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Posts Tagged ‘語り’


9月19日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 19th, 2023  Posted 12:00 AM

9月19日 赤口(庚辰)

デザインという行為が
かたちの「記述」であって、
その記述という機能が、
顕在化するときに、
ある美しさを万一にでも
感じ取れる=知覚できるレベルならば、

その機能は、椅子ならば座り心地は
どうだろうということを
モノが語りかけてくれる
ことになってしまうわけだ。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』10 輪郭線での記述手法


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10月6日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 6th, 2019  Posted 12:00 AM

10月6日 仏滅(丙子)

デザインという行為が
かたちの「記述」であって、
その記述という機能が、
顕在化するときに、
ある美しさを万一にでも
感じ取れる=知覚できるレベルならば、

その機能は、椅子ならば座り心地は
どうだろうということを
モノが語りかけてくれる
ことになってしまうわけだ。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』10 輪郭線での記述手法


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『「エコロジーでは無い」、という象徴と神話化』


   


     9月 7th, 2019  Posted 12:00 AM

「AXIS」での発表会は、「カーボンファイバー商品」を見せます。
ずっーと興味を持っていたカーボンファイバーは、
日本発の技術であり、世界を牽引する開発力やシェアがあります。
これにはまだ制作、加工といった技術対応の躍進がかなえば
製品力から商品力をあげてくれます。
私の形態言語では「エコロジー商品では無い」ことを折り込み、
「芸術の陰謀」と「象徴空間の死」をふまえてた
モノづくりの考え方をこのブログで書きました。
さすがに、この手の語り口は読者を限定し、文章の解読も面倒ですので
当然ながら読者が少ないのでした。
やっと、私なりの「イスとソファー」の組み合わせを
造形言語「サインカーブ」を実現し、お披露目できます。
それはきっと、モノの存在、もはや言わずとも
造形言語と形態言語が語ってくれると期待しています。が、
哲学的だから話をしません。
これまで長年インテリアに携わり丁寧な商品作りをしてきた企業から、
今後とこれからの誇りとなるようなイスを私の哲学でと言われました。
「象徴」が「神話化」することをテーマに発表会を開催しますが、
少々難解な語りから離れて、「やさしい喩え」で、
「エコロジーでは無い=カーボンファイバー」、
この私の「かたち」を表現できたらと思います。


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『完全命中の投げる行為がミサイルであるという知識』


   


     10月 2nd, 2017  Posted 12:00 AM

オリンピック種目である、やり投げ・砲丸投げ、この二つは不思議です。
それこそ古代にはやり投げも砲丸投げも対象物への命中技能。
それは狩猟する動物を的にしての体力と狩猟技能を競うこと、
そのゲームに過ぎなかったことです。
それだからこそどこまで遠方に投げられるかということでは無いはずです。
やり投げ・砲丸投げは古代体力の測定ゲームに成り果てたにすぎません。
人間には「投げる」という行為があります。
その最も機械工学的で最先端なモノとコトは、
ミサイルにその最先端技術があるわけです。
まさか自分の生涯に戦争の危機とは思ってもいませんでした。
と同時に、日本という島国国家観で最も欠落しているのは武器という知識。
おそらく世界的に最も無知識な民族が日本人でしょう。
理由はすこぶる簡単です。軍隊では無い自国防衛だけの
自衛隊という軍事集団がいますが、彼らの武器、
いや防衛システム機器については最も無知識な民族だと思います。
これは二度の原爆被災をし、さらに原電事故による放射能からも、
私たち日本人は原子爆弾の怖さはすでに語り継がれている物語性なのです。
だから、私たちはこの国を飛び越していく弾道ミサイルに
今では広島の何十倍もの威力ある水爆、
この怖さも物語性で語られているにすぎません。
したがって、私が今回も最先端のミサイル駆逐艦を差し出せば、
やっぱり川崎は右翼とか言われる始末です。
それならもっとこの危機迫る戦争それも電磁砲からミサイル駆逐艦までを
私は極右として提出します。
なぜなら、ミサイルはやり投げ・砲丸投げから進歩を重ねて来た、
機械工学の最先端の武器であるからです。
そして、こうした知識無きそれもデザイナーなどは、
真のデザイン=幸運で幸福な最先端的な知識無きデザイナーなのです。
最先端であるズムウォルト級ミサイル艦、この形態言語からのそれこそ、
重大なデザイン内容を熟知すべきだと私は考えぬく想像力が必要です。

* 『応答では移染と呼ばれるから真の解答が必要だ』
* 『大物主神から事代主神、このコンテクストの卓球台』
* 「海底資源探査船というわが国の技術は防衛されるべきだ」
* 「ロケットとミサイルはグッドデザインの問題」
* 「H2Aロケット・はやぶさ・しらせ=日本技術の結集象徴」


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『曼荼羅とDNAホログラムの位牌・もう一つの仏壇』


   


     8月 18th, 2017  Posted 12:00 AM

まだ父は存命でしたが、その時に金剛界曼荼羅でもう一つ仏壇をデザイン。
それは父用でしたから、出来上がった時に、
父に見せましたが、怒鳴られました。
「俺はそんな中に入るか!」って。
父の死後、父は私を自慢するのに、
あいつは俺の仏壇までデザインしてくれていた、と。
金剛界曼荼羅の3×3を立体にして、
正面の扉を開けると、私が考えていた位牌はDNAで、
本当ならば、そのホログラムを映し出す装置にと思ったモデルでした。
父は20歳で徴兵され騎馬隊員で金沢の21師団配属。
7.5年徴兵されて、復員してからは
警察官となり刑事ばたけにいました。
ノンキャリアながら、次々と昇進して警視正とまでなり、
福井県自動車会議所の専務理事でビルを新築後、70で勇退しました。
9年間、彼は自由に中国や沖縄、靖国神社などを執筆していたようです。
79歳、晴天の日に散歩途中に倒れてあの世に逝きました。
彼は私の仏壇を見て、すごく怒りましたが本当は自慢もしていたんだとか。
生きていることは死んでいく過程に過ぎません。
間もなく私も70歳を目の前にしています。
そこで社会参加を辞めるべきかを毎日考えています。
ただ、デザインし創りたいモノや、次世代デザイナーに、
絶対に語り伝えたいことが、今日もありました。
金剛界曼荼羅の九つの箱に、私の生涯を残したい、そんな気持ちと、
存在が無となるあの世だと思っています。

* 『電磁波革命と遺伝子革命が近接場で始まってきた』
* 『天空と深海で何が起こっているのだろうか?』
* 『ふるさと福井の大震災を胎内で経験していたと聞く』* 
* 『終戦では無い、敗戦記念日であった』
* 『想像力を今また熟考を毎日繰り返している』


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