことことを知った時は
大きなショックでした。
しかもその「利休鼠」の色は北陸の初冬の曇天の空の色でした。
私がかつて液晶モニターからの近赤外線が持つ危険性を公表したときに、
あるメーカーは私を訴訟しようとすらしました。
しかし、その近赤外線は特にプラズマ画面からが多くて、
日本ではある省から危険勧告があり、
欧州からはその様式のモニター輸入は全面的に拒絶されたのです。
今、この画面色を私はワープロでの背景画面に使っています。


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『自宅玄関のデジタル化とアナログ操作性の実験』


   


     12月 10th, 2015  Posted 12:00 AM



ともかく自宅を最も住みやすくしたい!
そのためには、デジタル化するというのは大きな一つの手段です。
しかし、人間らしさを維持するにはアナログ系に包まれることが方策です。
したがって、
私はデジタルとアナログのバランス、対称性の維持を考えます。
自宅玄関はデジタルアッサンブラージュです。
デジタルサイネージがいつまでたっても、
肝心なヒット商品を街の中、社会化できていないのが現状です。
だから私は「デジタルアッサンブラージュ」と名付けた、
デジタル系環境、Wi-Fiや赤外線を駆使しつつ、しかも一番のことは
私が自宅内では電動車椅子ゆえに、その行動制限があることです。
たとえば、ドアの開閉は全く不可能でしたが、
ドアの開閉が出来るばかりか、
外出先からのコントロールも可能になりました。
正直なところ、これまでのドアはもう時代遅れ甚だしくて、
ドアそのものさえも、鍵穴もドアハンドルももはや不要です。
したがって、一応、現在はカーボンファイバー製にしてありますが、
実際、カーボンファイバーという素材にはもはや未来はありません。
自宅玄関での電磁波空間は、さらに検証が必要だと思っています。
Wi-Fi空間ではまだまだ人体的な検証がなされてはいません。
私はWi-Fi空間には、必ず、水空間との接触性が必要だとさえ考え、
これを阪大の研究室でも研究対象のひとつにしています。
それはモニターデザイン設計していて頃には、
すでに「ドライアイ」対策、この考え方が必要でした。
ところが、安易なマーケティングでは「青色遮断」になって、
PCメガネなるブームになっていますが、あれは大きな間違いです。
ドライアイをどうすべきか、という発想の商品は唯一、
私のデザインだけです。
最近気づいているのは、ヘッドホンデザインでは、脳と電磁波遮断構造、
このヘッドホンメーカーは一つしかありません。
現代生活を包み込んでいる電磁波空間では、
この遮断をどのようにデジタル化解放を
アナログ的に人に近接すべきかです。
そういう意味でも、自宅玄関でのデジタルアッサンブラージュ実験、
そして、この解錠施錠システムのデジタル手段をアナログ化することは
これからの大きなデザインテーマだと考えています。


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『前頭葉での発想ソフト使用は無能さを露呈する』


   


     11月 8th, 2015  Posted 12:00 AM



脳科学というのは、私のような素人にとっても
とても興味深いどころか自分の「能力=脳力」とさえ考えます。
とりわけ私自身がこだわってここが肝心というのは、
「前頭葉」です。
そして、絶対にこの前頭葉が麻痺していくことは知り尽くすべきです。
なぜなら、前頭葉の言語・計算・行動決定などは、
ずばり発想に関わっている創造脳力野=創造葉と私は思っています。
そして、この前頭葉の動きが実は停止する傾向になることと
前頭葉訓練、
この両方を決定づけているコンピューターソフトについて、
それほど克明なエビデンス=医学的な調査とその結果証明が必要です。
が、このことを全く伝えられないままに、
あたかも、たとえば企画=発想、その着想方法やそのためのソフトは、
すでに限定されていることを私は絶対に記述しておくべきと考えました。
ずばり、これはPowerPointとKeynoteというソフトウェア使いに
明確な回答があるということです。
この影響は明らかに表れてきています。
私は学会や講演会では、そのほとんどがPowerPointです。
しかも、PowerPointで素敵なグラフィック画面など
これまで見たことがありません。
せいぜい、Video映像がそれも1〜2画面以上は見た事無しです。
当然です。PowerPointで3画面が動くというのはありえないでしょう。
しかし、Keynoteなら8画面しかも音響はその度に変更可能です。
実際、PowerPoint1.0はMac白黒ソフトであり、
PowerPoint2.0でカラーになってMicrosoftのソフトになりました。
その時に、NeXTではLightShowが動き、私は日本でのApple10周年の、
記念講演では、このソフトを、Digital EquipmentにはNeXTを使いました。
その後、Macにジョッブズがもどってきて、Keynoteが生まれ、
今や消えてしまっていたMagicなる簡易アニメーション機能ありです。
つまり、前頭葉の発想機能を刺激し、発想するがゆえに使えるソフトは
Keynoteですが、PowerPointは整理やまとめソフトには使えても、
前頭葉は動かないということは明らかだということです。
前頭葉=発想は、どちらのソフトであるべきだろうか、
前頭葉刺激ソフトこそ、
使用者の脳力=無能さを表しているということです。


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「3Dプリンターは自己増殖する起点を修正する」


   


     4月 30th, 2013  Posted 12:00 AM



光造形システムが落ち着き始めた頃に、
手の上の温度で融解する程度だったサンプルが、
3Dプリンターとなって、
その将来性が云々されるようになりました。
「RepRap Project」が米国で一躍注目されて、
簡単に単純な構成の装置でプリントアウト出来るようになりました。
しかし、あくまでも素材は0.6mmの素材が
まさにソリッドワイヤーのままですから、
トポロジー形態を作成するには、
ここでもサポートとノズルへのプログラム化が必要です。
国内でも早速3Dプリンターを取り入れたカフェや団体が登場しています。
私は、あくまでもサポートと素材に拘っています。
日本流のアレンジメントを創出し、
新素材やその供給方法を一般化しなければなりません。
3Dプリンターは「パンドラの箱」とまで大仰な表現が登場し、
この装置での商売が始まってきましたが、
欠落していることがあり過ぎるようです。
まず、これを本当に使いこなす「技」は、
本当に限定された人物だけしか使えないことや、
肝心のネットワークでのバーチャルシステムも出来てはいません。
米国流は必ず破綻する時間が早いはずです。
光造形システムのアイディアも、
元来は日本人だったのです。
大統領が3Dプリンターの実際も分からずに
声明するのは選挙のためにすぎません。
やはり、これが「自己増殖するシステム」であり、
そのための「新素材」であり、
供給さえも自己増殖させるサーバーも、
すべからくこの日本で完成させる必要があるでしょう。
とりあえず、米国でのアイディアを日本で根本の改革を成し遂げ、
3Dプリンターで革新させる「技術」そのものを、
「Made in Japan」の確実性と信頼性を築くべきでしょう。
私はそのことを可能にする少数の人たちを結びつけます。
その進展に期待をしてください。


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「減災・防災・救災のために」


   


     2月 15th, 2012  Posted 12:00 AM


日本が地震大国ゆえにその予知報道に翻弄されます。
そして3.11は私たちの価値観を変えてしまいました。
私は10ヶ月かけて「復興計画」企画書を書き上げました。
これからその計画書では企画・戦略だったので、
本格的な計画の推進をめざしたいと考えています。
大震災直後に、情報の集約化をめざして、
このwebsite内に放射能のことなど情報を集め発信してきました。
そして、減災・防災・救災というレベル設定をして、
もし、天災に見舞われたらどうするべきか、
「ふだん」と「まさか」に峻別した情報集積をしています。
そのwebsiteのトップ画面です。
3.11で学んだことを集積し集約して、
まず「自分の命を守る」こと。
そのためには避難するにも「手ぶらで逃げる」こと
これが基本だということです。
防災グッズは様々なモノが市販されていますが、
それよりも、「手ぶらで逃げて命を守れば」、
減災と防災が適います。
そうすることで、救災ということばで、
「助け合う」ことの主役になるということが大事という考え方です。
「手ぶら」といっても、
最低限はいつも身につけておくことが肝心です。
それは、「財布・ケータイ・ハンコ」ということです。
財布とケータイにハンコを加えたのは、
3.11で「避難所生活」で必需品だったことです。
「ふだん」と「まさか」に、
日頃から準備していくモノややっておくべきコトを、
このsiteに集めたいと思っています。
衣・食・住に対して、私は医・職・趣を付け加えています。
医は救急医療、
職は職能の保持、
趣はたとえ天災に遭っても、
自分やみんなが励まし合うエンターテイメントです。
そして、水・食料・電力というエネルギーを
どうしていくべきかは、日本の宿命的課題です。
私は、ともかくなんらかのエネルギー確保を、
さらに改良し、進化させるデザインが必要だと考え、
そのデザインと開発のフィーザビリティに取り組んでいます。


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