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『DESIGN TOKYOはホスト国として拡大させる』


   


     7月 10th, 2015  Posted 12:00 AM

私がDESIGN TOKYO展開催と同時に、PROTO LABを併設しました。
それには大きな理由があったからでした。
すでに著名な日本人デザイナーは、ミラノサローネに出展が出来て、
それなりにまた海外でも話題になります。しかしこれは数名もいません。
またイタリアやフランスからの先進的な展示が全く評価無しという話を
私は欧州の若手デザイナーから悩みも聞いています。
逆に日本では著名なデザイナーが評判無しにも関わらず、
現地では大話題になったとかいう嘘話も相当あります。
そこで、まだ若くて無名なデザイナーが、
断然に多くの出展者が日本からミラノサローネに出展をしています。
これなら、DESIGN TOKYOにPROTO LABに格安で出品をして、
デザイナーの私は勿論、バイヤーやマスコミ取材をしてもらっています。
DESIGN TOKYO展は、出展する商品も書類審査委員会で審査し、
その委員長を私が責任をもって努めていますが、
毎年、審査された展示会ゆえに来場者数は年々アップです。
第六回目に毎年展示社からの依頼でグランプリ・優秀賞5点を決めました。
と同時に、アジア近隣からは自国で審査後に共同ブースの依頼があり、
今年は、「台北市文化基金会」から「台北の街角」で
ギフト商品モノが見つけられます、という展示団を受け入れました。
そのコーナーに、私も出向いて、結婚式のギフトや出産祝い、
入学祝いなどのデザイン商品などの詳細プレゼンテーションを受けました。
すべてのギフト商品の共通テーマが、
「禮(礼)をつくす」ことが愉快で楽しいデザインでした。
私は、日本のギフトも礼を尽くすことにつながっていますと対応しました。
彼らから、やっぱり日本人と台湾人は同じですねと言われて、
デザイン作品はもう少しでしたが、
この考え方には大賛同しました。
出展の台北市側からは「禮」というコンセプトを
持参展示できたことを喜んでもらえました。
次回からは、もっとこうした連合展示を受け入れたいと思いました。
日本がホスト国になることこそ、日本の役割だと考えるからです。


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