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Posts Tagged ‘恐怖’


08月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 10th, 2018  Posted 12:00 AM

08月10日 仏滅(甲戌)

水は体にとってもいい。
しかし、
大豪雨・熱中症・真砂土
こうした水は恐怖である。
それでも水は一番必要だ。

 


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『一階から三階まで一直線の危機』


   


     7月 14th, 2018  Posted 12:00 AM

「階段」は急激なほど,特に「車倚子の人」には
とても怖い存在です。
私にとっては田舎の駅のプラットホームは、
健常者にとっては何気なく普通でしょうが恐怖です。
もはや駅のプラットホームは、全面改修のデザインが
必要だと思っています。
もしそれが病院にあったら、というものを知りました。
しかもこれを建築コンペで選んでいたらと思うと、
建築家が、どれほど杜撰な頭の持ち主なのかと言えます。
それもこの病院では車倚子使用者が多いのに!。
1階から3 階まで一直線なのです。
この建築家には、
なぜ江戸時代に一階から二階へはどうやっていたかすら無知識です。
これは一階からそのまま2階なのか、
もう一つは反対に逆転して2階へ上がるのかが全く知りません。
それこそ、坂本龍馬が暗殺にあった平面から2階では
全く駄目であり、本来なら逆転する階段が必要です。
さて、この病院にはエレベーターが3台ありますが、
私は階段の踊り場を絶対に利用しないと耐えられませんでした。
まして1階から3階までの階段使用を健常者の人が、
どこかの建築?デザイン?で賞を
もらっているのでどういう学会名のだろう思います。
階段という方式が駄目であり、
自宅には電動での方式が一番なのでしょう。
階段がある特に神社仏閣は絶対に、
車倚子の人をどうすべきなのかは
建築家の大きな使命だと考えています。
もし、車倚子の患者が3階から落ちれば、
この階段は「凶器」だと訴えなければなりません。
このことを考えれば、エレベーターは、
地震多発の中では「凶器」だと思います。
先般,大阪北部での高槻市での地震では、
32階の自宅ではエレベーターが停止し、
それでも夕刻には修理がかないました。
おそらくエレベーターは全く新しい方式が発明されないと駄目でしょう。
日本の方式こそ、「階段」取りやめ、
「エレベーター」も新規にすべきと私は考えています。


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『「北」という書に宗教法人の商売根性は許容できない』


   


     12月 24th, 2017  Posted 12:00 AM

「北」という漢字に、私は至極こだわってきました。
単純に言い切れば、「北陸」と「北海道」それぞれの「北」には
大きな違いがあると見分けていたのです。
「北海道」は東西南北の磁針盤的な「北」です。
ところが、まして「北陸」出身の私にとっての「北」は、
背中向き、いわば対立を象形化した漢字です。
「方面の武士」という表現が極めて意味を持っていると判断しています。
つまり、万が一があれば、いつでも対決を辞さないガードマン的存在。
「北陸」は常に、いつでも北面の武士のごとく、それこそ一向一揆の国です。
さて、すでに歳末の風物詩となっている、
今年を表す漢字、一文字は「北」でした。
それは「北朝鮮からのミサイル威嚇、その連続」に、
私たちは戦争への恐怖心を具体的に実感させられてきたのです。
私自身も自分の生涯に戦争にまさか巻き込まれない、
その考え方は破壊されましたから、武器から戦闘機や軍艦の現在を
真剣に、元来は趣味でもあるのですが自分の講演で話したこともあります。
その威嚇は日韓米に向けられた独裁政権としては、
私なりには原爆や水爆、あるいは生物兵器こそ、
国家防衛の当然の戦術だと認めることが出来ます。
しかし、唯一の被爆国家である日本にとっては、
絶対に戦争無き世界平和観こそ地球の最も知的人間社会は否定されました。
「宿痾」という言葉を紹介することがあります。
これは、「難問」・アポリアであり、人間界がどうしても平和否定論なのです。
北朝鮮は、朝鮮半島では北に位置しますが、
さらに、世界に背を向けた威嚇を独裁国家として強めています。
わが日本は敗戦によって、専守防衛をのみを行うことから、
「拉致被害者」を救い出すにも自らの攻撃は全く出来ません。
よって、今年は「北」が選ばれました。
しかし、私はこの風習さえ実際は商標権が成立し、
この書は実に「下手」だと思いました。
宗教法人ゆえに無税であること、商標権取得済みなどをみると、
京都の坊さんの商売根性があり、脂ぎった顔つきなどから、
「宗教」の品格無しと思っています。

* 「ロケットとミサイルはグッドデザインの問題」
* 『情報戦とマッハ戦から無関係であってほしい』
* 『諦め:自己防衛は不可能になってきた大不安』
* 『大戦学理を超えた平和構築の情勢報告』
* 「同胞を救出せよ=わが国の最大的政治問題である」


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10月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 20th, 2017  Posted 12:00 AM

10月20日 先負(庚辰)

冷静に、知的に、風評などに
惑わされる事なく、
恐怖の確信に対して、
真実の情報をつかんで
自分なりの結論を
出したいと考える。

『デザインの極道論』こわい


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『進化進歩するレプリカントは破壊された未来に存在』


   


     10月 17th, 2017  Posted 12:00 AM

久しぶりに「ブレード・ランナー」を観ました。
これはまず、私が最も大好きな映画監督リドリー・スコットの作品。
そしてまだ新作「ブレード・ランナー2049」は観ていませんが、
この作品では、監督が原作をどう捉えるかということと、
もう一つは工業デザイナー・シド・ミードの、デザインスケッチでの原作から、
いわゆるイラストレーションはレンダリングが映画の画面構成上では、
大きな影響を持っていることです。
そして私にはレンダリング表現ではいつも手本にしたいことが相当あります。
まず、この映画の根本から、
いわゆるSFとしては、未来の地球のそれも進化の怖さが明確にあります。
ブレード・ランナーが何を使命としていることになるというテーマ設定です。
アンドロイドどころではないレプリカントという細胞クローンが登場します。
これは決して未来が夢見るユートピアでは無いという不気味さがあります。
まさにアンドロイドは、友人でもある石黒浩教授から、
さらにクローン化までが表現されることです。
どう考えても、私たちの未来にはユートピアよりも、
地球環境は進化に進歩する限り、環境は破壊されていきます。
おそらくAD5000年には地球は消滅はやむを得ないことなのでしょう。
最も私自身1949年生まれは、なんとしてもきっと観ることが出来ない、
2049年がブレード・ランナーというレプリカントとの対決具合なのでしょう。
間も無く私を待ち受けている死はいつ来るのかは分かりませんが、
現代の想像力をリドリー・スコットとシド・ミードで確認したいのです。
細胞勾配でのクローンはアンドロイドをレプリカントにさせるでしょう。
それこそ、ネアンデルタール人とホモサピエンス人が進化して、
ホモサピエンスが我々の祖先となり、
「同情」という気持ちはネアンデルタール人から譲り受けたという、
こうしたことをともかくあと僅か、
平均年齢、私の生はあと20年余りです。
しかも決してそこには破壊だけの世界に投げ出されると自分は思っています。
最近は、「普通」が求められますが、私はこれは大間違いであり、
ホモサピエンスから現代人であることは絶対に進化し進歩なのでしょう。
「ブレード・ランナー2049 」、多分、その恐怖が楽しみです。

* 『ディスクールはアンドロイドロボットで消滅させられた』
* 「光造形から3Dプリンターへの系譜は人工人体へ繫がるか」
* 『現時点でのスタイラスペンの評価』
* 『イラスト・漫画はデザインスケッチでは無い』
* 『もう絶対に逢えない、今日は母の命日』


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10月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 17th, 2017  Posted 12:00 AM

10月17日 大安(丁丑)

美しさを求めることは、
恐怖と対決することだ。
恐怖とは、
自分の奈辺までへの
挑戦である。

川崎和男の発想表現手法


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『間も無くだろうか、中秋の名月を看るだろう』


   


     9月 30th, 2017  Posted 12:00 AM

日本人にとって、暦のあり方が太陽暦を中心にしてきたことに
最近私は大きな疑問を持っています。
確かに、イスラム暦もいわゆる月の満ち欠けが宗教的な意味がありました。
現在は地球上すべてが太陽暦中心になっていますが、
私は太陽暦を中心としていても、月の満ち欠けは島国日本の実は根本だと、
考えていくべきだと思うのです。
このことに気づいてから、私はムーンフェイズの腕時計収集を試みました。
そして、実際的には現在のムーンフェイズはあくまでも日程とだけしか、
時計性能には関係が無いようです。
つまり、ムーンフェイズ時計はあの時計名門ブランド・ブレゲでも、
まったく完成していないことは確実です。
最近は、正直、もう高額な時計に惹かれることは無くなりました。
結局、Apple Watchで十分になってしまったようです。
大阪大学はパラリンピックへの選手団、そのスポーツ医学担当ですが、
実際はスポーツ医学の最高権威は阪大の医学部教授が中心だったのです。
彼からスポーツ医学がなぜ重要かを講義を受けたぐらいです。
彼は様々ないわゆるバイタルデータを調べるべきとして、
スマートウォッチを両手首に合計6つも試していて
未だ満足出来ないと私はその感想を聞きました。
ちょうど私の自宅はいわゆる日本流的な呼び名である、
外人の友人には伝えがたいマンションです。
そのエントランスには中秋の名月を印象づける写真のようなディスプレー。
私は改めて、日本人はそれこそ平安の頃からも月への畏敬の念は、
確実に月の満ち欠けと体力と体調の関係、これこそ景気にすら関わっていた、
そんな気がしてなりません。
それこそ、女性の生理日ではありませんが、
小学生の頃月経なる言葉を知り母にそのことを聞いてとても怖かったのです。
特に一人っ子だっただけになぜ月経なのかは恐怖でしかありませんでした。
月見、観月などという言葉と豊作など、気候、さらには地震ともの関係を
私は日本人ゆえに太陰暦を大事にすべきと考えています。
此生此夜不長好、明月明年何處看。
この漢詩こそ大事だと思うのです。

* 「月齢表示・ムーンフェイズが暗黙に指示しているかも」
* 「『風景』とは天地異変のシグナルだった」
* 『中国の月面着陸ロケットの思惑・範原発を!』
*  「花綵には、景観論の要因に花鳥風月あり」
* 『機械式腕時計とスマートウォッチの出現から』


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『毒虫の吸血システム、そのバイオミメティックス』


   


     8月 1st, 2017  Posted 12:00 AM

最期に「何の本を読みますか」と聞かれたことがありました。
私は「ファーブルの昆虫記」だと決めているので、
そう答えたことがあります。
小学生時代の夏休みは本当に楽しかったと思い出します。
学校で「夏休みのドリル」を受け取ると、
その日の内に教室で全部やってしまって叱られましたが、
それは夏休みの自由研究がやりたくてたまらなかったのです。
叱る教諭を見返してやるんだと思ったものでした。
ほとんどが「昆虫採集」。そして面白くて怖かったことは、
村国山(越前市の山)で、深夜まで「蛾」の採集でした。
襲いかかってくる大きな蛾はオオミズアオ?だと記憶しています。
さて、地球の温暖化が一段と進行しているためなのか、
とんでもない毒虫の上陸がTVニュース報道されています。
火蟻は絶対にあの国が仕掛けた生物兵器だと思っておりますし、
シマスジ蚊もとんでもないです。そこにマダニが出てきました。
そしてもう驚愕し恐怖なのはマダニが幼虫・若虫・成虫となり、
吸血することで生きるというこの虫の大きさです。
しかも、この猛毒虫・マダニの代表的な感染症は、
意識障害を引き起こし、必ず死に至らしめるということです。
吸血するその鋏角(きょうかく)はバイオミメチックス(生物模倣)という、
デザイン設計手法になるでしょうがこれはやっぱり怖い手法かもしれません。
この毒虫たちの形態を見詰めながら、
なんだかワクワクしている自分がいます。
怖いながらも、毒虫が人の皮膚を刺すノズルは「なるほど」なのです。

* 『流行の根源である伝染病は人類の破滅道理なのか』
* 『見詰める光は「あかり」になるという事例』
* 『電子書籍の誤ったデザイン解決、けれど使わざるをえない』
* 『デング熱は風土病ゆえにもっと厳密なジャーナリズム報道を』
* 「『突然変異』・決して起こってほしくないこと」


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『大戦学理を超えた平和構築の情勢報告』


   


     5月 16th, 2017  Posted 12:00 AM

大学人になって最初の驚愕は東大の有名教授からFAXが入りました。
有名教授ですが会ったこともありませんからただビックリです。
それは、「情報」という言葉をある総説での私の指摘への反論でした。
そこから徹底して私は詳細な研究によって、、
森鴎外の翻訳をベースとしたクラウゼヴィッツ「戦争論」から
その著作で「大戦学理」の「情勢報告」=情報にたどり着きました。
ともかく、自分の人生で「戦争」は皆無と思ってきた現在、
北朝鮮の脅迫に私たち日本人は、まさか、原爆?生物兵器?がとか、
拉致被害者も奪還出来ずの恐怖の有様です。
男の子だから子どもの頃から、零戦とスピットファイアの対戦に
私は軍事論より全く物語が好きでした。
戦闘機の色々に心惹かれていただけに
F4ファントムがすでに46年も防衛戦闘機。
その実力は零戦=ゼロファイターを引き継いでいることや、
日本の技術で「F4EJ二人乗り」の優秀さを見てきました。
しかし、実はサイバー攻撃が開始時に
第三次世界大戦は起こっていました。
一昨日も北朝鮮から「火星12号」ロフテッド軌道で
中距離弾道ミサイルの実験発射で世界は大混乱です。
それでもあくまでも防衛を主眼に
私たち日本は冷静賢明を祈るだけです。
改めて大戦学理も攻撃と防衛ではなくまさに孫子の兵法での用間、
情勢撹乱=情報戦にはもっと重大さがあると判断すべきでしょう。
それこそ、情報の意味が4つあること、
information・intelligence・knowledgement・consciousness
その確認技術でAR : argument reality、
この世界観であくまでも平和を、突き詰めるべきと考えています。
私の研究室でインターンを終え、防衛省キャリアガールが4月から
入省して直ぐに野営訓練をしたとのことでした。

* 「もう一度、『情報』意味の徹底検証」
* 「Media Integrationからアフェレーシスを経るだろう!」
* 「最終章『用間』、それを始めるための第1章は?」
* 「サイバー空間の分断、『用間』による情報戦術」
* 「各産業の0.5次化という高度化は情報化を加算」


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『桜満開なれど・・・戦争はせまってきている?』


   


     4月 14th, 2017  Posted 12:00 AM

本日は多分、大阪大学の吹田キャンパスは例年のごとく、
それも桜は満開でした。
研究室では招聘教授とともに新素材の実験をしました。
近々にはこの実験の目的を発表したいと想っています。
さて、私自身、樹木にいつ頃何の木を知ったのだろうかと
自分の思い出を探ってみると、どうも漆の木と桜の木だった、
この二本が思い出されます。
したがって、漆の木は触ると被れると知らされていて、死ぬかと思うほどの
大変な漆被れになったことがあります。
漆はさておいて、
この春の時期になると、桜の木が室内にもどうしても欲しくなります。
それは名古屋でも住まいの近くは隼人池周囲は見事な桜の木が満開でした。
「花の下にて 春死なん・・・」をいつもこの時期には知らされる思いです。
果たして、現状はと考えると、
北朝鮮・韓国に今や米軍が布陣している有様はもはや想像力が及びません。
私の自宅は北朝鮮のターゲット地区であり、
東京の42万人に対して、大阪のこの地区は48万人が死亡という予測です。
日本にはやはりシェルターが必要では無かったでしょうか?
生物兵器だとしたらという恐怖があります。
この季節に思ってしまうとは。
これほどまでに戦争が起こりそうな気配の日々に、
ある意味では、在原業平の
「世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」を
替え歌として詠み直せば、
「世の中に 絶えて戦争の なかりせば・・」と詠みたく思ってしまいます。
ともかく、日本のこの時期、見事な桜だとしても、
悲惨さを想う気持ちがどうしても起こってしまいます。
ひたすらに、自宅の桜に、現在からの解放を祈るばかりです。

* 「スイス政府防災マニュアルは憲法の具体解説」
* 「生きることの模範・範疇・範囲として」
* 『非常事態宣言の街=パリにて、決意!』
* 「岸辺のアルバム=家族平和とは安泰」
* 『負のサイクルを即刻停止させるデザイン』


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