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Posts Tagged ‘政治’


『ドローンとドローン防衛開発に近づける』


   


     12月 13th, 2019  Posted 12:00 AM

ドローンはSF界の呼び名でした。
ところが、それがまずは農業界に現れると
日本の家電業界は追従できないと私は気がつきました。
今年、国内の防衛産業から
ドローン防衛装備が展示されたときに、
日本ならではの防衛ビジョンの開発が現れました。
私のエッセイ編集担当だった中筋くんが、
たまたま先月販売されたDJIの特別日本モデルを紹介してくれました。
欲しいなと思う情報がやってくるのが私 冥利。
改正航空法の規制対象となる200gをおさえた総重量199gです。
これなら、「私も操作できる、したい」と早速に手に入れました。
自分のiPhoneをコントローラに差し込み、
難なく機体を操縦し、安定した画像、映像を獲得できました。
今では、自宅内だけの操作ですが、
いくつもの「ドローン間違い」検証できています。
ここから、新しい専守防衛デザインが拡がると望んでいます。
最近では「デザインの方向性の誤り」が余りに多いのです。
それをやれるのも「コンシリエンスデザイン」が基軸だとぶれません。
どうしても、政治の世界は「軍縮とか原発」を騒いでいますが、
私のPKD=Peace-Keeping Designで守り抜くと私は主張しています。


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『METガラ・ドレスをまとった美術館がテキスト』


   


     2月 14th, 2019  Posted 12:00 AM

名古屋市立大学での教授のIDカードは、海外の美術館では
とても有効で専門家として書庫や倉庫まで閲覧できました。
大阪大学のIDカードは、意外にも、旧帝大での文化として、
芸術が全く認められていない、海外での有様でした。
メトロポリタン美術館の服飾部門が手掛ける展覧会、
そのファッションの祭典 、メット ガラは美しいドレスのセレブが集い
展覧会の熱狂と、ともにニュースは世界へ発信されています。
そしてこういった様々なパワーを集約し
美術館の大切な資金をしっかりと集めます。
映画「メット ガラ ドレスをまっとった美術館」には
このファッション ドキュメンタリーがおさめられています。
絵画、彫刻とともに、あるいはそれ以上にファッションが、
未だに、国内ではドレス=ファッションを切り口としての
アートが、語られることははありません。
デザインもまた美術館で、展覧会を行うことは貴重です。
私自身もデザイン製品を美術館で並べるなんてといった
古典的な考え方に対峙したことがあります。
キュレータがかかげる、展覧会のテーマそのものが、
伝統や固定概念、倫理や道理、歴史や政治の問いかけとなっています。
大きな役割を担うヴォーグの編集長は広報はもちろん
装飾やゲスト管理、さらには、テーブルコーディネイトに席次を担います。
メトロポリタン美術館には、一本の柱がありました。
外したい位置づけの柱は、ティファニーから寄贈でした。
知識やセンス、そして決断への力が必要となりますが、
彼女の「審美眼」を理解し、スタッフ全員が従っていました。
この展覧会は、それこそ、どうやれば、全てに渡って表現を
商業的にも芸術的にも昇華できるかの教科書です。
「モードの体系」に引き続けた、デザインの新しいテキストです。


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『諦め:自己防衛は不可能になってきた大不安』


   


     5月 24th, 2017  Posted 12:00 AM

政治の根本は「国民の生命と財産を護る」こと。
そのために私たちは支持政党を決め、
彼らに選挙での信用をしてきました。
この嘘っぽさを日々確認しながらですが。
私は父が30の時に生まれました。
父は20で招集されて日華事変で満州で闘い、
青島で帰国貸船で大東亜戦争勃発で再上陸し、
蒙古から中国大陸を南下してインドネシア解放戦線「明号作戦」に従事。
結局、師団長判断で祖国敗北ゆえにフィリピンに抑留されました。
しかし、従軍7年半でやっと解放されたと聞きました。
父は私に戦争の話はほとんどしませんでしたが彼には青春が皆無。
そして私は決して戦争は自分の人生では無いと思っていました。
そして安保協定が米国とあっても、
米国が護ってくれるとは決して思ってきませんでした。
ところが、戦争=弾道ミサイルにて、
原爆?、生物兵器?が迫っていると思います。
これは天災ではなくて完全な他国による脅し以上に真実味をもっています。
確かに南海トラフを意識して、その準備はしてきました。
けれども、原爆、生物兵器が落下したなら何の手立てもありません。
日本にとって重大な「拉致問題」は今では全無視され、
日本にミサイル攻撃は明らかですが、
私たちはどうも使い物にはならない「Jアラート」を待つだけでしょうか。
全ての建屋には頑丈な窓にもシャッターや、地下室・シェルター準備など、
全く何もしていません。
米国が北朝鮮の脅し外交への軍事があれば、日本は攻撃されるでしょう。
防衛の前に、攻撃される共謀は凶暴なのです。
ほとんど納得出来ない共謀罪をわが国独自で共謀(凶暴)国家への、
策略=デザインが不可欠になってきています。
安保などで自衛などは不可能だと全国民は知るべきです。
二重国籍の野党代表は明らかに反日だと断定します。
彼女によって確かな国家プロジェクトは「仕分け」されたことなども、
これも共謀罪だと思っています。
スイスの全国民の義務意識が絶対に必要です。

* 「スイス政府防災マニュアルは憲法の具体解説」
* 『「不安」が最大なことは被災することである』
* 「仕分けされたプロジェクトの重要性から現政権を否定」
* 「ハプティックス・アクチュエーターの実現まで」
* 「民主党政権はやっぱり、そして当然ながら断罪された」


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01月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 20th, 2017  Posted 12:00 AM

01月20日 仏滅(丁未)

「思いやり」が壊れていく、
その風潮を
政治が管理しているようです。
この風潮と闘う、
真の想像力が必要です。

川崎和男の発想表現手法


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『葉巻を語り直すことで「グローバル化」の神髄に近接』


   


     5月 9th, 2016  Posted 12:00 AM

日本が「グローバル化」を国家戦略にして久しいと思います。
正直、自分には「グローバル化」と「ローカル化」は
同値の国家戦略だと考えてきましたが、
大きな違和感があったことは確かです。
なぜグローバル化ということの本質的で実務成果が見えないのか、
この理由を探していました。
そして気づいたのは、若い頃、海外での仕事では食事の時の話では
よく、オペラや現代美術での評判を話合う場面に自分がいるのです。
こんな場面で、こうした会話に望んでいる自分のことを思いました。
そんな思い出とともに、たまたま喫煙文化におけるタバコの歴史は、
癌の元凶ということから、総否定が蔓延しています。
「葉巻」だ、「パイプ」だなんてことはほとんど否定されています。
かつて喫煙については自分自身も禁煙をしていましたが、
改めて「葉巻」に取り憑かれた私が、大きく気づいたのは、
日本が「グローバル化」を語るのはすべて産業経済でのことであり、
「葉巻」・「乗馬」・「ライフル撃」・「鉄道模型」などの「文化」は、
日本でも余り表立ってこず、欠落していたということです。
そこで、「葉巻文化」をクラブづくりとともに、
日本の「キセル」での喫煙文化も加味することで、
確かに喫煙が病因的な元凶であったとしても、
国際的に文化を語り直すことで、政治や経済を離れた文化を共有する
「グローバル化」の語り直しを行う重要性を見直したいと思いました。
葉巻クラブの結成を言い出したら、とんでもなく様々な人からの
参加申し込みがありました。
そこでこのクラブのマークやすでに商品化しているデザイナー仲間と
クラブ結成とその理事長までを決定して国際的な存在をめざします。

*『葉巻文化、その道具こそプロのデザイナーの仕事だ』
*『葉巻文化と筆記具文化の統合性は凄いのだ!』
*『知ったとしても、ダンディズムがあると思う!』
*『酒とタバコと、そして・・・』
*『風土とゲマインシャフトがグローバルへ』


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『人口ピラミッド視覚化で明確な高齢社会の重石』


   


     5月 8th, 2016  Posted 12:00 AM

わが国の少子高齢化は人口ピラミッドの視覚化により、
明白な事実が確認できます。
自分自身が「団塊の世代・s22・s23・s24」の一人として、
この図解はきわめて事の重大さを納得させてくれます。
高齢化というより高齢社会は人口の巨大な重石になっています。
少なからず、1949年生まれの私には2050年はありえないでしょうが、
少子化の重大さは、いくつかの国家的危機を明確にしています。
まず、防衛的問題が政治的にはトップ問題ですが、
経済システムの大変更は
2018年大学問題・国公立私立大学は半分になるでしょう。
入学者数の無い私立大学は不要です。
そしてこの教育問題が産業経済への多大な影響になることは
すでに一般的には暗黙の理解になっていることは間違いありません。
最も重大なことは「年金問題」と「介護問題」がこの少子化の
人口ピラミッドを見れば一目瞭然となります。
18歳からの投票が可能になりますが、彼らの「不安」の中心は、
「政治に荷担しても何も変わらない」という印象から
投票しないという発言です。
しかし、この不安感の実態は「年金」問題もさることながら、
実際は「介護者不足」は2025年には250万人の介護士が必要です。
この実態は18歳には届いていませんから、
彼らの投票参加がなければ「シルバーデモクラシー」になるでしょう。
しかし、もし、投票がインターネットであれば、
18歳人口は彼らのSNSネットワークで、
マスコミ操作不要の新たなデモクラシーが出来上がります。
その時には、ネットワークによる新たなリーダーが求められるでしょう。
その時には自分は逝ってしまっているはずです。

*『日本システムが壊れた理由のひとつ』
*『災害への勇気と希望の世代間団結』
*『世界・世界観変革が始まる』
*『2018年=日本の大学制度は崩壊するかもしれない』
*『忘れた頃にを想定内に!』


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2月15日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 15th, 2016  Posted 12:00 AM

2月15日 友引(丁卯)

政治は次第に偶像化する。
立法・司法・行政は
マスコミ・メディアで
4権分立化し、
インターネット・SNSで
5権分立どころか、
批判し非難し
人生を
勝手に「破壊」=偶像死を
与えるようになってきた。

川崎和男の発想表現手法


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7月21日川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 21st, 2015  Posted 12:00 AM

7月21日 大安(戊戌)

日常的暴力、
宗教的暴力、
情報的暴力、
商売的暴力、
そして政治的暴力を
日本の「喧嘩道」には解答がある。

川崎和男「喧嘩道」


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「『まさか』『ふだん』、だからこの寄附講座開設の動機です」


   


     9月 6th, 2013  Posted 12:00 AM

昨日朝に大阪市880万人に非難訓練の速報がスマホに鳴りました。
正直、びっくりしました。
私は今春大学を退任後、3.11でのやり残しもあって残っています。
「危機解決産業創成デザイン重要拠点」として、
「危機管理工学プロダクトデザイン寄附講座」を開設しました。
危機管理学は、
1960年のキューバ危機後に、国際関係論の学域に提示されました。
ところが、私たち日本人は、東日本大震災大津波という天災と、
原発事故という人災によって、大変な「国難」にあります。
この天災=ふだん、という事態と、
人災=まさか、ということを実体験してしまいました。
以来、私のほぼ最終時期に入って、デザイン活動の中心を、
ふだん=CRISISとまさか=RISKに対して、
これまでの危機管理学を危機管理デザイン工学とすべく、
国内の論文で学域設定を行い、超党派での政治への提案事項を
エネルギーをかけて取り組んできました。
私は、なぜ、この国難を自分の生涯で体験したのだろう、と
随分と考え込まざるをえませんでした。
結論は、この事態にこそ、「デザイン」による、
机上の論理と化している制度設計の不備だらけを正し、
危機管理学を形態設計によって産業の創成に向かわせること、と
新たな学域と実務手法を明確にしました。
それは、これまでの大学機関のあり方の一新を取り込みます。
私自身、美術系大学で学び、芸術工学という学域で、
これまでのデザイン対象を拡大してきました。
そうして、デザイン対象領域を拡大するには、
さらに大きな大学院領域での活動を7年間してきました。
その大学人が終わる寸前に、
「ふだん」=CRISISと「まさか」=RISKという事態に
私自身がこの小さな日本列島で対峙しています。
ようやく、来10月から本格的な「デザイン講座」を基幹にして、
「デザイン」実務ゆえの具現化実現に向かわせる覚悟です。


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「デザインを国策に! 超党派にこそ頼みたい」


   


     8月 2nd, 2013  Posted 12:00 AM

デザインを「設計から策略」と訳した大国が中国です。
私は40余年、デザインを外観設計ではなく、問題解決の実務、
この定義付けを自ら実践し、教育し、
その一般化をデザイナーの目標と目的にしてきました。
しかし決して政治、国政、国策になっても、
根付いたデザインでは全く無くて浮ついたままでした。
現在「クールジャパン」があたかもデザインと語られそうです。
ところが、大きなイメージ展開の間違いを海外友人からも、
「クールジャパンにデザインは無いよ」と批判されます。
加えて、国内の大企業に限ってデザインへの投資は激減少です。
ミラノでこそ展覧会という若手デザイナーに警告のため、
私は「DESIGN TOKYO」を登竜門展示会として用意しました。
その審査員に、藤巻幸夫氏に加わってもらいました。
もう6年になりますが、スターデザイナーが出始めました。
余りに最近、彼を国会中継TV報道で見かけて、
「なぜ、国会にあれほど出ているわけ?」
「参議院議員に繰り上げ当選したんです」
「エッ!」、ということから、
福井県選出の稲田朋美国務大臣に会っていただきました。
彼女の与党大臣としての政策実務は実に明白です。
比して、藤巻議員の野党からの問いかけも明快です。
現在、わが国は「国難」の中にあります。
国内は、復興があり、エネルギー問題があり、
国際関係においては厳しい立場の中で、
先進国家を維持しなければ、貧しい国家になるでしょう。
それなら、「デザイン」を国策創出と国家表現の発信手法、
これが、ようやく、「超党派」での可能性が出てきました。
私は、「行学」の実行をデザイナー・大学人として、
この「国難」ゆえに、困難さをチャンスに変えたいと望みます。
となれば、「超党派のこの二人」ならば、
わが国を理想的な国家にする大臣と代議員だと確信します。
イデオロギーで政策討論などの時代は終焉しました。
デザイン・ファッション、
この本質はまさに理想実現の実務だからです。
私は、彼らの活動をプロとして、全身全霊で支援する覚悟です。


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