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Posts Tagged ‘お互い’


2月12日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 12th, 2022  Posted 12:00 AM

2月12日 赤口(丙申)

『寛容としてのデザイン』

モノを媒介した
人間関係で
コミュニケーションの
お互いの態度の深さ、
尊敬にいたる
「寛容としてのデザイン」
は、
ますます
膨大となっている情報に
おぼれない効果が
あるはずだ。

artificial heart:川崎和男展


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2月4日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 4th, 2022  Posted 12:00 AM

2月4日 仏滅(戊子)

『寛容としてのデザイン』

コミュニケーションとは、
お互いに共有し
分配できる
相互的な関係である。

artificial heart:川崎和男展


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11月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 20th, 2021  Posted 12:00 AM

11月20日 先勝(壬申)

『拈華としてのデザイン』

もっとも、
理解することは、
お互いの包容力で
補完できる
大きな誤解
であるかもしれない。

artificial heart:川崎和男展


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11月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 17th, 2021  Posted 12:00 AM

11月17日 仏滅(己巳)

『拈華としてのデザイン』

恋人同士なら、
見つめ合うだけで
お互いが
分かり合える。

artificial heart:川崎和男展


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04月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     4月 20th, 2018  Posted 12:00 AM

04月20日 先勝(壬午)

重要なことは、
お互いを異質に感じるからといって
排撃しあわないことだ。

『プレゼンテーションの極意』「わがまま」と「誠実さ」


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『毎日デザイン賞・同時受賞の佐藤晃一氏が逝去した。』


   


     5月 28th, 2016  Posted 12:00 AM

無念だが、これが「天命」でしょうか。
グラフィックデザイナー・佐藤晃一氏が逝ってしまいました。
毎日デザイン賞を1990年に同時受賞しました。
受賞式は帝国ホテル、彼は群馬から両親をそのホテルに泊めていました。
控え室で、グラフィックデザイン界の重鎮たちから
「いい親孝行ができたね」と、言われていました。
初めて彼と出会いましたが作品はほとんど知っていました。
彼の受賞理由は「グラフィックデザインにおける日本的精神性」でした。
独特の淡いグラデーションの簡潔さは今も生きています。
今ならデジタル表現ですが、当時の手法を真似ることは不可能でしょう。
二人きりで「やかん」の話をしました。
丁度自分はニューヨークでダンスク依頼のデザイン開発を見てきた話、
恩師の作品やなぜ日本では製品デザインが困難かなど打ち明けてしまい
興味津々の彼の眼差しが今も心によく残っています。
彼のやかん探しに自分が驚いたことですっかり打ち解けていました。
お互いに若くして40代で受賞できたことを喜んでいました。
「これでやっとデザイナーだよね」と言い合いました。
受賞式の壇上では、自分を選んだ倉俣史朗氏の急逝を思い出し、
ついつい、涙声になり、とても重すぎる賞碑を支えてもらいいました。
彼は多摩美術大学の教授ゆえ、
客員教授の自分はいつでも話せると思っていて、
とても大事な機会を失ってしまったことが悔やまれます。
当時の毎日デザイン賞の受賞には
必ず国際的な評価が必要だったはずです。
しかし最近はその事例が失われていると批判したことがあります。
壇上で、小声で話していた会話を懇親会でも話しましたが、
この続きは出来るならもうひとつの世界で話すことになるでしょう。
心から冥福を祈り、
やり残した仕事の結果を持っていく使命を確認しました。

*『昨日大先輩は旅立たれた・栄久庵憲司氏から私の評価文』
*『緊急課題になった「リトルネッロ論」の再考と具現化』
*『ケトル・デザインへの好みの集中が不景気感になっている』
*『インダストリアルデザインからプロダクトデザインへ』
*『幻の発明だったモノの現物があった=柳宗理のデザイン』


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