kazuo kawasaki's official blog

Archive for 5月, 2019


『越前藩石高と越前和紙の「黒すかし」は使われている』


   


     5月 10th, 2019  Posted 12:00 AM

子供の頃の趣味のひとつに、「藩札」収集がありました。
多分、実家にはまだあるかも知れません。
さて、かって江戸時代「加賀100万石(119万石)」と言われた
加賀藩は、越前福井の隣国で「格外扱い」でした。
前田家は外様でしたが御三家に準ずる扱いで
富と文化を成していました。
実際、越前藩は越前松平家一門で90万石だった話は、
歴史の陰に隠れています。
そして、三岡八郎が藩札によって藩財政立て直し、
日本全国からも信頼を受けていました。
三岡八郎は後の由利公正であり、「五箇条のご誓文」をつくり、
東京府知事・第4代目となった経世家でした。
福井藩士から渡邊洪基も府知事・第9代目になっています。
福井藩札の紙の良さ、
つまり越前和紙の技術の高さは評判となりました。
越前和紙の技法に「黒すかし」がありましたが、
その技能は今やお札だけに用いられ、
財務省(元大蔵省)に取り上げてしまいましたので
製造は禁じられています。
越前和紙の技法はこれからも使われます。


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『「聖火トーチ」はデザインで日本技術を発揮した炎と光』


   


     5月 9th, 2019  Posted 12:00 AM

「聖火トーチ」は、日本としての新しい製造工程、
新技術が求められました。
オリンピックに関わるマークはじめビジュアルデザイン、
競技場やトーチとデザインの力が戦後復興の
前回の東京オリンピックで発揮されたように、
今回の災害復興、五輪再興の力となるよう
デザイナーの一人として望んでいました。
「3.11での被災者」・「仮設住宅のアルミ」を再利用し、
インゴットにした押し出し成型から生まれる
桜のトーチが日本列島を縦断し、
その炎から光、同様に心をひとつにしてくれるでしょう。
デザイナーが望んだ花びらの「炎」を
ひとつの「光」変えるという難題に
向かってくれたのはたった1社の企業だったことを知りました。
デザイナーの細かな要望に、トーチ筐体の押出し成形に
挑んだメーカー担当者が果敢に応える姿がありました。
日本の希望の炎、その光のモノづくりに携わる人たちの、
約5年間にわたる精励恪勤なその成果が集結しています。
「炎と光」、技術提案の演出は彼の提案だけでしたので、
彼、一人が「センス」あるデザイナーでした。
聖火トーチは、その造形美、性能美、機能美だけでなく、
ランナーとともにつなぐ炎が光だけでした。
トーチキスの瞬間そして聖火台に向かうフィナーレと
その光で世界中にオリンピズム高鳴る熱狂を
届けてくれると、「新技術」に期待しています。
応募者たちの「デザイン知識」に愕然でした。


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5月9日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 9th, 2019  Posted 12:00 AM

5月9日 友引(丙午)

デザインは技術を誘導する
しかし、
それが「出来る」能力者は
限定されている。


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『「フロベール委員会」で高級ブランドは統合と統一』


   


     5月 8th, 2019  Posted 12:00 AM

1954年にジャン=ジャック・ゲラン(J.Gran)が
「コルベール委員会」を創設しました。
彼はゲラン社第3代目で、有名な香水「アプレ ロンデ にわか雨の後」
を作った天才的な調香師でした。
1661年にルイ14世紀の建設物や美術品や製造品の財産管理をしていた、
ジャン=バティスト・コルベールの名が
この委員会の名称となっています。
設立の理念のもとフランスの芸術や技能、
「フランスの美しい暮らし方」を全世界に広めようとしていました。
最初は13社でしたが、今やラグジュアリーブランド83社で、
エルメス社長が中心です。
私はよく言っているのですが、
ブランド価値はフランス・イタリア・英国では
コルベール委員会が掌握していることを
日本も知らなければいけません。
それこそ「伝統技術」の継承や発展は、
こうした委員会創立がとても必要です。
この委員会の存在と活動や、
それぞれのラグジュアリブランドが展開する商品も含め、
デザイナーはその全体像を知り置くべきです。


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5月8日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 8th, 2019  Posted 12:00 AM

5月8日 先勝(乙巳)

今や、少子化と高齢化は、
「学会」、「委員会」が
日本では過小評価している。
どこでも、
日本は会員の会費が
減少している。


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『10日連休終了「令和」となる』


   


     5月 7th, 2019  Posted 2:20 PM

元号248番目で126代天皇が決まった。
中国の王羲之の蘭亭序という、万葉集の序文です。
張衡の帰田賦の「仲春令月、時和気清」により、
Beautiful Harmony=美しい調和であり、
Reiwaです。
今しばらくは,
書手紙は「仲春令月時和気清」を使います。


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5月7日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 7th, 2019  Posted 12:00 AM

5月7日 赤口(甲辰)

クラマタは、
アクリルの分析を、
物性と物質のイメージで
果たした。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖


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5月6日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 6th, 2019  Posted 12:00 AM

5月6日 大安(癸卯)

アクリルとクラマタは
明らかにパートナーであった。

こうした素材に出会ったことは、
デザイナー冥利だと思う。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖


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5月5日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 5th, 2019  Posted 12:00 AM

5月5日 仏滅(壬寅)

物・もの・モノを
語るときには、必ずや、
物性・物質・物理という分科学性の
厳密性=エグザクトサイエンスを
デザインは語り切らなければならない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖


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5月4日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 4th, 2019  Posted 12:00 AM

5月4日 友引(辛丑)

私は、
「素材」と「自分」を
結合させていくことを、
どこから手に入れるかは
デザイナーにとって
重大な問題だと思う。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖


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