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Posts Tagged ‘人格’


2月25日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 25th, 2021  Posted 12:00 AM

2月25日 友引(甲辰)

『基層としてのデザイン』

それだけに、
経験の基層
その表面を研ぎすまし、
自分の人格を映し出す
ためのモノの発明こそ
インダストリアルデザインの
当然の対象とすべきだろう。

artificial heart:川崎和男展


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2月21日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 21st, 2021  Posted 12:00 AM

2月21日 仏滅(庚子)

『基層としてのデザイン』

愛用するという、
いわば単純で
プライベートなパロールを、
実は、
人生のそして人格の
ラングに収めモノとの
対話の日常語に
しておかなければならない。

artificial heart:川崎和男展


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2月18日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 18th, 2021  Posted 12:00 AM

2月18日 先勝(丁酉)

『基層としてのデザイン』

人の死とともに
際だつモノを
「形見」と呼ぶことも、
人格の基層に
位置づけられたモノへの
深く敬虔な洞察である。

artificial heart:川崎和男展


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2月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 11th, 2021  Posted 12:00 AM

2月11日 大安(庚寅)

『基層としてのデザイン』

それは思い出として、
人格の基層となり、
幾重にも
積み重ねていくことが
可能である。

artificial heart:川崎和男展


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『表示画面は4:3ではなくて16:9表示であるべきだ』


   


     8月 23rd, 2018  Posted 12:00 AM

4:3という画面表示に関して、私は15年前より言い続けてきました。
私はもう16:9を主張してきました。
すでに、TV画面もこの大きさになっているのに、
どうして画面表示が未だに4:3は、PowerPoint を使用している
大きな特長にもなっているのでしょう。
PowerPointが、今でも書体表示が情けないのにも関わらず、
これを表示として使っているのは、表現力の無い人格です。
さらに、こうした画面に著作権マークである?が無いのは、
無体財産権の無いことを表示しているのです。
著作権と商標権は大きく違うことを示しています。
したがって今でも新築されている所に画面表示パネルがある場合、
随分と落ちぶれた建築家だと思っています。
そしてPowerPointづくりでの学会は既に遅れているのです。
私の講演会では必ず200名を超える場合は200インチで16:9、
これを必ず準備してもらっています。
PowerPointで白黒画面を最初に使ったのも私です。
それ以後はLightShowでしたが、これを使っていました。
そして、LightShowがMacOSのKeynoteです。
これはスティーブ・ジョッブスの置き土産だと思っています。
TVではすでに4Kが表示されていますし、
多分、8Kまではいらないです。
ともかく私はパソコンでは16:9が表示画面だと確信していますが、
どの講演に行っても4:3なのは、私はやっぱり許せないのです。
Keynoteだったら、画面も8画面音楽まで再生可能なことを
ともかくデザイナーは表現ゆえに熟読使用すべきです。


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08月03日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 3rd, 2018  Posted 12:00 AM

08月03日 先負(丁卯)

酒は上戸と下戸がいる。
酒は人格を壊す。
しかし、酒を楽しめる。
酒はカクテルになる。
カクテルを一杯飲めること、
それは幸せなことだ。

 


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06月15日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 15th, 2018  Posted 12:00 AM

06月15日 赤口(戊寅)

言うまでもないが、「誠実さ」は
つくりあげるものではない。
それは、個人個人の人格のなかで
形成されてくる問題である。

『プレゼンテーションの極意』「わがまま」と「誠実さ」


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06月07日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 7th, 2018  Posted 12:00 AM

06月07日 先負(庚午)

商品を通じて、
提案者自身の人格や人生、生き様について
非常に深い関心を持つのである。
「その人の特徴と特長が、
商品と重なっている」ことを発見したいのだ。

そう考えると、
アイディアを述べる自分という存在は、
一種の媒体ということになる。

『プレゼンテーションの極意』「わがまま」と「誠実さ」


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12月28日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 28th, 2017  Posted 12:00 AM

12月28日 先負(己丑)

人間に教養は不可欠だが、
教養があっても
「無知」性
「差別」性
これは、教養の要を
持たない人格の大問題だ。

川崎和男の発想表現手法


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『パトローネが文化を再考察させるデザイン戦略』


   


     4月 29th, 2016  Posted 12:00 AM

焼酎ブームになって久しいと言って良いでしょう。
なぜ、焼酎が飲酒としてこれほどまでに成長してきたのでしょうか?
自分なりに聞き及んでいることは、二つあります。
まず、阪大が醸造における糀菌を醸造科を廃止し東大に渡し、
東大醸造科の技術進化があったからということ。
と同時に「iichiko」のK名誉教授のデザイン戦略があったということです。
このデザイン戦略は、K氏のグラフィックデザイン展開だけではなくて、
すでに130号発刊された季刊小誌があります。
130号目を見ればデザイナーにこれを読みこなす能力が問われるでしょう。
「日本語言語論の革新へ」という特集記事を見て、
ことさらにこれはデザイナーが立ち向かえるものでしょうかと思います。
しかし、自分が強調したいのは明らかに言語論と対峙できる能力が
デザイン界、デザイナー能力には不可欠だということです。
日本語の文法、述語の世界、一人称の問題としての人物人格は、
すべからく詩的言語性や言文一致性とその時間表現性と関わっています。
結局デザイナーのそのデザインを根底で支える表現への理論・哲学性です。
洋酒であれ、日本酒であれ、とうとうそれが焼酎であれ、
飲酒という文化は現代文明の奈辺で理論・哲学のパトローネが必要です。
このパトローネに方針を与えることこそすでにデザイン戦略なのです。
したがってこのデザインスタジオに、
この小誌の編集室があることはもっともっと知られるべきことです。
デザイナー能力がこうした小誌の読者であることの
重大さを書きとどめます。

*『東京老化と地方消滅にデザイン戦略を』
*『アナログの極致=レコード再生のカートリッジ』
*『C.I.デザインの源流としての思想』
*『ファッション誌で知ってさらに自分ファッション』
*『前頭葉で「ち」と「は」=形と言語が制御されている』


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