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Posts Tagged ‘自然光’


『間もなくオープン=ショールームにインスタレーション』


   


     4月 4th, 2015  Posted 12:00 AM



今、あるメーカーのショールームをデザイン監修しています。
ようやく、企業内トッププレゼンの最終仕上げ段階です。
大まかなビデオ撮りと詳細な設計監修に入っています。
ほぼ、私のイメージ通りの仕上がりに入れば入るほど、
もっとデジタルな表現が沸いてきてなりません。
正直、このデザイン設計がほぼ出来上がってからはさらに私は、
この空間で実現したい空間はもっとヴァーチャルな世界観が
とめどなく広がっています。
そして、その技術と素材がどんどん私の周りに集まってきています。
というよりも、技術進化と素材進化のスピードが上がっていると、
私は確信しています。
それだけに私は日本全体の技術進化を国際化することが、
とても日本自体が下手になっている気がしてなりません。
デザイン思考、デザインシンキングなどは私には空論でしかありません。
私現在の狙いは「コンシリエンスデザイン」を焦点化することです。
インクルーシブデザインを超え、如何にデザイン思考という程度では
このコンシリエンスという科学性=学術+芸術はありえません。
たとえば、光には自然光と人工光があります。
当然、自然光と人工光には大きな光源の違いがありますが、
光が当たれば、必ず、陰影が生まれます。
おそらく私がデジタルであれ、アナログであれ、あるいは、
リアルであれ、ヴァーチャルであれ、陰影のデザイン監修にこそ、
ようやく私は、デザイン、コンシリエンスデザインでこそ、
まだ明言は出来ませんがデザインが表現し意図する、
それこそ日本の美学は、陰影に根ざしていることを私は、
今回のインスタレーションの世界観から教えられた気がしてなりません。
そういう意味では、このショールームを超えるデザインは
絶対にあり得ないと自負しています。
一般公開は5月連休後になるでしょう。


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『PCメガネはドライ・アイ対策でなければいけない』


   


     10月 9th, 2013  Posted 12:00 AM



パソコンのモニターが液晶になってから、
PCメガネと呼ばれるアイテムが眼鏡商品に登場しました。
ただし、スリープライスと言われる安価なメガネ量販店提示です。
確かに、可視光線のブルー波長は、自然光の青視物質波長よりも、
モニターでの再現色は相対感度的にやや高めです。
しかし、青視の相対感度を押さえることが、眼球生理に対して、
決定的に「防止対策」というのは誇張があると断言しておきます。
むしろ、モニターを凝視することで、目の表面が乾燥します。
いわゆるドライアイと呼ばれる生理現象です。
ドライアイというのは眼球乾燥症ということで、
次の三つのリスクを持っていることへの対策が必要です。
● 涙液水槽の異常:涙液分泌減少
● 涙液油槽の異常:眼瞼炎への可能性
● ムチン層の異常:これは様々な眼病の元になりやすい
こうした眼球への疾病を考える時、その大きな要因になることが、
モニター凝視時間が長くなり、「まばたき」しなくなる傾向です。
そこで、最初は、まばたき=瞬目減少をさせないことを考え、
液晶レンズで、一瞬にして曇らせることは、「まばたき」を起因。
この方式に着目しました。
そこで、ともかく瞬きを強制的にということを10秒間に0.1秒、
0.2秒と全透過三通りを簡単にという
メガネをデザイン設計しました。
私は、青視波長がモニターでは高いことよりも、
むしろ、瞬目減少になってしまうモニター使用感を変えること、
これが本来のPCメガネだという結論にいたっています。
人間は、目の前が一瞬曇るだけで「まばたき」をします。
そうすると、眼球の乾燥を相当に防止することが可能です。
これは第2段目ですが、さらに改良を加えていきます。
年1回の日本のメガネショー=IOFT(東京有明ビックサイト)にて、
私自身が、この原理を解説します。


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