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『話題への応答商品、課題への回答商品、問題への解決商品』





「DESIGN TOKYO」展は出品商品を書類審査によって、
審査委員が決定することになっています。
私は審査委員長をしていますから、審査は勿論のこと、
審査委員の審査も詳細に見なければなりません。
今回の審査では、スピーカーやスマホ関連、アロマ関連などから、
伝統産業なども出品が数多くありました。
書類審査ゆえに、写真や文章、商品企画書や掲載誌など、
あるいは受賞経緯など克明なものから大雑把な書類と
4ヶ月間毎月選別していました。
受賞経緯などでは、インチキなデザイン審査を再確認できました。
スピーカーについては私の専門性もあって、
単なる拡大器を商品にされると、正直いい加減過ぎると思います。
スピーカーの性能表こそとても重要ですが、
周波数特性図が無いモノを商品とする企業は駄目です。
アロマや石鹸なども、OEM生産での商品化も駄目でしょう。
そんな中で、これは南部鉄の鋳物ですが、
鋳物でありながらこの正確な面出し=表面をダイヤモンドカット仕上げは、
伝統産業の技術進化を見ました。
しかし審査委員にとってここまで読み取れないことは分かっていましたが、
受賞作になる仕上がりでした。
受賞作候補には模倣もありそれを審査委員に伝えれば即刻理解されました。
商品には、話題への応答商品・これはすぐに売れなくなるでしょう。
課題への回答商品はあふれかえるほどありました。
この商品企画・計画はもう時代遅れだと私は思っています。
OEMでも商品化出来てもさらに工夫と改善が必要です。
日本の産業全体が駄目になってきているのは、
課題−回答=Qestion & Answer商品づくりに安住している結果です。
そうしたなかで、この商品には、
鋳物ゆえに最終切削でのダイヤモンドカット面の実現は
伝統産業を進化させた問題解決商品になっていました。


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This entry was posted on 土曜日, 7月 11th, 2015 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.