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Posts Tagged ‘自動運転’


『車社会は必ず大変動を起こすだろう・カーシェアリング』


   


     10月 13th, 2013  Posted 12:00 AM



プロダクトデザイナーの私は、それなりに車好きです。
カーデザイナーを育成もしましたから、
まぁまぁ、男としては乗りたい車を所持してきました。
一時期は、5台保有していたこともあります。
ところが、最近の男の子は、大学に入って免許の無い子もいます。
確実に「車離れ」も始まりました。
「カーシェアリング」を体験してみました。
私は車倚子ゆえに、まだ車倚子使用者用などはありませんから、
このシステムはすべてワイフに任せました。
パソコンで会員登録をし、IDや運転者ID、パスワード、
利用料金支払い方式などすべてをインターネットで済ませて、
東京豊洲で、iPhoneで登録した車と出会い、
あっという間に、その車を乗り回しました。
清潔な室内の車に乗って、デザイナーとしての直感は、
「所有」と「使用」という資本主義が壊れていくと感じました。
車は所有し使用するという関係は、やがて分化するでしょう。
「所有」して「使用」するというのは、大きな趣味となり、
「使用」だけでいいなら、「借用」すればいいのです。
カーシェアリングという方式をすでに行政が主導し出しています。
となると、そのためのデザインには、
これまでのカーデザインは通用しません。
カーデザインは「形態設計」だけで終わるわけではなくて、
「制度設計」をデザイナーがプランニングして、
その制度を成り立たせるカースタイリングは無くなるはずです。
おそらく、「使用」だけして、その最近辺に停車する、
そのような社会がくるでしょう。
車も「自動運転」になり、空中を飛ぶ社会を私は期待しています。


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「ジャンボ・ジェットは747-8が完成型だった」


   


     1月 17th, 2013  Posted 12:00 AM



ボーイングの787の事故が国内で目立っています。
私もすでに数回乗っています。
初めて乗ったとき、CAの方が年配の女性で、
失礼ながら絶対にダイエットすべきだし、
787のコンセプト「如何に軽量か」を否定していると思ったことでした。
とても気になっていたのは電気制御系が大変増加している印象があります。
JOE SUTTERと言っても、ほとんど知られていませんが、
私はボーイング747の開発史を徹底して追いかけていたことがあります。
彼は、1969年から、747のチーフ・ディレクターだった人物であり、
ジャンボ・ジェットを名実共に完成させたディレクターだと思っています。
787のANA機のインテリアは、
恩師のデザインスタジオが当初から関わっていました。
男性雑誌に新製品のデザイン紹介連載頁を持っていた頃、
その記事も書きました。
しかし、787の開発を取り入れた747-8(ダッシュ8)は、
おそらく人類が「手造り」という最大なる、
それも空中飛翔する物体・製品・商品・構築物だと思います。
「手造り」という、精緻さの根本とは、
ジャンボ・ジェットに人類は集約させたからこそ、
「安全と安心」=フェイルセーフ
という設計と製造を完成させたのでしょう。
この設計と製造こそ、
原子力発電システムに摘要させるべきことだと思います。
747-8は、省エネルギーで、コンピュータ制御での自動運転や、
「サッター・ツイスト」と呼ばれる、
主翼先端部にできる揚力と抗力の空力特性こそ、
あれほど巨大な物体が「空を飛ぶ」ことを
さらに正確にしてきたのだと評価しています。
数千人と600万点の部品で構成された人工物は「命」を確実に護り抜いて、
しかも長距離を飛翔までするのです。
人類が人工物を「手造り」で製造する力にはこれほどの力量があるのです。
私はものを「モノ」と表現するのは「人工物」を表現しています。
この4月から、私のデザイン活動は「安全・安心・危機管理」を
これまでのデザイン経験の総まとめとして
新しい産業分野づくりを創成することです。
そういう意味では、
787のきっと「初期不良」を747-8までの歴史と照らし合わせて、
工業デザインという領域で何が可能になっていくかを
見極めることだと思っています。


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「自動車デザインはもっとビジネスジェット機から学ぶべきだ」


   


     1月 9th, 2013  Posted 12:00 AM



今回、自動車技術系の論文作成では、
ビジネスジェット機を一番参考にしました。
LEARJET社の60XRは、最も欲しいモノの一つです。
1400万ドルで、飛行機では最高高度を飛びます。
スイスのジェット戦闘機 ・P16をモデルに開発されてきたものです。
この企業の創立者は、モトローラの車載ラジオメーカーから、
ビジネスジェット企業になりました。
空力特性や、燃料タンク、電子回路のコードマネージメントなどを、
特に、カーデザイナー諸君には学んで欲しいと思っています。
私は大学人になって、カーデザイナー志望者には、
「自動車は飛ばない」と、よく話をしてきたものです。
車、新車やアンティーク車情報は蔓延していますが、
ビジネスジェットやヘリコプター、クルーザーの情報は
ほとんどみかけません。
ビジネスジェットのフェールセーフデザインからインテリアデザインに、
プロダクトデザイナーは詳しく成って欲しいと思っています。
自分が購入は出来ないから、興味をもたないというのは、
プロフェッショナルとしての怠慢です。
今回の依頼論文テーマは、「形と性能」でした。
記号論・脱構築で、電気自動車の設計手法をまとめましたが、
私のイメージの中には、このジェット機がありました。
カーデザイナーになっている教え子もいます。
その中の何人かは、すべて、欧州で企業留学しています。
彼らに最も届けたいのは、
ビジネスジェット、高速ヘリコプター、潜水艦などへの興味を
もっともっと高めてほしいのです。
自動車はすぐに交通事故を起こしてしまう乗物から開放されていません。
ジェットエンジン自体、
これからはもっともっとエネルギー開発が大変革されるでしょう。
社会インフラで、スマート・シティやスマート・グリッドになれば、
自動運転、自動走行、情報機器性能が進歩するはずです。
となれば、自動車業界内部だけの技術進化はまったくノロマなものです。
イメージを空中高く、飛ばしきってほしいと思います。
このジェットはもちろん、戦闘機も持っていたいモノです。


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「記号論は脱構築に向かっていった『かたち論』」


   


     1月 8th, 2013  Posted 12:00 AM



元旦に書き上げた論文受領のメール。
やっとホッとしました。
そして、絶対に明日までにもう一本の論文作成中です。
自動車技術系論文誌からの依頼論文です。
テーマは「形と性能」です。
私の骨子は、このテーマを受けた時、
直感的に「かたち論」が思いつきました。
記号論はソシュールが90年前に提唱しましたが、
講義録しか残っていません。
最近、この講義録の正当性が最近認定されました。
ソシュールは、ラング(辞書内言語)とパロール(会話言語)によって、
言語の記号性を論理化し、やがて「記号論」になっていきました。
私は、工業社会が終焉し、
情報時代には商品は記号となっているという論説を確信しています。
したがって、自動車もガソリン車から電気自動車になっていく進化には、
確実な論理背景が必要だと考えてきました。
まさにそこには、
ジャック・デリダのエクリチュール(記述言語)が
記号論に入り込むことで、
レトリックな構造が生まれ、
常にその記号化された表現と内容は書き換えられることが歴史になります。
書き換えられるということ、
それは、破壊され、内容の変革が起こるということです。
ダリダは、これを「脱構築」と呼びました。
自動車はガソリン車から電気自動車にその性能が変革しつつあります。
それは、走行性能だけでは無くて、
自動車が情報機器、情報メディアと情報ツールになるということです。
エネルギーの供給も、ガソリンスタンドでは無くて、
急速充電基地になるでしょう。
スマート・グリッドやスマート・シティというインフラが整えば、
GPS制御による自動運転はもとより、
車輪で走行する機能は、もっと進化するはずです。
走るというより、飛び交い、浮かぶ物体になるでしょう。
明らかに、工業社会で進歩してきた自動車は、
情報社会で、「脱構築」が具現化するという予測が可能です。
その時、走行性が主性能であったがゆえ、
その速度感あるカースタイリングも脱構築されるでしょう。
それは、造形言語で「形」設計と、
形態言語で「性能」設計という手法を
デザイン自らが脱構築していくと予知しているのです。


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