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Posts Tagged ‘21世紀美術館’


『現代音楽は絶対に知らなければいけません』


   


     1月 31st, 2019  Posted 12:00 AM



シェーンベルクとクセナキスが最高。と、
ほとんど口にしたことがありませんでした。
私の終活=終活とは、整理を付けるということ、
ワイフに言わせれば、結局やっていないと言われますが、
レコード盤は自宅には100枚だけにしました。
中でもシェーンベルクとクセナキスのレコード盤は特別です。
ところが、研究室には名古屋の事務所から
移動した400枚が収蔵してありました。
仕事柄、また趣味的にも音楽のジャンルは
幅広く精通していましたが、
実のところ、言えずにあるいは言わずにいましたが、
現代音楽が私の身体感覚に合っていると感じています。
「なぜ、この自分たちの音楽がわからいのか」と言っていた
「電気グルーヴ」のTV番組を視て
私は彼らの思想を初めて聞きました。
音、メロディ、リズムも視聴者が楽器や演奏者と結びつけた想定、
創造から超えた音楽の存在は、頭だけで理解しようとすると
まずは「わからない」となるんだと思います。
デザイン教育の中で、図解、図式を教えていますから
「図譜」を何枚も書いて見せました。
21世紀美術館での私の作品展パンフレットには、
ビートルズの音楽をクセナキス風の図譜にして
グラフィックとして表現しました。それこそ、
シェーンベルクの図譜では12音を確かに置いています。
クセナキスは、大阪万博でも音響装置として
鉄鋼館の貴重なプログラムに参加しています。
千個のスピーカーで12chのテープ再生が可能、
フランソワ・バシェの「音響彫刻」を備えた鉄鋼館では
クセナキスの「ヒビキ・ハナ・マ」が演奏されました。
IBM360での作曲やレーザー光線による音楽実験場となりました。
『スペース・シアター:EXPO’70 鉄鋼館の記録』に収録されています。
私はこの世に何を置いていくべきか、
終活でしばらく整理しつづけます。


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『サイトウマコトのポスターが来た』


   


     12月 3rd, 2018  Posted 12:00 AM



先般、盟友のサイトウマコトから、
「お前の奥さんに頼まれているポスターを送る」と言われた。
サイトウマコトには、動物的で野生的な勘があります。
人の才能を直感で見分け、レベルとラベルが違うと一刀両断。
サイトウマコトと私は、名古屋の私と東京の彼と、
9.11のテロをライブ映像でみて、「とんでも無い世界が始まるな」と、
そんな会話をしたことがあります。
もう、グラフィックデザインでは、ポスターが終焉することを
彼はつかんでいたのです。
21世紀美術館における私の個展開催時、人が主役の時には行きたくないと
断ってきた乾杯の音頭を、「やっぱり、行く」と来てくれたのですが、
その場で作品もなく、館長を「画家としての個展をやりたい」と
口説き落としたのです。もはやグラフィックデザイナーから
サザビーズで評価される画家になりました。
さて、彼はワイフの気に入ったポスターを覚えていたのです、
女子への気遣いは流石です。
かなり前に銀座gggでの個展見たこの作品は、
ワルシャワビエンナーレで金賞を受賞しています。
ポスターが来て、早速京都の額縁屋に額装の手配をしたのですが、
手こずりました。
「これ商品か?」というような仕事のモノが1ヶ月かかって納品され、
再度の納品で結局2ヶ月ほどかかりました。
ポスターの取り扱いまでこのようになってしましました。
「画家としてサイトウマコト」は世界的にも一流になっていますが
源流のデザイナーとしての作品も、
圧倒的な存在感を空間に放っています。


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『Red & Blue 生誕が来年で100年になる』


   


     1月 9th, 2017  Posted 12:00 AM



かつて「プラトンのオルゴール」2004年にギャラリー「間」で開催。
これは2006年に21世紀美術館で私の個展となりインスタレーション、
さらに制作スケッチまでが永久収蔵されました。
この展覧会では自分が敬愛し影響を受けた人物12人を選びました。
今、私は自分のデザイン、その原器、原形と呼ぶべき作品があります。
デ・スティルの影響を受けた椅子となれば、それは
「レッド・アンド・ブルー」Red & Blueがその一つになります。
そして、この椅子には自分の思い出、そして私デザインが重なります。
ともかく、最近は○○○生誕100年とか、モノ100年のイベント情報が
必ず香港経由で私に届きます。
そして中国でこうしたイベントだけではなく、
デザイン活動やデザイナー推挙が必ず香港経由で入ってきますが、
私にはこの裏側の政治的目論見=策略が見え隠れしています。
脇道に入りましたが、この椅子の作家であるリートフェルトは、
私のデザイン、造形の大きなアーキタイプになっています。
大きな理由はMoMAで彼の展覧会にて、
椅子から家具の原形を見た経験があります。
そして最近ではこうした椅子が中国製でとても廉価ですが、
自分が所持しているのは、
INAXが1989年のアピールをめざしてコピーと言えどとても高額なこれを
購入するとともに、私はこの椅子を車椅子のイメージモデルにしました。
リートフェルトについてなら、彼だけの造形、
その歴史性・論理性・デ・スティルの関係を講義することができます。
この椅子が生まれて来年、100年になるのです。
ある意味では、この椅子は極めてシンボルであり、
それは100年になるのです。


* 『もし、このデザイナーから学ぶことが無いなら・・・』
* 『アナログプレーヤーをAurexSY-λ88で試用』
* 『経緯が敬意に、形態言語から自分の造形言語化を』
* 「資本主義から離脱してきたデザイン」
* 『正しいデザイン手法としてのオマージュを熟知せよ』


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