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『スポーツ用具として厚底シューズの科学性』


   


     2月 9th, 2020  Posted 12:00 AM



箱根の「駅伝」は、すでにブームです。
私にとっても、正月時の楽しみでした。
さて、今回88%の駅伝走者が使用ていた厚底シューズが、
新記録という結果もあり話題になりました。
次回のTOKYO-2020も含め、規制されるのかが問われた結果、
使われるようになりました。
噂では、軽い、そしてカーボンファイバーを仕込んだ
この厚底スニーカーに合わせた姿勢や走り方になるのです。
残念ながら私自身は体感できませんが、
カーボンファイバーでの単なるシートより、
デザイナーとして、こういうシートだったらとイメージはできます。
これは明らかにスポーツ用具であり、
それこそ、科学とスポーツの展開は、今後はまだまだ進化します。
パラリンピック選手とオリンピック選手の記録の差違がなくなる、
いや装具や道具の進化により勝ってくるという結果に驚きはないでしょう。
ということは、オリンピックとパラリンピックを差違なく楽しめます。
スポーツ用具での科学性は、今後も勝ってくるでしょう。
私は車イス使用者ですが、
そもそもスニーカーのような車イスとして「CARNA」をデザインし、
走れるハイヒールのデザインにもトライしたこともあるくらい
シューズには、とても興味があります。


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『間伐材での木製ストローは製造特許の山だ』


   


     7月 3rd, 2019  Posted 12:00 AM



「G20」の閣僚級会合で使用され話題となった
日本技術の木製のストローは、最高に良かったのだろうと思います。
まだまだ高価だとは思いますが、
間伐材でのあのストローが、世界に投げかけたモノは、
エコロジーへの強いメッセージ性があったと思います。
0,15mm厚で、間伐材だったことは
紙のストローよりもよく仕上がっていました。
それこそ木製のスプーンも必要ですが、デザインが違うなーと思いました。
ストローの製造特許はより安い方法があるでしょう。
おそらく、ペットボトルは今のデザインでは駄目だろうと考えます。
ともかく、海の汚れは世界的に取り組む大問題です。
洗剤などはじめとするパッケージのデザインは大改革が必然です。
地球がこれほどまでに、汚れるとは。
プラスチック素材が、必ず「土に戻る」という手法が必要です。
こちらではマスコミが全然報道していませんが、
TOKYO-2020の新国立競技場の木材が、世界規範と衝突しています。
違法伐採木材が含まれている可能性を指摘されているのです。
オリンピックの施設では「持続可能性に配慮した木材の調達基準」のもと
資材調達しなければなりません。
それほど、エコロジーや国際的な環境を護ることになっています。
デザインにとって、
地球環境全体を守る難問に取り組まなければなりません。


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