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Posts Tagged ‘生田幸士先生’


『宗教とロボットを読んでいる』


   


     5月 23rd, 2022  Posted 10:40 PM

日本の初ロボット工学者である森政弘先生の弟子・上出寛子女史、
「モビリティ・イノベーションの社会的受容」(共著)を読んでいる。
私はこれまでも東京大学名誉教授・生田幸士先生のご紹介で、
森政弘先生の東大での「宗教学の講演」で、
先生からも招聘をされました。
そして、幾たびも講演会に出席していました。
「ロボット工学と仏教」を表した上出寛子女史・名古屋大学の
未来社会創造機構・特任准教授=博士(人間科学)先生から、
著作をもらいました。生田先生の想い出での話でした。
私は東芝時代には、「オーディオで人間に大変な害を与える素材」
これを入社間もない新人で、技師とデザイナーが、
「絶対に商品化を辞めさせましたが、これが最高のデザイン」でした。
森先生の講演は「宗教」が源であり、
上出寛子先生は、私の「コンシリエンスデザイン」で、
石黒浩先生の会でも、お目にかかっていました。
それは「東篠英機」、やがて米国にも仏教に成れば幸いだった、と
処刑寸前に言い残した東京裁判有罪を言い残した人。
イスラム教も、キリスト教も、戦争に加担していることに、
私はとてもあてまっていると考えます。

『久しぶりに森政弘先生の講義を受講=幸運の一時』

『ロボットに工学設計はあってもデザインされていない』

『森政弘先生からの仏教論に支援されながら・・・』

『ロボット学者第一人者・森政弘先生の講義 その1』

『ロボット学者第一人者・森政弘先生の講義 その2』

『木版の仏教経典に学ぶこと』

『神仏像をもっと知っておきたいと考える』

『華厳経に入ろうと思う・森政弘先生の講義から』

『今年早々、最高の講義を受ける・森政弘先生の仏教論』


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『「KK塾」大野ゆう子教授からスタートしました! 』


   


     10月 26th, 2013  Posted 12:00 AM

デザインディレクターとして、これまでの経験と知識から、
私は私塾をスタートしました。私自身が主宰していきますが、
私とペアでの講師は最も選び抜いています。
現代最も「デザイン」が主導すべき中心テーマは四つです。
この塾そのもののデザインには目標と目的が時代を先導します。
そのキックオフには、医療看護学では「この人」を選びました。
やはり、想像以上の講演をしていただきました。
本当は上海での講演を延ばしていただいてもやってもらいました。
私がこの塾での中心である「危機管理デザイン工学」発想を、
真っ直ぐに受け止めていただいて、医療・看護・工学は、
科学性と倫理性への決断性をいっぱいいただきました。
聴講してもらったある人のノートには、そのメモには、
お母さんの手当からお医者さん、体位交換からロボティックス等。
私は先生と医療看護で拘ってきた「二人称の医療と看護」を、
改めてデザイン+看工融合での新しいアイディアが浮かびました。
大学病院での医療と看護の体制には、
どこかで身内意識=二人称=あなたへの依怙贔屓を避けます。
しかし、私と先生は、その二人称を最大に大事にしてこそ、
第三者、三人称の彼ら彼女らへの医療看護が可能ということを
言い続けてきました。
私はこの塾の今後に、PFI・AAC・DDSへの展開に進めます。
PFI?・AAC?・DDS?、これらは聴講する人にだけ伝えます。
理由は、先導する船頭さんはほんの僅かでいいからです。
KK塾の夢、理想、希望は大野先生とも仲間である生田先生です。
と思っていたら、TV「日本のミカタ」東大特集で、
まさに、生田研の活動が取材放映されていました。
生田幸士先生が大野先生の話を受け継いで語ったもらう予定です。


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