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『Saint-Etienneの美しいカードそのデザイン』


   


     2月 1st, 2014  Posted 6:55 PM

自宅の改装がようやく落ち着きました。
この改装時にフランスから親友のディレクターが、
私の自宅隣のホテルに宿泊してもらいました。
改装があって、一日は自宅で昼食ができましたが、
翌日はスタッフとドクターに阪大、特に病院視察をお願いし、
夕食は私たちが気に入っているレストラン。
しかし、翌日からはすれ違いにも関わらず、帰仏前に、
一枚のカードをホテルフロントに残してもらいました。
先般、キーノートスピーチしたSaint-Etienne市のカードでした。
フランスを代表するデザイン都市のカードは見事なデザインです。
都市のランドマークには、それぞれの歴史性が表現。
赤い円形の中にある三つの建築は、
都市を象徴するタワー・美術大学分校・デザインセンターであり、
フランス革命時には鉄鋼産業の街であり、中世の建物から、
現代都市のランドマークで表現されているカードでした。
このデザイン都市で、フランスの土産物そのデザイン審査があり、
デザインを基軸にした土産物選びから、
今では医療産業へデザインを差し向けているだけに、
「アルツハイマー対策のデザイン」をすでにコンペにしています。
しかも人口はたった18万人の小さな街です。
私が1997年「フランスにおける日本年」で「経済と文化」を担当、
フランス・パリからの偉いさんに喧嘩をしたことがあります。
「デザインとアートは違う、デザインを見くびっては困る、
だからフランスは遅れている」と言ったことが昨日のことです。
今の日本では、「前例が無い」と断られることしばしばです。
しかし、フランスしかり、もっと中国しかり、
「これは世界で最初ですか?、それならOK特に即実現を!」。
このカードの美しさを今の日本は生み出すことができません。


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『Saint-Étienne・ユネスコ認定デザイン都市で』


   


     12月 17th, 2013  Posted 12:00 AM

この小さな街は人口が18万人にすぎません。
しかしサッカーチームにはあの松井選手がいたほど最強チームで、
スポンサーも市が支援するという街です。
AppleStoreがあり、ZARA、 H&M、までがありました。
市電はかっこよくて、随分写真を撮りました。
最も、渡仏直前に降雪があって極寒でした。
空港はパリからリヨンに飛び、車で入りました。
フランス革命時には鉄砲の街=鉄鋼産業から、医療産業へ。
2006年にこの街のエコール・デ・ボザール・サンティエンヌ校で、
ワークショップをしたときに、デザインセンターが出来るという
そんな場所を見せられましたが、デザインセンターも、
現代美術館もあるデザイン文化都市になっていました。
Health & Design for All」のキーノートスピーカーで招聘。
彼らからはPKD=Peace-Keeping Designを中心テーマにでした。
勿論、3.11の現状も紹介してきました。
阪大からはドクターが2名も参加してもらいました。
現地のドクター二人(小児科と呼吸器科)と夕食では、
彼らはデザインと医学の関係がすっかり理解していました。
このイベント後、クリスマスムードのパリに寄りましたが、
観光都市をはるかにしのぐ美しさがありました。
リタイアしたら、フランスのいわゆる田園都市の方に
私は住みたいと思わせてくれる街でした。
私のふるさと福井は25万人の街ですが、私は思いました。
デザイン都市にしていく大きな優位性は、
すでにフランスは格段に進化をしています。
「フランスにおける日本年」でトゥールーズで、私は、
「経済と文化でのデザイン」を懸命に話をしたことがあります。
1997年だったと思いますが、
あれからフランスは18万人の小さな街が、
「デザイン都市」として新産業と文化都市を創りあげていました。


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