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「Kazuo Kawasaki ACT 3rd」販売開始


   


     9月 29th, 2022  Posted 10:15 AM

増永眼鏡株式会社から、
「Kazuo Kawasaki ACT 3rd」として、
新商品が発表されます。
11月1日から一般販売です。

それを記念して、
ティザームービーが発表されました。
>>>動画はこちらをクリック

ぜひ、実際にお手にとって、
商品をお確かめください。
先行販売イベント参加店リスト(PDF)

>>>商品の詳細はこちらをクリック

>>>Instagramはこちらをクリック


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『「生物兵器」としては全く成功でしょう』


   


     3月 5th, 2020  Posted 8:53 PM

もし「生物兵器」であったなら、地球上の人間を
まず三分の二を破壊させることが出来たでしょう。
ところが、「生物兵器の開発途中」に、
ある動物が逃げ出したというのが
生物兵器説です。武漢にあったP4研究所、それを仕掛けた場所は、
爆破され研究所の全ては消えたという情報と爆破画像が出回っています。
「私物化を決して許さない」政治体制の中、証拠隠滅でしょうか。
自然界では現代医学でも治療困難とされるものがあり、
いわゆるエボラ出血熱もようやく昨年には
生存率を向上させる治療法が発表されています。
「SARS」は喉がやられ、「MARS」で気管支炎を、
「生物兵器」とされるCOVID-19では肺炎を引き起こしています。
高齢者では発熱も無く激しい倦怠感だけの場合もあります。
日本のそれこそエフェドリン系の喘息球菌ワクチン系などが
現場対応され肺炎は、咳を止める改善がみられた症例にすぎません。
各国の治療研究報告では、エボラ出血熱やエイズなど
ほかの感染症の治療薬、「カレトラ」「アビガン」「レムデシビル」
その他の出血系のワクチンが有望しされています。
まだCOVID-19の確実な治療薬、ワクチン、
「生物兵器の抗体」は出来上げっておりません。
私の感染症だった敗血症でも、抗体が3点の論文がある程度です。
遺伝子検査でのワクチンがあれば、これまでの製薬企業は、
どれほど、不都合な薬ずけだったかがわかるでしょう。
薬剤師とは「毒を飲ませてもいい」ということ、これが改善です。
人を救う現代医学と未来をつくるデザインの力を信じています。


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『日本人は腰椎と骨盤が特殊ゆえ「座れない」民族』


   


     9月 19th, 2019  Posted 12:00 AM

日本人の腰椎と骨盤は極めて特殊です。
それは、遺骨収集でも「日本人の骨盤」が、よく分かると言います。
狩猟から農耕民族へ、そして畳での生活様式が、
背骨の出っ張りや丸みを作っています。パーキンソン病が多いのです。
身体の前側の筋肉が発達しているので、
欧米人の様に身体の背面の筋肉で姿勢が良くしっかりと保つことが
難しいのです。腰痛に悩まされる人が多いのもそのためです。
日本人には「座る」行為は、とても伝統的で特殊なのです。
「腰で座る」ことからの解放、姿勢をつくる、
保つということを目指しました。
日本人は世界一座り過ぎで、死亡リスクが明確な数字で語られています。
では私はどうなるのかを発表します。
私は胸椎の6番と7番を交通事故で圧迫骨折しているので
それより下部は全く麻痺しています。
最大の間違いは、車イスは腰・骨盤では運転不可能です。
健常者が設計すれば「腰で乗る」ことになっていますから設計ミスです。
特に電動車イス利用者がイスに座るたけでも
腕力と背筋力を鍛えるリハビリを要して「座る」ことができています。
さらに、血管系とリンパ系での圧縮にも、人間は2種類あります。
血管系とリンパ系の圧縮が気持ちがいいのと、
圧縮によって、気分が悪いことがあるのです。
1989年に8年かけた車イスは、「CARNAはスニーカーのような」
車イスとして発表しました。
そして30年たって、CARBON RESPECTは
2~3時間を、たった1mm厚の高さ5mm波型で、
身体保護と身体抱擁をかなえています。
それぞれ角度をもった座面と背面は、カーボンの性能で
十分な撓みで2~3時間「全く疲れない」のです。


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『二人の国際的インテリアデザイナーが来てくれました』


   


     9月 18th, 2019  Posted 12:00 AM

たった1mm厚からの5mmの波型、
そして「腰」では座らないことを実現しました。
もう28歳から車イスに乗っているので、それこそ「座ることのプロ」です。
カーボンファイバーで「問題解決」と「価値創出」をやり切りました。
インテリアデザイナーで、国際的に活躍する森田恭通氏と吉岡徳仁氏が
来場し、試していただきました。
映像と対峙しながらどう思ったでしょうか、気になります。
ちなみに、吉岡氏の電話相手は私です。
挨拶は出来ませんでしたが著名な建築家達もいらしていただきました。
そして、13日2時半にはAXISで会おうよと、
連絡をくれた鈴木エドワード氏が、突然、逝去されたのです。
1983年にAXISギャラリーで開催したタケフナイフビレッジ展で、
彼と出会いました。田中一光さんを連れてきてくれて
多くのデザイナーや企業が次々来場することとなり、
一躍タケフナイフビレッジの仕事は世の中に出ることとなりました。
それ以後もNew Yorkで私の誕生日パーティ開催にも会いました。
そしてまた今回のAXISギャラリーでの再会を楽しみにしていました。
kawasakiとsuzukiは企業だけでなく、
個人的にも世界で一緒に頑張っていましたから。
日本発のモノづくりがやっと叶いました。
また日本発のカーボンファイバーは、
本当に「詐欺まがいの集団」をいくつも知りました。
これまで車イスの設計からこの素材を追いかけています。
この市場開発には、3つの大きなマーッケトがあります。
これは「詐欺まがいの集団」が多いのでまだ内緒ですが、
これから韓国でも発表がらみで展開を予定していましたが、
この政情ではできません。
やっぱり、「商品発表会」では、世情が反映しました。


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『炭素繊維強化プラスティックで三脚を発表します』


   


     9月 9th, 2019  Posted 12:00 AM

カーボンファイバーは、「炭素繊維強化プラスティック」です。
「性能」を能率的・効率的に「美学」で、
素材としてデザインを発表します。
超軽量と強度を要因としてデザインを3脚展示します。
一脚は、実像と虚像を表現していますが、
2脚は「座れる」のでお試しください。


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『インスタレーションのインテリアドメインとフェーズ』


   


     7月 25th, 2019  Posted 12:00 AM

若い頃、東京の都市計画が、皇居を「象徴」として語る
建築論からその空間性に納得をつけたものでした。
秋の私デザインの新作発表は、インスタレーションでもあり、
「インテリア ドメイン」に関して、相当の論理付けをまとめていました。
連続する物理空間と情報空間の特に電磁波空間性を
「インテリア ドメイン」としています。
実在・機能・構造・象徴と性能・機能・効用・神話を見つめていました。
そして、経済的な、すなわち商品価値も大きく関わってくるのです。
重要なことは象徴は無くなり、
神話へのインテリアフェーズが始まっていることです。
インテリアドメインに対してのインテリアフェーズが開始しています。
自然と文化や生と死、混沌と秩序、感性と感情といった対立、
その融和をメタファーとして示し、
人間にあるいは、見た人、ユーザーに、そういったドメインとフェーズを
開示し受け取っていただく神話性を、
私は新作でやってみようと思っています。
残念ながら、デザイン誌は日常から消えていっています。
これは昨今の雑誌出版事情もあるのでしょうが、
一時的なブームは、すぐに消えています。
現状の一過性もしくは一時的なデザイン、
インテリア用品もまた消えていきます。
私は、音楽やデザインやアートといった文化的産物がたどり着く
「神話化」によりそれらに対峙し、語り直したいと思います。


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『伝統的工芸品の継承者たちは「刃物知らず」です』


   


     7月 2nd, 2019  Posted 12:00 AM

最近のいわゆる継承だけの伝統工芸産地では、間違いが大変多いのです。
私が関わる打刃物の世界でも例にもれずです。
ここに、右には「蛸引き」、左が「柳刃」があります。
蛸引きは、関東地方、柳刃は関西地方で多く用いられます。
関東の蛸引きが先端が四角系なのは、
喧嘩に使われないためだというのは正当な話です。
そしてこの頃は、使用地方も混在し、柳刃が主流になっています。
また、私が衛生の面から一番存在拒否にこだわってきた
朴ノ木の持ち手が未だに使われています。
というか、一周回って元に戻ってしまったのです。
朴ノ木は、鋼材に対しての消耗品、商売のモノであり、
検査から大腸菌がいっぱい検出したことで、これを止めて
ステンレスでのサンドイッチで鋼を挟むことになったのが
私の一体型の包丁でした。
O-157を食い止めることにも一役を買います。
最近では「ダマスカス風の素材」と昔の文化包丁の組み合わせは、
刃物バブルになっています。あれは米国のハンティングナイフです。
これらの包丁は刺身包丁なので、
大きくは「平造り」と「そぎ取り」などを料理人は
とても細いこの刃物で仕上げますが、
時には、寿司職人と言えども不出来な人も多くなってきています。
何よりも私は、子ども達はじめ、人が犠牲となる犯罪が、
こうした刃物が武器となることに耐えられません。
いづれ、私はアドバンスデザインをうちあげ、
しかもビッカース硬度を表示する社会規範が必要と思っています。
伝統とは「裏切り」ですから、
肉体は切れないが、魚はもちろん、野菜や果物はとっても切れる、
そのような日本ゆえの「切れ味」を発表したいと思っています。


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『G20ゆえに大阪市はひっそりしています』


   


     6月 29th, 2019  Posted 12:00 AM

2019年6月は忙しくて、やっと一段落しました。
出張戻りはちょうど大阪はG20で、交通規制初日。
新大阪駅からは、もはや車移動は無理で地下鉄での移動でしか
自宅には戻れないのかと、このことが一番の悩みでした。
地下鉄はともかく私は苦手なのです。
実際、地下鉄はJRよりもとっても便利で、
事前に連絡も必要なく車椅子対応も手慣れたものです。
しかし、揺れが大きく、人混みやブレーキ毎に
緊張をしてしまいます。
覚悟して、新大阪に着いたら、タクシーが通常通りにありました。
幸いと思ってタクシーに乗り込みました。
新大阪から自宅まで、かつてないくらいにスムーズでした。
自宅のある中央区は、警備厳戒の大阪城周辺なのですが、幸いにして
警戒体制が規制区域の狭間、また時間帯も良かったのでしょう、
おそらく、タクシーも一番早い、安い、でした。
そして、自宅から見る高速道路は通行止めのため、たまに、
警察車両が行き交いますが、一般車両は一台もありませんでした。
学校も休みなので、晴れ渡った大阪の街は静かでした。
おそらくこのような警戒・厳戒体制は無いと思っています。
かつてG何とかには、厳しい意見を講演では言ってきました。
それは参加国家がキリスト系だけでした。
今後、平和であるなら、イスラム系や仏教系が入ってきます。
さて、これからは秋の発表に向けて思い切って制作ができます。


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『造幣局の「桜の通り抜け」でいっぱい桜を知ったのです』


   


     4月 11th, 2019  Posted 12:00 AM

新紙幣のニュースが駆けめぐりました。
住まいの近くに造幣局があり、
「桜の通り抜け」は一日目72000人でした。
桜がなんと134種、338本も約530mに並んでいるようです。
昨年は「トーチ」の審査に加わり、
テーマの日本を表すアイコンで、桜に応じてちゃんと
5枚の花弁で5つの炎が一体の光となるのです。
これが日本の新たな技術になりました。
特別番組の放送では、
約100社に問い合わせてたった1社だけが、
デザイナーが望む炎を光に変える協力に応えてくれました。
トーチ発表後に、専門家としての建築家に、
同じようにオリンピック・パラリンピックの建築審査に
関わった建築家から、いいものを選んだと言われました。
一方では、結果を厳しく批判してきた輩もいて、
まったくのセンスなしで、とうとう喧嘩をしました。
素材としても日本の桜はこれほど種類があり、
また、桜を0.5mmのシート状にしても良いものだと
インテリア用品として確認する機会もありました。
例年以上に桜に関する情報を意識しています。
そして堤防に桜があるのは、
堤防土壌を固めているらしいのです。
さらに、ソメイヨシノは人工交配ですが、
なんと昔からの白い桜が、
里桜・白雪とか、ピンク色の紅椿などの品種も知りました。


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『二次審査へ、私の期待は「やり通す」ことでした』


   


     3月 22nd, 2019  Posted 12:00 AM

1964年の東京オリンピックのトーチは、
恩師の柳宗理氏のデザインでした。
学生の頃、その当時の話をいっぱい聞かされていました。
そして、私は東京2020のトーチの審査員に加わることになりました。
オリンピック・パラリンピックの審査会への参加は、
これまでの難航するデザイン関連の審査を知っていますから、
職能家としての信念と決意を持ってのぞみました。
東京オリンピック・パラリンピックのシンボルマークは、
私には突然のニュースでした。
一見して「なぜ、この形が?」、黄金比で見てもおかしいと思いました。
その後、いろんなことが重なり、彼の盗作が次々と発表されていきました。
ベルギーからは「著作権で闘う」と国際的な論争を生みました。
著作権は、無体財産権ゆえに、商標権で闘ってもまったく敗北です。
結局、シンボルマークの取り消しと、
業界団体から大衆まで幅広く反対運動のおきた国立競技場は、
政府誘導で「やり直し」でした。
トーチの審査会は4月に第一次審査があり、
多くの企業とデザイナーのチームから応募がありました。
それぞれのチームでデザイナーが代表してプレゼしていたので
デザインの力で何としても日本からレガシーとなるトーチをと願いました。
審査も問われるわけですから、
人間工学的な間違いや、機構設計の不具合を指摘したり
素材への知識不足、環境効率の認識、燃料機構の提案についてと
審査員全員が質問を繰り返しました。
やはり世界に通用するデザインは限られていることを、
あらためてプレゼを通して感じました。
「やっぱり、真にやりたい」ことが、
今回の大会へのコンテクストは見事であり、
「これが二次審査に行けば」というのが私自身の期待でした。

知的財年報2010


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