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『英国製とフランス製の最高質のノートに立ち向かう』


   


     11月 23rd, 2014  Posted 12:00 AM

私はノートを徹底的に見つめて探して選んできたと思っています。
それは職能柄でもありますが、日本の手帳と手帖は、
西洋でもメモ帳からノート=帳面には、紙質の違いがあります。
それも時代性と歴史性が見事に表れているからです。
これはフランスと英国の最も精微にデザインされていることを
確認できるモノだと思っています。
今年の手帳は、昨年同様に英国製がようやく手に入りました。
昔、英国の登山家や冒険家が絶対に使っていたという皮革製の手帳を
私は探し求めて、手に入れたことがあります。
その2年後に日本でも発売されたら大ヒットしたことがありました。
日本ではビジネス手帳としてみんなが使うようになったので、
私は辞めたことがあります。
年末になると、いわゆるビジネスツールとして、雑誌でも、
「来年の手帳」とかが話題になりますが、
私が選びぬいたのは、英国製でした。
それもわざわざ英国にまで注文していたことがありました。
ところが香港では、自分仕様を店舗で注文することができました。
それが大阪でもショップがあって、詳細な注文発注ができました。
もうひとつのフランス製は、なんといっても紙質とこのスタイル、
その意味性と性能性を知ってほしいと思います。
ともかく英国製とフランス製での最高質がこのノートにはあります。
それは使うことを拒否されそうです。
というか、使うには潔さがいるノート類と言ってもかまいません。
ノートならなんでもいいとか安ければいいという価値感もありますが
それは、ペンを持った気持ちも通じないと私は思っています。
最高品質のノートに立ち向かうということの意味、姿勢は、
そのまま、文字を介して自分の知性と向かい合う具体性があります。
文字で済ませるのはとても楽ですが、
いざ、スケッチ=描画ともなると、これほど高品質なノートに、
立ち向かう自分を見つめ直すきっかけになると思っています。

「ブランドが語りきろうとする高密度品質とは」
「来年の手帳は選びましたか?」


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