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『資本主義からの逃走』
    「抑止力なんて!怒っている地球・原子力について」


   


     8月 8th, 2010  Posted 12:00 AM

わが国の抑止力は何?
軍事力は未だに人類と国家、その国際関係での「力学」になっています。
そして、その軍事力を最大に保証しているのが,
「原子爆弾」を保有しているかどうかという幼稚すぎる決め手です。
日本は甚大な被爆体験をさせられて敗戦国家となりました。
被爆国家としての怒りの主張もせず曖昧国家65年目を迎えました。
「持たず、作らず、持ち込まさず」という三原則を「原子力の軍事利用」を自己規定してきました。
そして、国家的な「抑止力」は、
米国との安全保障条約・在日米軍基地・自衛隊の専守防衛でさらに自己規制を守り抜いてきました。
島国であることも幸いしています。
しかし、第二次世界大戦後、地球上には「原爆保有」と「紛争」は連綿としています。
民族対決・宗教対立は歴然です。
テロリスト国家は「原爆保有」を今やことさらに公然としています。
日本という国家は、戦後の経済力によって、
自己規制で「原子力」との距離感を、
実際は国内に賛同と反対を抱きながらも決して明快にすることなく、
「原子力への曖昧さ」に委ねてきました。
すでに、国家経済は没落の道程にあります。
日本の何が「抑止力」なのでしょうか?。
そして国際関係での「軍事的力学性」に専守防衛の意義があるのでしょうか?。
先進的原子力技術
私は、「原子力技術の高密度な先進性」を「情報戦略化」するべきだと考えています。
何も、「原爆」で武装しようというのではありません。
もし、必要とあれば、
「日本の原子力技術の最先端性は原爆をすぐに準備できること」を誇示し訴求することです。
原子力反対派からは非難集中のことと推測します。
それでも、私は「原子力」利用は、発電・水源確保・CO2削減、環境の保全化をめざします。
その「原子力利用技術がナンバーワン国家」であることで、
古典的な「抑止力」を確保しておくことです。この幼稚さに呆れながらも・・・・。
治安も失われ、礼節も喪失し、倫理観も乱れ、
少子国家、高齢国家のわが国の「存続」、
その議論に「原子力技術」機軸にすることを、絶対に、タブーにすることは大きな間違いです。
怒りの地球
地球の全自然は怒っているのです。
それが昨今の天災だと素直に受け取るべきでしょう。
「抑止力」なんてことで対立している人類=人間そのものを
この地球に生かしておいてはくれなくなる日がきっと来ると思っています。


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