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Posts Tagged ‘崩壊’


1月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 10th, 2022  Posted 12:00 AM

1月10日 先勝(癸亥)

『賛歌としてのデザイン』

次世代を目前にして、
解体する国家や
制度は
世紀末の崩壊と
分裂の
危機感となっている。

artificial heart:川崎和男展


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5月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 11th, 2021  Posted 12:00 AM

5月11日 友引(己未)

『観念としてのデザイン』

そして、
激動の時代は、
その環境の基盤をも
突き動かし
崩壊させることも
辞さない。

artificial heart:川崎和男展


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5月2日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 2nd, 2021  Posted 12:00 AM

5月2日 大安(庚戌)

『始計としてのデザイン』

だとするなら、
エコノミック
インダストリアリズムに
傅いたデザインも知らず
崩壊しているはずだ。

artificial heart:川崎和男展


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『新型コロナウイルスでの「敗血症」多臓器不全死』


   


     5月 18th, 2020  Posted 7:46 PM

アルベール・カミュの『ペスト』を読み直しをしました。
人間と疫病の闘い、極限状況、ロックダウンと
不条理な中での私達の生き方。
当然、ダニエル・デフォーの『ペスト』とともに、
災厄に直面した社会と人間の存在と生き方を
表現した普遍的な価値を持っています。この状況で、
アフター・コロナという世界に向き合おうとする今、
「経済」活動では、これまでに戻ることなどはありえません。
医療や教育、そしてエンターテイメントなどが、
崩壊していますが、「経済」の仕組みはもっと大変です。
『ペスト』には「死んでいくのに難渋を味わう」「非快適」という
追放されたひとりぽっちの特異な状態の死があります。
「新型コロナウイルス」は、
生物兵器を開発途中で失敗をしたのではないかという説を
私は考えており、このコロナウイルスで世界中で、
人類が滅亡するかもしれない人災だと思っています。
私は以前、「敗血症」からの多臓器不全で重篤になりました。
それは2006年のことでしたが、今回のCOVID-19でも
重傷化する患者の多くが「敗血症」に陥り死亡しています。
そういうきっかけをいただき、どう言う訳か、この死での、
阪大時代の研究室の取り組みは深紫外線による手洗いから
感染予防のストレッチャーと寝具開発、
経肺によるワクチン接種と新しいシリンジがあります。
が、これは私の動物的な直感でした。


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12月26日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 26th, 2017  Posted 12:00 AM

12月26日 先勝(丁亥)

右翼を自称する私も、
できることなら今後の人生を
海外で過ごしたいと思ってしまう。

理由は簡単だ。
日本という国家の行政や
日本人という民族性がすでに
崩壊してきているからである。

『デザインの極道論』量感


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『和服という伝統の新しい語り方を間違ってはならず』


   


     10月 9th, 2017  Posted 12:00 AM

京都には白足袋族が文化的な特権を持っていると言われています。
しかし、すでに京都自身がそのことを忘れているようです。
白足袋族というのは、祇園・神社仏閣・室町西陣の着物問屋の旦那衆です。
たとえば、文化的な決定事項は、京都では白足袋族に決定されました。
現在のことはわかりません。
京都に対して金沢では文化物事の決定は、
もし、前田家の殿様はどう決めるだろうといういうことで決定されます。
これは私も金沢市のある文化事業での打ち合わせで体験しました。
京都での仏教関係での議論討論では
一人が反対すればその提案は採用されません。
これは宮廷文化・武家文化の決定案件での決定条件になっています。
白足袋族でももはや室町の着物産業はすでに崩壊していると言えるでしょう。
私が車イス生活となり、赤坂でともかく買ったのは、
JBL4343のスピーカーシステムと着物でした。
東京赤坂ではとても有名だった呉服店でした。
今、もうその家号も消えています。
私は日本人が小学時代に学ぶべきは、
日本刀の手入れ・盆栽・着物は知れられるべきと思っています。
今回AM社の新車発表でのドレスコードで和服があったので、
本当に30年ぶりに着物を出し着てみました。
羽織は絵羽という裏地柄であり、これは日本的にはほとんど最高級の
広重作品を模写したものでした。
そして羽織の着方と羽織紐の結わえ方も教え子で特任助教に教えました。
多分、羽織はもとより袴についてもすでに日本人には
その知識と方法はもはや無くなっているでしょう。
最近、火打ち石を復興させようと考えてきました。
これも日本の伝統である、火打ちという日常習慣を取り戻すためでした。
ともかく、織物も羽二重の新たな素材化を目指しています。
よく、風呂敷が大事だとか、着物が大事だとかいう、
そんな軽薄な伝統文化への再興ではありません。
自分デザインの最期の仕事が見えてきているようです。

* 『これで最期のメインテナンス・JBL4343』
* 『AM社のヴァブキュリーを見る夕食会に和服で参加』
* 『観光都市はエスノセントリズムから解放されること』
* 『なぜ、あえて「日本刀」と呼ばれたのか?!』
* 『布、なぜシルクロード、シルクボイスだったのか』


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『レジリエンス=強靱な益荒男こそ大丈夫を意味する』


   


     3月 12th, 2017  Posted 12:00 AM

金沢から新大阪へのサンダーバードがやけに寒かったのです。
帰宅するとワイフが風邪を引いてしまいました。
私は絶対に引かないぞと思ったいましたが、
結局、3日間ひたすらベッドに打ち伏すことになりました。
しかし、仁愛女子短大からの企画で
福井に講演で帰らなければなりませんでした。
出かけてその夕方から久しぶりに一般向けの講演をしました。
実際は、ほぼ毎月一度は帰ったり、
福井での学会では基調講演をしましたが、一般向け、
難しい話はしないでとのことでしたので、結局は、
母の実家の宮大工の祖父との思い出や永平寺、道元への思いや
当時の方が豊だったと思うことを話ました。
この直前に金沢では、あの北陸新幹線で金沢の変貌には、
正直、福井はほぼ全滅と思っていましたが、
新幹線は確かに金沢をさらに賑やかで美しい街になりましたが、
文化が崩壊していくことを体感してしまったのです。
それゆえに、講演後マスコミからの取材では、
いづれ北陸新幹線が乗り込んできても、
もう徹底した田舎街であってほしいと言って、とても驚かれました。
私自身、福井にはもう恐竜だけとも思っていましたが、
福井には17年間も社会人向けのデザイン講座「SSID」では、
2百数十名を教えてきたので、彼らにもそのことを伝えました。
それこそ、曹洞宗本山開祖の道元、
明治維新の真の立役者で26で斬首されたは橋本左内がいました。
大阪大学は適塾が根本にあり、
福井では知られていない藤野恒三郎名誉教授(腸チフス発見者)が
おられますが、このことは忘れられていますが、
杉田玄白から橋本左内については語り直さねばなりません。
そんなわけで、金沢の尾山神社、そして、
橋本左内をも守る神社のお守りを大事にしたいと思います。
ここしばらくこのブログは無理でしたが、もう本当に「大丈夫」です。
「大丈夫」こそ、
レジリエンス=レジリエンスな益荒男(ますらお)を表しているのです。

#「SSID」=Sabae School of Intelligent Design」

* 『もっと豊かな鉄道システムの統括デザインが急務』
* 「『医の知の未来』適塾175年・緒方洪庵没後150年=大阪大学」
* 「大阪大学の歴史の一つに、藤野恒三郎の存在
* 「ふるさと偉人の「ち」の系譜を再興したい」
* 『1800年代安政の頃・「適塾」を最も語り継ぎたい』


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『SNSを創造的破壊させるデザインが必要だ』


   


     7月 3rd, 2016  Posted 12:00 AM

BBS= Bulletin Board System:電子掲示板がスタートして、
パソコンのネットワークが見えだした頃、
意識革命と言っていたドイツの論理が情報革命を的中させました。
BBSはRed Riderというソフトがパブリックドメイン化した最初の頃は、
人は性善説でこの社会は予想的・理性的な社会が未来だと思っていました。
ところが性悪説が徐々にインターネット社会に落ち込んでいきました。
そしてTwitterが生まれfacebookという
代表的なSNS社会が出来上がりました。
Twitterの匿名性をfacebookは記名性にはしましたが、
いずれも性悪説の社会に人間界を落とし込んでいます。
SNSそのものをこのままにしておけばおくほど、性悪説は拡大します。
これは正しく荀子の指摘にもどり
マキャベリィの戦略論によれば、インターネットは
産業の革新どころか、倫理社会を崩壊させるものと判断します。
それこそTwitterでAIが試用されたことは、人工知能そのものが、
現代社会を破壊に向かわせていったと、もっと注視するべきでしょう。
それこそSNSでのストーカーを
制度として遵守出来ないことは殺人を許可したのと同じです。
SNSを創造的破壊するような、新たなネットワーク社会を、
もう一度、理想主義の中で発明してこの世界観を少なからず、
ネットワーク社会だけでも性善説でまとめ直すべきと考えます。
すでに情報社会が性悪説を纏ってしまった限りは、
SNS= Social Networking Service社会は破壊消滅させるべきでしょう。
でなければ、これからの戦争は核爆弾保有やテロなどではありません。
SNSを創造的破壊させるには、新たなデザイナーが必要です。
自分はデザインの教え子を警察官僚にしました。
それも情報技官キャリアです。これこそ次世代デザインの一つです。
なぜなら、光重合革命・電磁波革命・遺伝子革命はもう目の前だからです。

*『facebookには性善説のエチケット=ファティケット』
*『SNSが変えたデモ参加の心理は反射的群衆化』
*『facebook、ましてBlogにも未来はないだろう』
*『三つの革命・予測は当たっていた』
*『情報化への入り口は記号論or記号学だった』


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『パリティの崩壊=アレルギー関係の教示がデザイン思考』


   


     6月 25th, 2016  Posted 12:00 AM

理系から文系へ、文系から理系へ、
このリニア的な教育プログラムを「デザイン思考」とした手法は、
あたかも最適に見えていましたが、
デザイン=問題解決とその解答には「美」が決着する必要がありました。
それはパラボラ的な教育トレーニングが必要でした。
なぜなら、デザインによる問題解決には、
デザイン思考を支援する、造形化が義務だということを、
リニア的なプログラムでは無謀でしかなかったのです。
そこで、理系文系を学術系とし、その対称性に芸術系を配置したのです。
それは、リニア、パラボラ、さらに、対称性の崩壊により、
プライミングエフェクトという想像力を育成しました。
それは「美的」な解決を目論むというデザインそのものでした。
これは思考を超え、論理をふまえた倫理性あるsilienceでした。
だから当然として、学術と芸術は統合してconsilienceとなり。
その統合意欲を失えば、resilienceで支え直さねばならないことになります。
この対称性の崩壊、あるいはパリティの崩壊をサークルとする
ラインの創成でした。
consilienceとresilienceは、
あたかもアレルギー現象になっているのでしょう。
翻って見直せば、学術と芸術は、
互いに抗菌と免疫の関係だったのでしょう。
デザイン思考は、学術と芸術のアレルギー関係であることを
教示してくれたのだと自分は結論づけています。

*『「パラシリエンスデザイン」でのプライミング効果予』
*『デザイナー能力の格差が拡大している』
*『100円ショップの廉価性と品質性と影響性』
*『マスクか、ペルソナか、マスカレードか、今のデザイン』
*『論理性と感性の対称性の破れ=パリティ崩壊』


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『IoMeTのためのMedical LogとConnect nome』


   


     6月 6th, 2016  Posted 12:00 AM

高齢社会は2010年から2025年までに約706万人増加し、
その介護士はとりあえず170万人、2025年には250万人が
絶対的に必要とされています。
参考人として「完全無菌と抗体保健」を内閣府にて提案しました。
これは次世代デザイナーの新たな制度設計と形態設計の
その実例4点を紹介することができました。
特に、重大なことはIoTではなくて、
IoMeT=Internet of Medical Thingsの詳細にまで、
これからのデザイナーは医工連携どころではなくて、
看医工学の三つを提言することでした。

 ● Medical care → Medical log
 ● Health care → Health log
 ● Life care → Life log

として、それらのBig Dataを医療環境の中では、
GMP=Good Manufacturing Practiceによって、
完全無菌な製造・生産・流通・回収に持ち込むことです。
GMPはすでに、
食品業界や医療機器・薬品業界では遵守されているはずですが、
医療機器メーカーでも、
いくつかのインチキを提訴する事態にあります。
もはや日本のモノづくりは、家電業界は確実に行き詰まり、
自動車業界の大変革も目の前にきています。
わが国は、天災と人災で敗戦後と同様に大きな体験をしました。
間もなく東京オリンピックが待ち受けていますが、
私自身、オリンピックでの様々なみすぼらしい準備には
辟易しています。
そしてもっと重大なことは、オリンピック後の経済の低迷は、
産業構造の崩壊と高齢社会にさらに拍車をかけることになります。
そうなる以前に、大阪大学大学院は
コンシリエンスデザインによる看医工学と
その実務事例を準備しています。
この活動は「日本から海外に」発信していくためです。
その根幹は、「尊敬される豊かさ」を
Conect nomeでBig dataを三つのlogとして、
社会資本、国際資本にしていくことです。

*『人口ピラミッド視覚化で明確な高齢社会の重石』
*『参考人としての内閣府内会議にて・・・』
*『看医工学へのレジリエンスからコンシリエンスデザイン』
*『統一、いや統合には四つの分類があるが気づくだろうか』
*『手づくりから物事デザインと事物デザインを決める』


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