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「頭蓋骨・自分の頭を見ておきたい=滅茶苦茶は嫌だから」


   


     6月 20th, 2013  Posted 12:00 AM

自分の頭蓋骨はレントゲン写真で見たことがあります。
しかし、まさにこれが自分の頭蓋骨は見たことがありません。
いずれそのレントゲン写真から創ってみたいと思っています。
なぜなら、私を私ならしめているのは頭蓋骨に包まれている、
私の脳味噌だと思うからです。
他人の頭蓋骨より、もっと感動するのはクモ膜です。
いわゆるクモ膜下出血というのがここで起こります。
このあたかも真綿のような皮膜というよりも、
とても美しい繊維質とも膜質とも言い難いものが柔らかく、
頭蓋骨を包んでいることこそ、
「人間」の物質性を超越したものだと思っています。
そして、人間の器量なり、能力なり、性格も、
実は、このクモ膜に包まれた頭蓋骨は、
絶対に生きているからこそ知りおくべきだと考えています。
それは、最近、「嘘だ」!と思うことが多いからです。
たとえば、どう考えてみても、
それはありえないと正当論を発言するのです。
装飾された頭蓋骨では、その装飾コンセプトが間違いです。
私は「過激」、批判をしておきます。
だから私は、「怖い人、付き合いづらい人」だと思われます。
しかし、誰かが言わないままだと、職能責務を曖昧にし、
生きがいとか働きがいすら忘れるように時間が流れてしまいます。
時間を失えば、それは空間、つまり社会に居る自分が不在です。
いや、「非在」なのかもしれません。
この小さな島国に「生」を受けて、なんらかの役割があるゆえに、
私は徹してみたいことがまだまだあるようです。
「きっと損をする」ことかも知れませんが、
発言は止めないでおこうと思うのです。
正直、「生きづらい日常」に身を委ねていますが、
「それ、嘘でしょ」って、断言をするつもりです。
たとえば、早寝早起きが必須? 嘘でしょ!
歩けば健康になる? 嘘でしょ!
自分を「治めること」、
それは自分が滅茶苦茶だから「治めます」。
きっと、「政治」=政って滅茶苦茶だから「治める」のです。
さらに、「治療」=病って滅茶苦茶だから「治める」と思います。

なお、3D-Printingでの頭蓋骨参照
http://www.etsy.com/shop/shhark


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