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Posts Tagged ‘解放’


『伝統工芸こそ、今すぐに裏切って、新イノベーションを』


   


     4月 23rd, 2019  Posted 12:00 AM

フォールディング・ナイフとして、
オピネル=Opinelは、知っている人には知られたブランドです。
これは、まずはなんといっても「火を熾す」ということもできます。
が、私は刃物産地に長らく携わる中、
ズーッと「鍛造技術」からそろそろ「鍛造」では無いモノづくり、
新たなデザインを日本の全ての伝統工芸産地に提案すべきと考えています。
福井県、越前市(元・武生市)で開発した
高品位サンドイッチ・ステンレス「鋼」での
刃と柄一体型はおそらく世界初でしたが、それを「裏切る」ことです。
それこそ、火造鍛造や蛤刃から解放されるべきだと考えています。
また、隣の鯖江市では、眼鏡もまったく発想が異なる、
両方のレンズは無くて目の前の空気の屈折率を変えるコトを考えています。
日本各地の伝統工芸の継承は止め、再興あるいは革新のため、
素材開発、脳内と道具の反応と反射・代謝などのつながりなど、
それに合わせた回路基板といった新たなイノベーション
これこそがイノベーション実装が必要だと感じています。

革新

イノベーション


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12月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 14th, 2018  Posted 12:00 AM

12月14日 赤口(庚辰)

「透明」になった自分を
自分で確認できることは、
生命の重力感からも解放された
日々があったのかもしれない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色


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『南北戦争でなぜ北軍が勝利したのかは銃器だった』


   


     12月 10th, 2018  Posted 12:00 AM

米国に初めて行ったのは、アトランタでした。
ここで、南北戦争のジオラマを見ました。
これは私が見たジオラマで、最高の仕上げで、
それ以降は、ジオラマを見る時の最大の資料となったぐらいです。
奴隷制存続に、北軍が解放を叫び内戦が起こりました。
そして北軍=共和党、リンカーンが「奴隷解放宣言」を謳いました。
それこそ、リンカーンはあくまでも、南軍=民主党から人を引き抜き
味方を増やしていき勝利と平和を導きました。
共和党は今も、リンカーンに代表される国際的な平和を求めています。
しかし、現代のトランプ氏に至っては共和党を全く信用できません。
そして、南北戦争での勝利要因のひとつには、
北軍と南軍の銃器の選択にあると考えています。
北軍はミニエー銃であり、
その中でもスプリングフィールド銃で戦いました。
この銃器は、性能が極めて高かったと思います。
一方の南軍は、ドライゼ銃で性能的にはかなり遅れていました。
両軍の使った銃器に大きな差があったのです。
それこそ、その当時の南北戦争の情報が入り、
幕府と維新との銃器は、維新軍がスプリングフィールド銃だったようです。
初めての米国から数十年後、ワシントンの領事館職員の方々に案内され
リンカーン記念館の巨大石像にも対面しました。
また映画「ホワイトハウス ダウン」
(内部テロの危機的状況からSP志望がヒーローとなり救出映画)では、
オープニングとエンディングには大統領専用ヘリコプター機がその像の
前面プールの水面を飛ぶという印象的なシーンで構成されています。
北軍=共和党が今頃になって、トランプである必要は無いと思います。
トランプ・習近平・プーチンに牛耳られる我々には不幸であり、
大惨劇が待ち受けているのでしょうか。
もう一度、米国人はリンカーンの奴隷解放を思い起こしていただきたい。


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06月21日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 21st, 2018  Posted 12:00 AM

06月21日 赤口(甲申)

タブー=やってはいけないことなどとは、
言われれば言われるほど重圧的で、
なんだか努力しなさい風な
嫌らしさしか残らない。

それよりも、もっと自分を解放して、
「楽しむ」ための方策、
「いい加減」さの重要さ、
「良い加減」になるもんだということを
知っておいた方がいいと思う。

『プレゼンテーションの極意』「わがまま」と「誠実さ」


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12月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 11th, 2017  Posted 12:00 AM

12月11日 先負(壬申)

文化とは無知と差別への見識闘争であり、
それだけに「分別としてのデザイン」は、
我らが東洋の理想に対象化出来る
ジレンマからの開放の論理となるだろう。

artificial heart:川崎和男展「分別としてのデザイン」


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『ボツヌスリ菌である在日スパイを許さない』


   


     6月 23rd, 2017  Posted 12:00 AM

「溢水罪」という殺人罪があります。
飲料水に毒を入れて疑い無くこの水を飲む人を殺すという罪です。
この毒素を生物から採るというのは昔からある兵器の一つになっています。
日本にとって大問題は未だに拉致被害者が北朝鮮に囚われていることです。
ところが、先般、米国の若き大学生が北朝鮮から解放されました。
当初はボツリヌス菌でやられているだろうかという推測がありました。
ボツリヌス菌は生物兵器でも基本的なモノに過ぎませんが、
もし、これが労働強化刑15年というとんでもない判決で
囚われていたとしても、米国は彼を取り戻しました。
しかし、残念ながら逝去されました。殺されたと思います。
それに比べてわが国は拉致被害者の奪還を軍事かもと全く取り組みません。
これには「国民の生命と財産を守る」という
この大命題を憲法上の解釈のままに取り組んでいません。
米国に戻り解放された彼にはボツリヌス菌が発見されませんでしたが、
脳壊死をやられていて昏睡状況とのことです。当然の事でしょう。
彼が絶対に発言できないそんな手続きがあったはずです。
私は日米安保の元に、米国が守ってくれていることはありえない、
軍事には決して関わらないことを憲法にした日本の、
それこそ大きな悲しさと悔しさがあります。
拉致被害者を奪還することは、確かに軍事行動かもしれませんが、
この軍事は専守防衛ゆえに発動すべきです。
こうした発言をする度に私は右翼とみられます。
しかし一方の左翼はその代表者の国籍すら不明、しかも議員なのです。
そしてもっと危険なことは北朝鮮からのおよそ2万人にもいるかも知れない、
こんな風に呼ばれているスパイたちです。
北朝鮮から在日している彼らこそ、
私はボツリヌス菌だと明言しておきます。

* 『諦め:自己防衛は不可能になってきた大不安』
* 『米軍の北朝鮮侵攻はわが国の問題である』
* 「同胞を救出せよ=わが国の最大的政治問題である」
* 『大戦学理を超えた平和構築の情勢報告』
* 「テロという名の殺戮に怒りを込めて」


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『デザイン造形美は時間軸を超える存在になる』


   


     6月 9th, 2017  Posted 12:00 AM

日本のTVドラマに限らず、米国それもSF映画にまで登場している照明です。
おそらくインテリアデザインの決定的で代表的な要素のフロアランプです。
実際、私の自宅でも一室には、
このフロアランプの位置からソファ配置などを決めました。
たとえば、このランプがSF映画にまで在るとなると、
その未来にまで影響を与えるのだろうか、と私は思います。
しかし、このフロアランプはインテリアデザインでの
象徴的な造形デザインになっています。
SF映画にまで登場するとなると、フロアランプはその未来までと思います。
私は偶然New Yorkでこのデザインで有名なカステリオーニ氏に逢えました。
それはMoMAでの個展に招待され、彼にとっても最大の個展でした。
彼には「自分が柳宗理先生の教え子」だと言ったら、
もの凄く強くハグされていくつかの彼の作品の造形コツを聞く幸運でした。
そのこともあって、私は自宅にこのフロアランプのコピー商品ではない、
正当な照明器具を買い求めました。
いわゆるコピー商品はランプシェードの取り付け位置が違います。
TVドラマでは、すぐにあれは中国製だと分かります。
最近はジェネリック家具とかを教える馬鹿なデザイン教育者もいて、
物真似では造形デザインの肝心なディテールには気づいていないようです。
カステルオーニのデザインでは、
大まかな外観性だけを知っていることは
造形デザインの実際の詳細性までをしっかりと知るべきです。
モダンデザインの旗手として、
彼のデザインはお手本だと認識しています。
かつてサルトルは「想像力」について、
「非現実化」させる機能を意識的に働かせると言っていましたが、
私はその機能は性能と効能を認識出来ることがデザインであり、
そのデザインは問題解決の美的造形力と定義しています。
そういう意味では、カステリオーニのこのフロアランプは、
計算された大理石と大きな円弧のシャフトと球的なランプシェードです。
「非現実的」な想像力からの造形美は時間軸からも解放されています。
そしてこの照明器具という「モノのデザイン」は、
その室内での「コトのデザイン」は時間軸も超えた様々な出来事なのです。
しかし、このランプが非在するのは、照明システムがワイヤレス化時に
形態は変容するでしょうし、それは自分デザインへと思っています。

* 『インテリアデザインからの拡大・森田恭通のパリ個展』
* 『最先端ラボラトリー展にて講演」
* 「自動車デザインはもっとビジネスジェット機から学ぶべきだ」
* 『想像力を今また熟考を毎日繰り返している』
* 『研究室のMac環境は最高性能の自分デザイン』


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『諦め:自己防衛は不可能になってきた大不安』


   


     5月 24th, 2017  Posted 12:00 AM

政治の根本は「国民の生命と財産を護る」こと。
そのために私たちは支持政党を決め、
彼らに選挙での信用をしてきました。
この嘘っぽさを日々確認しながらですが。
私は父が30の時に生まれました。
父は20で招集されて日華事変で満州で闘い、
青島で帰国貸船で大東亜戦争勃発で再上陸し、
蒙古から中国大陸を南下してインドネシア解放戦線「明号作戦」に従事。
結局、師団長判断で祖国敗北ゆえにフィリピンに抑留されました。
しかし、従軍7年半でやっと解放されたと聞きました。
父は私に戦争の話はほとんどしませんでしたが彼には青春が皆無。
そして私は決して戦争は自分の人生では無いと思っていました。
そして安保協定が米国とあっても、
米国が護ってくれるとは決して思ってきませんでした。
ところが、戦争=弾道ミサイルにて、
原爆?、生物兵器?が迫っていると思います。
これは天災ではなくて完全な他国による脅し以上に真実味をもっています。
確かに南海トラフを意識して、その準備はしてきました。
けれども、原爆、生物兵器が落下したなら何の手立てもありません。
日本にとって重大な「拉致問題」は今では全無視され、
日本にミサイル攻撃は明らかですが、
私たちはどうも使い物にはならない「Jアラート」を待つだけでしょうか。
全ての建屋には頑丈な窓にもシャッターや、地下室・シェルター準備など、
全く何もしていません。
米国が北朝鮮の脅し外交への軍事があれば、日本は攻撃されるでしょう。
防衛の前に、攻撃される共謀は凶暴なのです。
ほとんど納得出来ない共謀罪をわが国独自で共謀(凶暴)国家への、
策略=デザインが不可欠になってきています。
安保などで自衛などは不可能だと全国民は知るべきです。
二重国籍の野党代表は明らかに反日だと断定します。
彼女によって確かな国家プロジェクトは「仕分け」されたことなども、
これも共謀罪だと思っています。
スイスの全国民の義務意識が絶対に必要です。

* 「スイス政府防災マニュアルは憲法の具体解説」
* 『「不安」が最大なことは被災することである』
* 「仕分けされたプロジェクトの重要性から現政権を否定」
* 「ハプティックス・アクチュエーターの実現まで」
* 「民主党政権はやっぱり、そして当然ながら断罪された」


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『桜満開なれど・・・戦争はせまってきている?』


   


     4月 14th, 2017  Posted 12:00 AM

本日は多分、大阪大学の吹田キャンパスは例年のごとく、
それも桜は満開でした。
研究室では招聘教授とともに新素材の実験をしました。
近々にはこの実験の目的を発表したいと想っています。
さて、私自身、樹木にいつ頃何の木を知ったのだろうかと
自分の思い出を探ってみると、どうも漆の木と桜の木だった、
この二本が思い出されます。
したがって、漆の木は触ると被れると知らされていて、死ぬかと思うほどの
大変な漆被れになったことがあります。
漆はさておいて、
この春の時期になると、桜の木が室内にもどうしても欲しくなります。
それは名古屋でも住まいの近くは隼人池周囲は見事な桜の木が満開でした。
「花の下にて 春死なん・・・」をいつもこの時期には知らされる思いです。
果たして、現状はと考えると、
北朝鮮・韓国に今や米軍が布陣している有様はもはや想像力が及びません。
私の自宅は北朝鮮のターゲット地区であり、
東京の42万人に対して、大阪のこの地区は48万人が死亡という予測です。
日本にはやはりシェルターが必要では無かったでしょうか?
生物兵器だとしたらという恐怖があります。
この季節に思ってしまうとは。
これほどまでに戦争が起こりそうな気配の日々に、
ある意味では、在原業平の
「世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」を
替え歌として詠み直せば、
「世の中に 絶えて戦争の なかりせば・・」と詠みたく思ってしまいます。
ともかく、日本のこの時期、見事な桜だとしても、
悲惨さを想う気持ちがどうしても起こってしまいます。
ひたすらに、自宅の桜に、現在からの解放を祈るばかりです。

* 「スイス政府防災マニュアルは憲法の具体解説」
* 「生きることの模範・範疇・範囲として」
* 『非常事態宣言の街=パリにて、決意!』
* 「岸辺のアルバム=家族平和とは安泰」
* 『負のサイクルを即刻停止させるデザイン』


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『「KK適塾」最終回での通じていない日本語の話』


   


     4月 7th, 2017  Posted 12:00 AM

私がこの40数年語り継いできたことは、
日本の企業体で実際は「日本語が消滅」していることです。
企業では当然ながら全員が知っているはずの日本語、その肝心の意味が
全く消滅していて、本質的な意味・定義を知ったかぶりしている事実です。
たとえば、「企業」っていう本質的な意味は知られていません。
この基本は「企業の『企』」にあるのです。
よって、企画も計画も実際的内は企業内の会話にどれほど登場しようが、
企画も計画も企業行動・企業活動を真実には支えていないということです。
これは「KK適塾」最終回に私が「企画」と「計画」を再提示じました。
実際、日本のどの大学でも「企画学」も「計画学」もありえません。
書店に鎮座している「企画」または「計画」の書籍を私は随分みてきましたが、
ずばり、「企画」と「計画」この本質的意味・定義をみかけたことは皆無です。
おそらく、日本の企業、それこそ私が社会人としてスタートしたあの東芝さえ、
なぜ、企業存続の窮地にあつかは、幾たびも私は講義もしてきましたが、
まったく企業内ではこの本質的定義を見失っていたことだと確信しています。
ここで私はとりあえず、企業内がすっかり見失っていることば、
それこそ、製品・商品・投資・利益・利得などほとんどの日本語の意味を
すっかり「企業内で知ったかぶり」が蔓延しているということです。
「KK適塾」をこれで3年やってきて、未だにこの日本は、
すでに終焉した繊維産業・鉄鋼産業・家電産業があるにも関わらず、
基幹産業を見いだしていません。
なんだか、米国からの「デザイン思考」が「イノベーション」を
必ず起こしてくれるというムードがBigDataやIoTに繋がっているという、
この印象操作から解放される必要があると次期「KK適塾」では、
詳細に語っていく覚悟でします。

* 『コンセプトから逃走してほしい・・・』
* 『日沈む景観であっても景気はデザインが主導する』
* 『コンセプト主義からの解放=デザインテクノロジスト』
* 『「企画書」づくりが私の休暇の積み重ね』
* 「商人の商売、その物が商品」


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