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Posts Tagged ‘育成’


6月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 13th, 2021  Posted 12:00 AM

6月13日 友引(壬辰)

『顕正としてのデザイン』

したがって、
デザインは、
対決を助長し、
対決を強化し、
対決を容認する、
差異と差別のイメージの
具現化を提示する
手法となるデザインの
イデオロギーを総括し
告発する
勇気を育成せよ。

artificial heart:川崎和男展


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3月7日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 7th, 2021  Posted 12:00 AM

3月7日 赤口(甲寅)

『黙示としてのデザイン』

すなわち、
言語機能の再定義を
包含させる人間の能力、
言い替えるなら、
知性の進化を
歴史的に見つめ直すことと
未来に向って知性を
育成させる手法の開発、
そうした意欲を
喚起させることである。

artificial heart:川崎和男展


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9月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 24th, 2020  Posted 12:00 AM

9月24日 先負(庚午)

『技術としてのデザイン』

そして
エンジニアリングとしての技術には、
産業経済の健全性の確保と
生産消費構造化社会の
競合原理の保全という背景が、
高密度に育成されなければならない。

artificial heart:川崎和男展


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『やたらと大学が増えていますが疑似大学生多い』


   


     8月 2nd, 2020  Posted 1:06 AM

大学での学びは専門知識の習得と、実習や研究など
知の創造があり、社会への扉を開く人財を養成、育成しています。
やはり本格的な「研究」は、大学院からで、前期課程となる修士
でも足りず、後期の博士課程になってからでしょう。
例えば、芸術・デザインは、知の「創造」と「創出」だけがありますが、
これは医学や法学、経済などとは異なり、出口での資格制度がないので
あくまでその才能の可能性にかけて送り出しています。
大学は入学競争で、AからFのランク付けがあります。
私は総合大学で大学人だったので、芸術系に限らず
この大学のランク付けはとても気になります。
AからCまでが大学入学資格の学力基準を満たしていて
それ以降は高卒未満あるいは中学程度の学力です。
特に日本人は「少子化」ですが、D以下の大学がいっぱいあるのです。
今後は国立、公立が増えます。
私立ならDからFランクの大学はこれまでの大学ではありません。
大学を減らすことを論議しなければいけないでしょう。


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7月31日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 31st, 2020  Posted 12:00 AM

7月31日 仏滅(乙亥)

『分別としてのデザイン』

ならば、
せめて「区別化」の手法から
「分別」の知性をデザインは育成し、
やがて文明の経済効果に
デザインユートピアへの
コンテクストを構築する、
この決意を明然とすべきだろう。

artificial heart:川崎和男展


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『日本人パイロットなら、絶対に正確なのです』


   


     8月 5th, 2019  Posted 12:00 AM

陸上自衛隊が新たに導入した日の丸オスプレイの映像を見ました。
今では最も危険だと言われている,
あの「オスプレイ機」は事故が多く航空安全性と事故調査や、
安全保障の体制と日本の対応が問題となります。
もう忘れていましたが、
日本製で提案してきた航空機も確かにありましたが実現していません。
米国「オスプレイ機 V-22」の小型戦術機も開発され,
自衛隊のパイロットが訓練を受け全く安全という記事を見ました。
なんといっても垂直離着陸輸送機であるオスプレイは、
垂直で上がってしまうわけですから、
滑走路を必要としない利点もありますが、
離着陸地点の高温・風圧前提の設計対応を要し、
また、人間の垂直感覚適応への訓練と
育成に時間とコストをかけなければなりません。
自衛隊ゆえに軍機になってしまいますが、
戦闘用からは外れればとっても面白い飛行機が
出てきたと言えるのです。スタイリングもいいです。
やっぱり、ダ・ビンチの想像のように、
「空中を飛ぶ」ことへの憧れがあり、
カーデザイナーを目指す教え子にも「車は空を飛べない」と
次世代への進化を求めていました。

オスプレイ機


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『伝統工芸品は売れないからこそ「裏切り」があるのだ』


   


     5月 26th, 2019  Posted 12:00 AM

伝統的工芸品産業の振興に関する法律1974年が
なぜ創られたか、その時代背景があります。
これは、沖縄返還の産業政策1972年がありました。
そして1973年にオイルショックで高度成長期の終焉を迎えました。
沖縄では産業は、何も無かったという話もあり、
地域ごとに形成されていた産地を伝統的な工芸として
その産業を見直し、保護、育成、管理、振興すべく
それは、日本全国に伝統工芸産地に及びました。
私自身は1980年に福井に戻り、伝産法全文を見つめ直しました。
当時「第四次全国総合開発計画=四全総」が立ち上がりましたが、
その目標と目的を遂行する活性策の基本的な認識に、
地域活性化の3要因が欠落していました。
活性化には温度=情熱さと冷静さ、濃度、そして触媒でした。
触媒となるデザイン・デザイナーを軸とした3要因を入れることで
福井での私の仕事は、今に続く産地ブランドとなったのです。
オリンピック・パラリンピックでは、伝統工芸製品
そして工業製品までが東京2020ライセンス商品、さらにはG20でも、
伝統工芸と工業製品の推薦商品としての「認定?」を要しています。
伝統的工芸品はその技だけでは売れない現実=私にはわかります。
さらには、産業としての後継者不足がありますから
法制度や、こういった施策や先導には大きな影響を受けます。
今、全国には232(インチキがある)伝統工芸品の指定品目があります。
私の産地には後継者も育っていますが、
新素材や新規工程とデザインを発想しています。
常に伝統を「裏切る」発想=革新こそが、産地が継承されるのです。
売れない伝統工芸品、さらには雑貨までが、全く「売れません」。


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06月30日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 30th, 2017  Posted 12:00 AM

06月30日 大安(戊子)

想像力すら現在の教育、
この教育からは
確実に剥奪されている。

創造力が育成されるはずがない。

川崎和男の発想表現手法


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01月06日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 6th, 2017  Posted 12:00 AM

01月06日 友引(癸巳)

「感性」決して育成は不可能。
そして
「想像力」は人それぞれに、
違い、差異がある。
だから、
「感性」と「想像力」には
いづれも訓練は不可能。
天性である。

川崎和男の発想表現手法


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01月03日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 3rd, 2017  Posted 12:00 AM

01月03日 大安(庚寅)

「想像力」は決して、
育成出来るものではない。
これが、教育、
それもデザインという
想像から創造を教えてきた
私の経験結論である。

川崎和男の発想表現手法


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