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Posts Tagged ‘価値観’


11月16日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 16th, 2023  Posted 12:00 AM

11月16日 先勝(戊寅)

現在、
プロダクトデザインが
単なる表皮的な意味での
価値観で消費され、
さらに廃棄されてしまうのは、
デザイン意図の社会的な意義や意味性が
希薄になっているからである。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』13 造形言語の修辞学的手法


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11月3日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 3rd, 2022  Posted 12:00 AM

11月3日 先勝(庚申)

現在、
プロダクトデザインが
単なる表皮的な意味での
価値観で消費され、
さらに廃棄されてしまうのは、
デザイン意図の社会的な意義や意味性が
希薄になっているからである。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』13 造形言語の修辞学的手法


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12月30日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 30th, 2020  Posted 12:00 AM

12月30日 友引(丁未)

『修景としてのデザイン』

社会は
そうした価値観の集合を背景に
やがて時代をまた衝き動かす。

artificial heart:川崎和男展


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12月29日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 29th, 2020  Posted 12:00 AM

12月29日 先勝(丙午)

『修景としてのデザイン』

時代は常に人々の
価値観を突き動かす。

artificial heart:川崎和男展


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2月15日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 15th, 2020  Posted 12:00 AM

2月15日 仏滅(戊子)

デザインの領域では、
デザインされたモノを「作品」
という価値観でとらえることにすら
意義を申し立てる同業者間の隔たりが
残存している。
私は、
残存しているという言い方で、
異議申し立て者を非難しているわけだ。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』14 意味論としてのデザイン


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1月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 23rd, 2020  Posted 12:00 AM

1月23日 仏滅(乙丑)

現在、
プロダクトデザインが
単なる表皮的な意味での
価値観で消費され、
さらに廃棄されてしまうのは、
デザイン意図の社会的な意義や意味性が
希薄になっているからである。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』13 造形言語の修辞学的手法


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『自然観がある木質系のモノ、その技能が落ちている』


   


     3月 25th, 2019  Posted 12:00 AM

木、木材、木質は私の最も自然感を大事にしている素材です。
工業デザインでは、量産化するために、自然への模倣を越えて
自然感らしくあるために「木質風」で取り組んで来ました。
まず、自然風の木材を塩化ビニールのシートで作成してきました。
それこそ、私が社会人としてオーディオ部門のデザイナーだった頃、
世界中の樹木を全て覚えました。ゼブラやブラジリアンローズなど、
スピーカーシステムや音響ラックの素材として試してきました。
それを源にして、木材系や木質系、それを模倣し木材・木質系「風」を
工業デザイナーとして、工業的な素材系解決に懸命でした。
ちょうど、今では世界の森林減少や違法伐採への取り組みとして
国家単位=その国にある樹木以外は入手困難になっています。
最近では、自然系木質の技能の応用展開、
磁器系商品もその染色や転写技術は、
海外の一流ブランドに追い越されています。
それには、廉価物が一般に浸透し、
かっての伝統的=守りと裏切りを繰り返し
鍛えられた技能にたいする価値観が継続されず落ち込んでいます。
真善美の価値観を鍛えれば、本物が選択できます。


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02月25日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 25th, 2017  Posted 12:00 AM

02月25日 大安(癸未)

デザイン成果は
性能・効能・そして機能が
価値観である、
安心・信頼・安全が
必要である。

川崎和男の発想表現手法


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『ゲームコールセットの信用と信頼にある価値』


   


     11月 11th, 2016  Posted 12:00 AM

水鳥や小動物を呼び出すための呼び笛です。
10種類の「音」をドイツでセットにした「ゲームコールセット」。
多分、米国のアウトドアショップで手に入れたモノです。
果たして、それぞれの呼び笛の音がそれぞれの動物に適応しているとは、
正直には試したことはありませんが、「価値」が備わっていると考えます。
あらためて「価値とは売り手が隠しもっている値段のことが原意」です。
自分は価値とは次の三つで成立していると定義しています。
 ● 好ましいコトやモノ
 ● 望ましいコトやモノ
 ● 信頼と信用されているコトやモノ
以上のように考えることが出来ます。
問題は、信頼は出来るけれど信用はされていないこと、
信用は出来るが信頼はさせられないこと、
このいずれにも価値という効能性は存在しないということです。
ゲームコールセットと名付けられているそれぞれの呼び笛は、
カラス、ウサギ、鳩、カッコーなどの鳴き声を笛で呼び出して、
観察をしたり写真撮影をするのです。
このゲームコールセット(フーベルタス)は、
信頼された鳴き声が信用されているという価値があるということです。
万一、その鳴き声が実際の動物と一致しなけれは、
信頼と信用が無いから、好ましくも望ましくも無いということです。
自分のデザイン価値観には、このゲームコール、それぞれの音が
いつも耳鳴りしていることを想い出します。

* 『「場のちから」の「ば」と「ち」にあるデザイン』
* 『セシウム除染もデザインが深く関与すべきだ』
* 『モノ真似防止、他のデザイナー作品は暗記すべきだ』
* 『サスティナブルであるための原意と欠落点』
* 『最高級品=最高価格であるべき万年筆の登場の意義』


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『ファッション誌で知ってさらに自分ファッション』


   


     9月 24th, 2015  Posted 12:00 AM

高校時代は丸坊主が校則でした。
ようやく丸坊主から解放されたときにファッションが気になり、
最初の男性ファッション誌は「メンズクラブ」でした。
美大入学時には母が指輪とブレスレットを男なのに買ってくれました。
以来、私は指輪もブレスレットも母からの命令だと思って収集し、
身に着けていますから、デザイナーで良かったとさえ思っています。
車いすになってふるさと福井で仕事をしているときには、
白いワイシャツ、髪も短く、必ず、イタリア製ダブルスーツでした。
東芝時代は、東芝マンでしたがアロハシャツで出勤する態度でした。
ダブルスーツに拘ったのは、今もそれほど変わりませんが、
車いす姿、若いことで明らかに差別感を受けてしまっていたからです。
福井でも毎日デザイン賞を受賞してからは、
ワイシャツもカラーにし長髪にしたようなものです。
もっとも最近では明らかに差別感を感じたら周りにスタッフがいても、
必ず暴力沙汰寸前になるようにまで、
それこそヤクザさんにも絡みます。
というわけで、逆差別のやり方さえ覚えてしまいました。
ごめんなさい。
今、ファッション誌はワイフの女性モノが面白いですが、
60になってまた「メンクラ」を読むこともあり、
今回なんぞは40になったらなんて記事に、
そうか、自分の40代はこの程度をファッションなんて呼ばない、
ファッションは、浪費と勇気の見栄=見栄えだと思っています。
見栄というのは,浪費できることやその程度でも揺るがない自己表現です。
一所懸命と一生賢明がファッションの哲学であり、
それこそ浪費する自分が一所懸命と一生賢明であることの見栄です。
ちょうど私の世代は、アイビースタイルに憧れ、
それこそ大学時代にネクタイをするフォーマル性を磨きました。
カジュアル性の根本としてのジーンズも、徹底したモノの価値観があり、
昨今では、高級ブランドからファストファッションまで、
それぞれの価値観への浪費性に使用感と所有感があると考えています。
幸いにして、メガネは自分ブランドがありますが、
自分が最も興味を抱いている分野で自分デザインができる幸運さ、
これこそ自分のファッション価値観だと思っています。


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