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「タケフナイフビレッジの次世代へ」





1981年頃から、
すでに存在していた「武生打刃物工業研究会」に、
私が参画し、「伝統工芸にデザイン導入」を始めました。
すでに研究会は、「伝統的刃物のレプリカを150点ほど」、
自分たちで鍛造製造をし、その技の習得をしていました。
もう越前市の越前打刃物産地「タケフナイフビレッジ」には、
後継者の若者がグループ、次世代に引き継いでいます。
そこで、私も、彼らへの課題を伝えています。
「ミニナイフの開発」に入りたいという一つのアイディアがあります。
世界には沢山のミニナイフが存在。
ミニ・ミニマムにしていく技術・技は
相当に錬磨しなければならないでしょう。
ミニナイフへ、
「ハマグリ刃火づくり鍛造」の越前打刃物の伝統技をベースに、
「先端的なデザイン」を実現してもらいたいと望んでいます。
私なりに、ミニナイフも収集してきました。
その収集品の中でも、特徴と新たな革新をねらったり、
ミニマムにするには相当の工夫や製造技術には
創造性が求められていることが明白です。
たとえば、日本の「肥後守」でもミニはあります。
切れ味はありますが、伝統とはそのままの温存ではありません。
ファッションメーカーだからこそ、皮革張りをミニで実現したモノ、
銃器メーカならではの繊細なガンのような仕上げや構造、
ナイフギルドだからこそ可能ならしめたミニマム設計の実現、
アウトドアだから、ここまで詳細設計の具現化など、
早く産地にこれらを持ち込んで、参考にしてもらいたいと思っています。
ただし、これらを乗りこえるべきデザインを
私自身やり遂げなければなりません。
だから、ここに参考資料とした形態は全く考えていません。
素材も選び抜き、構造も、ミニマム化の様式も
すべて変革しなければ私の存在価値はありません。
これは私自身へのプレッシャーです。
早く、産地に帰りたいと思っています。


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3 Responses to “「タケフナイフビレッジの次世代へ」”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    8:09 PM on 6月 15th, 2014

    [...] 「タケフナイフビレッジ第二世代へ理念を伝える」 「タケフナイフビレッジの次世代へ」 tag: ゴシップ, スキャンダル, タレント引退, [...]

  2. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:01 AM on 7月 1st, 2014

    [...] 国家の自由な正当性と倫理性は「ナイフ」を見れば明らかにみえます。 「タケフナイフビレッジの次世代へ」 「私のナイフの原点はナイフデザインの原典」 tag: スイス製, [...]

  3. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    3:16 AM on 10月 11th, 2014

    [...] 『鉛筆削りナイフ・伝統技の記号づくりと情報づくり』 「タケフナイフビレッジの次世代へ」 tag: 1000社, 2.8社, TAKEFU KNIFE VILLADGE, 「TAKEFU KNIFE VILLADGE」越前打刃物産地, [...]


This entry was posted on 火曜日, 7月 31st, 2012 at 12:00 AM and is filed under 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.