kazuo kawasaki's official blog

試論は歴史に対する一つの闘争原理であり、情報化時代にモノで記述するデザインのひとつのジャーナリズムでもある。 The theory of life journal is a form of fighting principle against history and also a form of journalism of the design of "writing" things is this information age.


2月9日Staff Blog


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     2月 9th, 2010  Posted 10:45 AM

2月9日

uno FOG BARは、ホワイトがお気入りの
BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)。

TVCMは、ロンドンでキャラクターは、
ビートルズ風の4人なので、
発売当時てっきり4色展開の製品かと
思っていました。
BOSSから、ビートルズのレコード、
赤盤・青盤・白盤の赤・青・白だよと
教えられました。

ジョン・レノンの暗殺で
青春の終焉を感じたBOSSは
東京から離れました。

BOSSの赤盤・青盤・白盤は、
そんな青春時代の思いが
詰まったオルゴール
BOSSの代表作です。



『資本主義からの逃走』
  *「病院、環境とシステムに資本主義は不都合」*


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     2月 9th, 2010  Posted 2:34 AM


環境とシステムとダイナミックス
私は入退院・手術に関しては数多き実体験があります。
そして、毎月の診察も大変です。
病院は海外でも入院していますから、比較もできます。

まず、「病院」名前の漢字づかいをやめましょう。
「院」とは取り囲まれてまったく閉ざされた空間です。
もっとも、隔離病棟ともなれば「病院」でいいです。
しかし、「病園」がいいと思っています。
ちなみに、「学院」と「学園」は、
前者が閉鎖空間の学びの場です。
後者が開放空間の学びの場ということです。
だから、「幼稚園」は楽しいことの場となり、
「大学院」というのは閉ざされた学の場です。

そして、昨今は「電子カルテ」が病院の情報システム。
「電子カルテ」って呼び方がすでに時代遅れです。
名古屋市立大学が多分最初に「電子カルテ」を構築し、
患者への情報公開をしたと思います。
だから、阪大病院に入院したときに、
「電子カルテ」で無かったことにびっくりしました。
ようやく、阪大も電子カルテが構築されました。
しかし、見てびっくりでした。
基本がありませんでした。
「電子カルテ」を商品化している企業責任が明確です。
「電子カルテ」は、
単なるExcelフォーマットにすぎません。
データーベースor情報メディアor単なるレコードです。
また、大きな問題は
すべてが「個人情報の最たるデータ」です。
だから、この管理はクローズドでなければなりません。
秘匿情報管理というシステムと、
健康・病気・対症・臨床・保健をどうするかが問題です。
そうなれば、システム的だけでは駄目であり、
ダイナミックスシステムを組み込む必要は明白です。
「情報アーキテクト」という専門性、
「メディカルアーカイブ」という閲覧性の開示、
「クリニカルレコード」というジャーナリズム、
これらが不可欠です。
そこには、「統合的デザイン」によって、
「カルテシステム」そのものの

メディアインテグレーション・デザイン

インターフェイス・デザイン

インターラクション・デザイン

アーカイブレコード・デザイン

ブラウジング・デザイン

などへ、「デザイン手法の導入」と、
いわゆる、ハードウエアそのものとネットワーク化が、
「デザイン」で具現化する必要性が必然なのです。
そして、この実現には資本主義的論理や、
民主主義的意志決定論は不要です。

2月8日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


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     2月 8th, 2010  Posted 11:35 PM

2月8日 赤口(己丑)


パーミッシブネス
(=自我により何でもが許される自由)を
敢えて妨害するモノのデザインこそ
必要ではないかと私は思い続けている。



『プラトンのオルゴール』
デザイン・対・民主主義

『資本主義からの逃走』
「Master-SlaveとClient-Server、
    関係性の呼称が恣意し示唆すること」


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     2月 8th, 2010  Posted 12:30 AM

呼称は時代を隠喩

前回に、Serverの種類について、一気に記述。
そうしたら、やはり、「超・突っ込み」を受けました。
スペル間違いや、人物特定などです。
でも、ここまでを批判できる人物はやはり専門家です。
それが学者にはなぜできないのでしょうか、
無視しているほど、見下げていると考えられます。
すでにこうした連中を学者というのは、
学者職能が大学内職名・TVコメンテーターだからです。
本当は知らない。わからない。使えないのです。
資本主義の限界は、明らかに言葉に表れてきています。
資本主義の支配・被支配関係、
つまり、資本家・労働者という富分配の格差関係です。
クライアントとサーバーという呼び名には、
統治と役割や依頼と受諾などなどの隠喩性とみれます。
マスターとスレーブは、私も、人工心臓の分散化に、
コンセプトとして、主機能統合と分散機能配分などで
呼称展開に引用しました。
主従関係や統合分配に、コンピューター用語ですが、
「分配」機能性を表現する言葉として、
この逆読みで、呼称意味の恣意性と示唆性を、
● 経済的な富の分配=利益構造の差異性
● 産業構造での役割=権限制御の効能性
● 文化格差の再構築=格差品性の表現性

として、
これらを資本主義の革新に差し戻すヒントです。
だから、私は、コンピューター技術、その用語・術語には
そのサイエンス性やユーザビリティ性から、
資本主義からの逃走どころか、
「解放」社会をなんとしても引き込みたいのです。
それを、いの一番に可能ならしめることが、
「日本だからできる」という
自負感覚を誇りにしていきたいと思っています。

2月7日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


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     2月 7th, 2010  Posted 9:00 AM

2月7日 大安(戊子)


メディアテクノロジーの進化で産出される
モノの虚構化にも、デザインは加担できる。

デザイナーは、この虚構性に対しても
「民」=盲目であってはならない。



『プラトンのオルゴール』
デザイン・対・民主主義

『資本主義からの逃走』
  *「これだけ遅れてどうする、日本のケータイ!」*


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     2月 7th, 2010  Posted 6:00 AM

Japanese ケータイ
今、私は、若手デザイナーの仕事ぶり、
その評価や批判はしたくありません。
しかし、日本の文明や文化に影響があるとなれば、
やはり、評価を述べておかざるをえません。
なぜなら、それはデザイナーの責務ではないからです。
特に、日本のケータイ、ケータイデザインです。
もう、国際的にも日本のケータイは、「特殊・特別」。
特別といっても、特別に優れているわけでは無く、
特殊というのは、取り残されている特殊性です。
これは、日本のケータイ電話通信企業が、
完全な「鎖国」にならざるをえないほど無能、
そして追い込まれているからでしょう。
「デザイナー・ケータイ」は、
当初は、デザイナーの力量と技術がマッチして、
「国内的にだけヒット」しました。
私はすでに、そうしたケータイの世界的な通信環境や
通信ネットワークの選択と進化方法が間違っている、
という警告を、文章や講演で語ったので、
「嫌がられ」・「怖がられ」デザイン依頼は皆無でした。
大手の通信企業に、人間工学的(?不信工学)な検証での
設計基準づくりはしました。役だったとも思っていません。
なぜなら、それすら読み取れないデザイナーも多いのです。
それから、映像通信をケータイ化の技術開発は、
あまりにも管理職、その無能力さでお断りしました。
いや、「ヤーメタ!」という次第です。
その後は、ある企業トップから特別依頼を受けました。
まったく革新的ケータイ、
特に、INPUTディバイスを提案しました。
その直後に、iPhoneの登場です。
でも、まったく私のコンセプトや、
コンテンツが違うので、いつの日か、
この思考でのデザインは実現できると、思っています。
●問題は、若手デザイナーは「通信・ネットワーク」を、
「ケータイの形態」だけの発想は辞めるべきです。
●それを要求する通信企業のケータイキャリアに、
異論を言う勇気を持ってほしいのです。
●そのためには、日本発・日本初の「技術知識」への、
大きな夢を抱いてほしいのです。

私は、3月に「ケータイ国際フォーラム」で、
「消えていく、コンピュータと新たなケータイの形」を
提案してみるつもりです。

Mobile Phone

made in Japan

2月6日Staff Blog


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     2月 6th, 2010  Posted 11:55 PM

2月6日

本日
再び撮影監督の柏原さんによる
3月の新商品撮影を開始。

さすがプロの眼目はすばらしいです。
スタップ一同大変勉強になりました。
ありがとうございました。

2月6日Staff Blog


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     2月 6th, 2010  Posted 11:55 PM

2月6日

旧神戸生糸検査所で開催された
若手デザイナー向けの人材育成講座
「デザイン道場」にて
「International Design」
というタイトルで
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)の
講演が行われました。

多くのデザイナーの
方々にお集りいただきました。
ご来場いただきました皆様、
誠にありがとうございました。


BOSS(川崎和男)プレゼンテーション


本日はデザインのコンセプトの考え方から
若いデザイナーたちへの熱い心を伝えた
講演でした。

次回2/26国際文化会館でも講演
行います。
みなさま是非お越しください!

2月6日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


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     2月 6th, 2010  Posted 9:00 AM

2月6日 仏滅(丁亥)


情報化社会が
高度になるからといって、
コミュニケーションが多様化し、
民主主義が
力を強化するというのは
虚構にほかならない。



『プラトンのオルゴール』
デザイン・対・民主主義

『資本主義からの逃走』
 「サーバーとクライアントの相補性が、
         ATOM社会から離脱する道筋」


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     2月 6th, 2010  Posted 12:30 AM

sendmail by Paul Vixie

私たちが電子メールができるのは、
sendmailがPaul Vixieによって書かれたからです。
sendmail of Eric Allman

というより、Eric Allmanとの関係も知りおくべきかもしれません。
こうした人物の存在はほとんど忘れられています。
BINDというコンセプトに、
サーバーとクライアントの関係が語られました
しかし、それは相補性です。

相互性=インターラクションとは異なっています。
サーバー・クライアント=主従相補性は、
資本主義での主従関係論に近似していますが、
サーバーには五つの分類ができます。


BIND

Cache Server
Remote(Master) Server
Slave Server
Primary Server
Secondary Server

この統合化されたものがName Serverだと思います。
そしてこれらがOSにのって作動制御される時代は、
まさに、資本主義の主従関係=支配と搾取を、
一変する隠喩性が生まれてきたと考えるべきでしょう。
私は、サーバーとクライアントというネットワークを、
逆読みしていけば、ひょっとすると、
とんでもなく、経済学者が解明できなかった、
それこそ2進法的=binaryな経済学を示唆している、
とすら私は想像しています。
あるいは、資本主義を超越あるいは破壊するほど、
内在しているパワーがあるとも予想しているのです。
それは、サーバーを5分類して、
それぞれの効能が社会革新のトリガー機能だからです。

OSの融解

ここから、私はOSがこれまで、
産業経済の競合や差別化での利潤対象から「融解」し、
「雲」=クラウドの中に入っていくのでしょうか。
そんな問いかけの中で、もう一度、
コンセプトとしてのサーバーとクライアントを
概念の具現化として、
「形式」と「形態」をデザイン対象化しています。
それはATOM社会がBITSで包囲されて、
離脱していくことの「道筋を設計」しているのです。