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Posts Tagged ‘複雑化’


『「造形言語」として工芸でのエンベリッシュ仕様の意図』


   


     4月 14th, 2019  Posted 12:00 AM



素材が金属である場合には性質として「塑性」と「展性」があります。
さらに、金属加工では「成形」・「切削」・「接合」が分類されます。
そして、金属加工には様々な加工方法=技が複雑化していくのです。
これは「鋳造」、鋳物という加工方法ですが、
金属の流体=金属の結晶を型から流し込み、成形します。
成形される以前に金属には接合される段階で、
素材に、デザイン意図が加わります。
それこそ「造形言語」で、デザイン意図をもって
新たな手法=技が、時代的にも加わるのです。
これは金沢美大・後輩の畠山耕治氏(現・教授)の工芸分野です。
彼は、世界各国で多くの個展を開催し評価を受けています。
私は、木工や陶磁器や、金属からプラスチックまで、
様々な素材対象にデザインしています。
それだけに鋳物という素材に、
新鮮なエンベリッシュを「造形言語」として作品をつくりだす
彼の技法は、新たな素材質感を変えていると私は魅了されています。


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『「広辞苑」は生活の中でのパロールがラング化』


   


     1月 18th, 2018  Posted 12:00 AM




物心がついた頃に、自宅にあった一番厚い本・多分初版・でした。
それからは父はこの本が改訂されると必ず買ってきて生活の中にありました。
自分で買ったのは多分四版だった気がします。
私自身、いわゆる事典や辞典は大好きです。
今では、パソコンですぐに検索ができますが、
一つの言葉を追いかけていると、辞書の中で道草ができます。これが大事!
いわゆる辞典は、パロール(会話語)がラング(辞書語)になるわけです。
私がとても注目し追いかけてきた言葉には、
「プライバシー」があります。
これは時代的な会話語がラング化した典型ではないかと思っています。
改訂版毎に意味は複雑化してきました。
「誰からも観察されない状況」は、
今では複雑になっています。
「自分が勝手に発する情報や状況が、他人からの観察を阻むこと」なのです。
私は、博士学位の論文を書けるかという英語の試験時に、
受験者の半分が、英語や医学の辞典や辞書だけでなく、
「広辞苑」が持参されていたことです。
(エッ、この医学基礎知識が英語なのになぜ?)と驚愕しました。
辞書づくりの映画「舟を編む」は労作で大変感動しましたから、
今回の第七版発売は、じっくりと見ることができました。
が、せめてこの展示は「モノの素晴らしさ」を打ち消していると思います。
すでに、スマホのアプリ(とても高額ですが)、
今やアプリもこの辞書も持つべきかと思っています。
広辞苑第七版は、パロールがラングとなったことを証明しています。
広辞苑は父から日常生活の中で学んできたことです。


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