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Posts Tagged ‘同一性’


3月15日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 15th, 2022  Posted 12:00 AM

3月15日 友引(丁卯)

『統合としてのデザイン』

企業の
社会的存在の同一性を
見事に表現するには、
「統合としてのデザイン」の
知性を
デザイナーは
主導しなければならない。

artificial heart:川崎和男展


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3月12日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 12th, 2022  Posted 12:00 AM

3月12日 大安(甲子)

『統合としてのデザイン』

同一性には、
samenessと
selfhoodとの区別も
明確にできないままに
企業のシンボルマークと
その展開が
決定されてしまう。

artificial heart:川崎和男展


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3月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 11th, 2022  Posted 12:00 AM

3月11日 仏滅(癸亥)

『統合としてのデザイン』

その結果、
たとえば
企業存在の
同一性と統一性の
ビジュアル表現は、
単なる
企業広告としての
役割しか果たさない。

artificial heart:川崎和男展


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6月1日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 1st, 2020  Posted 12:00 AM

6月1日 先勝(乙亥)

機能的である
「座り心地」は、
デザインがはたさなければならない
デザインの同一性そのものに
つながっている。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』19 ビュー・ポイントからのミス・ブランチ


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『ファッション雑誌での製品デザイン紹介の今後』


   


     7月 3rd, 2017  Posted 12:00 AM

最近の雑誌、そこには工業製品があふれて登場しています。
眼鏡などは、模倣が多くやなぜコレがとかを
プロとして編集意図、センスを疑います。
また、眼鏡しかり、時計にいたってはメーカー宣伝戦略が氾濫しています。
そして、もはやかつての機械式腕時計の時代は終わりつつあります。
しかも今では、最新雑誌30数冊はPadで読めてしまう時代です。
40代当時はいくつかの雑誌に製品紹介や製品批評の連載もしていました。
最近、ファッション誌で製品紹介をしました。
デザイナーですから、自分の作品である商品をとも思いましたが、
それは自分で違反だと考えました。
そして自分自身が使用していてデザインによっての
性能・効能・機能を満足させているモノを選び抜きました。
結果はどうしても、光と音の製品=モノになっていて、
自分でも笑ってしまいました。
何しろ私が美大で最も生涯は音と光、
これらのデザインでと思っていたからです。
ヘッドホン、これは最高級であり、
現在のヘッドホンやインナーホンでの電磁波問題を解決しています。
また音、音響ではワイヤレスであり、これも最高のモノを選びました。
ワイヤレスというのは、音も光もWiFiを運用していることです。
私はこの三点でしたが他の批評されたモノも極めて正確な商品選別でした。
現在の出版業界はおそらく商品の情報化では、
必ず、センス、ファッションセンスとデザインセンスが問われるでしょう。
しかし、ファッション性とデザイン性は同一性と差異性がセンスという見識、
それが問われると共に雑誌形式からの離脱性に革新化が求められるでしょう。

Staff Blogにて詳細

4日・多摩美大にて特別講義16:30より
5日・「日本文具大賞」で表彰式にて総評

* 『ファッションも完全完璧な信用・信頼・安全・安心だ』
* 『ファッション誌で知ってさらに自分ファッション』
* 『腕時計には本来、機能性の無いモノだった』
* 「デザインすることの勘違いは大間違い」
* 『失われてしまっているジャーナリズムは雑誌に歴然』


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『メセナフィランソロピーが「ジン」酒造企業ではどうか』


   


     5月 26th, 2016  Posted 12:00 AM

デザインは「日本酒から人工臓器まで」とか、
デザイン対象を拡大するために酒、臓器、原子力などを選んできました。
それゆえに、対象領域に関しては知識獲得やその経験をしてきました。
ウィスキーについては、父から教えられたことが元ですが、
大学時代にはほぼ一年間、金沢の高級バーでスーツ姿のままキッチンで
皿洗いやグラス磨きのアルバイトをしました。そこのバーテンダーから、
洋酒やカクテルのことをわずかに教わっていたことがあります。
年齢とともにかも知れませんし、もはや禁酒禁煙を解放したこともあり、
最近はマティーニなどカクテル特にジンに拘りを持つようになりました。
ジンは英国のお酒というイメージをもっていましたが、
私が絶対に英国のこのブランドというジンが輸入が停止。
だからジンについて調べているうちに、元来はオランダ産でした。
が、今や英国での「ジンブーム」や、
それこそ007でのマティーニのカクテルレシピまでが
流行の原因だとわかりました。
お酒にはひとつの市場倫理があります。
それは「お酒は飲めば飲むほど=売れれば売れるほど」の同一性には
文化のパトローネ足る企業倫理がなければ意味がありません。
したがって、酒造関連企業の、メセナのフィランソロピーは
企業存在、社会的な効能性の完備は当然のことです。
このことに気づいていない酒造企業は、
社会的存在性が無いと言ってもいいわけです。
そういう意味では、ジンを取り巻くメセナの効能性を
再確認したいと思っています。
メセナのフィランソロピーにデザインは深く関与すべきだと思っています。

*『きっとまた心配されると思うが・・・ダビドフの文化』
*『クールビズ・ネクタイ文化は終わろうとしているか』
*『酒とタバコと、そして・・・』
*『パトローネが文化を再考察させるデザイン戦略』
*『新作007・ボンドカーでも確認できた曲線美』


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10月1日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 1st, 2015  Posted 12:00 AM

10月1日 友引(庚戌)

企業の社会的存在の同一性を見事に表現するには、
「統合としてのデザイン」の知性をデザイナーは主導しなければならない。

In order to express the social identity of a company,
designers must be intellectual enough to create “integrated design”.

『artificial heart:川崎和男展』 統合としてのデザイン


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9月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 11th, 2015  Posted 12:00 AM

9月11日 大安(庚寅)

喧嘩は、まだま肉体的な
だ暴力性と
完全に同一性されていますから、
それなら、
新たな「喧嘩道」には、
肉体的な暴力を超えて、
言葉、
特に匿名としての新たな「喧嘩道」を
新規設置の時代性と社会性を
準備しなければならないと思っている。

川崎和男「喧嘩道」


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8月14日川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 14th, 2015  Posted 12:00 AM

8月14日 先勝(壬戌)

企業の社会的存在の同一性を見事に表現するには、
「統合としてのデザイン」の知性をデザイナーは主導しなければならない。


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「資本主義からの逃走」
  「同一性と差異性の表現は分別性を訴求する」


   


     2月 22nd, 2011  Posted 12:00 AM

同一性の確認、その評価軸
同一性の確認は極めて哲学的です。
同一性って何、ということが不明過ぎます。
もっとも単純に考えれば、「違いがなくて同一」ということ。
同一かどうかは、その本質との差異性の判断につながっています。
最近では、すっかり「性同一性症候群」ということが、
社会的に公認、認知されてきました。
こうした人たちがTVタレントとしての活躍ぶりも現代的な風潮になりました。
本来、性が男か女かは、「見た目・外観」で決定づけられていました。
男という性で生まれながら、脳自体とその思考は女性だったということや、
あるいは、その反対がこの症候群という医学的な定義となり社会的に公認されたことです。
「性同一性症候群」に、「同一性」ということの基本的な認識原則がある事例になるでしょう。
つまり、企業の顔・外観、商品の顔・外観という具合に、
その外見と内実が同一であるかどうかという社会的評価、
それが「同一視」されているかどうかということです。
そこで、「同一性」・対・「差異性」が問われることになります。
ところが、この差異性の判断は、三つの見方があります。

 ● 差 別
 ● 区 別
 ● 分 別

この三つの評価基準で最も低次元な判断が「差別」に他ならないということです。
あらためて、この三つの価値基準軸から「同一性」、
そしてデザイン表現での基軸を見つめ直したいと思います。


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