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Posts Tagged ‘パワーポイント’


10月02日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 2nd, 2018  Posted 12:00 AM

10月02日 赤口(丁卯)

「 パワーポイント 」が
萬延している状況のなかで、
ひたすらテンプレートに依存した表現では、
見る側をがっかりさせてしまう。

これから発表される内容に対する
期待感をはぎ取っていることに
気づいてほしい。

『プレゼンテーションの極意』タブーの逆説「いい加減」なプレゼンの「良い加減」づくり


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09月26日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 26th, 2018  Posted 12:00 AM

09月26日 赤口(辛酉)

「 パワーポイント 」が
萬延している状況のなかで、
ひたすらテンプレートに依存した表現では、
見る側をがっかりさせてしまう。

これから発表される内容に対する
期待感をはぎ取っていることに
気づいてほしい。

『プレゼンテーションの極意』タブーの逆説「いい加減」なプレゼンの「良い加減」づくり


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9月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 24th, 2012  Posted 2:54 PM

9月24日 友引(戊子)

「 パワーポイント 」が
萬延している状況のなかで、
ひたすらテンプレートに依存した表現では、
見る側をがっかりさせてしまう。

これから発表される内容に対する
期待感をはぎ取っていることに
気づいてほしい。

『プレゼンテーションの極意』タブーの逆説「いい加減」なプレゼンの「良い加減」づくり


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「マインドマップ的な発想法は全否定です」


   


     4月 20th, 2012  Posted 12:00 AM

ポスト・イット=付箋紙は便利な文具です。
だから、この文具を発想(風)の道具として重用多用。
それは大事なひとつの方法だと私も思っています。
しかし、私自身は、カードや付箋紙の類いは使いますが、
「発想」手段としては、全く認めていません。
発想法は、KJ法やマインドマップなどほとんど知り尽くしています。
こうした発想手法を知り尽くしてしまうことが大切です。
そうすれば、初めて「自分流」がやっと発見できるかもです。
先般もTVで、
「復興計画づくり」のワークショップのドキュメンタリーを観ました。
そして、やっぱりこうした発想(風)ワークショップしかも学生からは
何も創造性溢れるものは絶対皆無だとの結論を確認しました。
まず、「ことば」で考え出すことも一つの方法ですが、
必ず「ことば」の意味に縛られて想像性を抹殺しがちです。
だから、創造性に近接も近傍もできないのです。
創造性は「絵(スケッチ)」で最も生まれます。
ダ・ヴィンチを見れば明白です。
しかし、一般的には絵には得意不得意がありますから、
その場合は「図」にすればいいということです。
そうなると、
スケッチや図は、それ用の文具は決して付箋紙にはなりません。
カードでもそれなりの大きさとか質が必要です。
そして、絵・図というのは、マインドマップではなくて、
全く異なる新たな絵・図になります。
ともかく、マインドマップを作成して、
それをパワーポイントで纏めるというのは、まず、野暮(センス無し)で、
創造性に最も重要な前頭葉を使っていない能(脳)無し、
ということですから私は全否定です。
真逆に、Keynote上に図、
例えば三角形一つに「かたちにことば」を付ければいいのです。
絵と図を使う発想手段は、
「絵図」といって江戸時代からの牢獄隠語です。
「泥棒に入る絵図を描く」というのは、
犯罪ですらそのような企画を発想しているということです。
「絵図を描く」発想法を私は40年培ってきました。
「絵図発想法」という著作を考えています。

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『資本主義からの逃走』
「 Media Integrationへのプレゼンテーションツール・4」


   


     4月 25th, 2010  Posted 12:01 AM

Idea Processorからはじまる!
Macintosh128kからパソコンの歴史が始まったといえるでしょう。
私はそれまでApple?をながめつつ、
シンクレアZX81でBASICにふれていました。

Macの登場以来、パソコンはデザインツールだと言い続けてきました。
しかし、もう一方では、
プレゼンテーションツールに惹かれてきました。

プレゼン・ツール
そのきっかけは、アイディアプロセッサーでした。
ThinkTank512はMOREとなり、
その図形発想は後の私の「図形」でコンセプトやコンテクスト、
その思考をまとめていく発想手法になりました。
プレゼツールは次のようなソフトから、
やがて二つのアプリケーションに分かれていったと私は考えています。

統合ソフト
文章作成と表計算、図解とプレゼンテーション、
そしてこれらが統合ソフトになるわけです。
そのスタートがJaZZだったと評価しています。

なぜならこのJaZZソフトは、マニュアルからすべてがデザインでは最も評価できました。
しかし残念ながら、当時、これは一般受けしませんでした。
この流れがロータス123になっていったのです。

PowerPoint
さて、プレゼンテーションソフトの決め手は、
PowerPointの登場でした。私は驚喜しました。
MacWorldの会場で、
回路基板をMacintosh SE(後にSE/30)に組み込んでもらいました。
当時、日本では「演算星組のMac書道」が絶賛されていました。
が、日本のソフトベンダーはここだけだったのです。
帰国して、福山市のデザイン会議で、
PowerPoint・B/Wを使ったのが日本で最初のプレゼだったと思います。
このソフトの未来性をマイクロソフトは見逃していませんでした。

PowerPoint V2.0はカラー判となってマイクロソフトから発売されました。
私がPowerPointを評価しないのは、
この時点から、まったく進化していないことです。
すなわち、Integrationという概念は、
「進化」というプロセスを内包し内在していることが不可欠だからです。
プレゼンテーションソフトは、以後、NeXT STEP上での
LightShowを経て、Keynoteが登場するまで、
数年、進化はストップしていました。
そして、この進化は、VJソフトに引き継がれていくのです。
そのVJソフトが日本からだったことは、筆目に値します。
「motion dive」が登場してくるのです。


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