9月 20th, 2019 Posted 12:00 AM

AXISでの展示とKeynote Liveを開催できました。
中央の展示は、天井・ステージ・正面で、いわゆる3面の鏡面。
これは、それこそよく見れば6面の反射で虚像化を図りました。
それは虚像というより「ミラーワールド」になりました。
結局、この鏡面の展示では、12層分を突き抜けた世界でした。
「ミラーワールド」という具体的な物証を見る、体験してもらえたのです。
そしてプレゼの時間には、前面のスクリーンだけでなく、
観客に向けては、私の講演を皆さんのスマホで各々が会場回りで
見て聞いて頂けるスタイルとしました。
今後、Keynoteでの講演やプレゼではLiveを聞くことになりそうですが、
まだ動画が重なった時の動きなど同期は十分とは言えないようです。
「インテリア・ドメイン」と「インテリア・フェーズ」で、
映像と音響が今後のインテリアでの無線でつながる状況は、
私のデジタル・アッサンブラージュの作品にもなっています。
展示で、こういったデジタルの断片的な提唱ができました。
Tags: 12層, 6面, AXIS, Keynote, Keynote Live, LIVE, インテリア, インテリア・ドメイン, インテリア・フェーズ, スクリーン, ステージ, スマホ, デジタル, デジタル・アッサンブラージュ, プレゼ, ミラーワールド, 中央, 会場回り, 体験, 動画, 反射, 同期, 天井, 展示, 提唱, 断片, 正面, 無線, 物証, 突き抜け, 虚像, 観客, 講演, 鏡面, 開催, 音響
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
2月 23rd, 2019 Posted 12:00 AM

もう長い間使ってきたストップウォッチです。
今では、ストップウォッチもいろんなスタイリングがあり、
そしてスマホの機能で事足ります。
これは、東芝時代からのモノで、一番使ってきました。
CMやMCの業務の中で時間を管理していました。
機械式で随分の時間が過ぎましたが、正確でとても正しいのです。
カチッと刻む所作もやっぱりいいです。
工業デザイナーでしたが、Kチーフからは、
手掛けた製品のコマーシャルなど、経験を積ませてもらいました。
MC(マスターオブセレモニー)も、ディレクターになり、
デザインした製品を中心として関連したすべてをやって、
こういった経験から、デザインディレクターになれたのです。
数人で最初は構成していました。
東芝時代から工業デザインと様々なグラフィックもデザインしてきました。
今も、ある企業のC.I.をすべてやっています。新作とともに70年をC.I.。
グラッフィック、そして映像、動画も手掛けました。
これまでの作品集では、プロダクトだけで、
グラフィック関連のデザインには頁をさいていなかったのですが、
そろそろまとめてもいいかもしれません。
もう、私は22年間の大学人をやめて、
弟子達が企業だけでなくいくつかの大学に行っています。
この4月から、一人を大学に送り出します。
「君はデザインが『奇跡』を起こすと思ってるかもしれないが、
『教育』が奇跡を起こすんだよ」と、
金沢美大の恩師 故・松村先生から言われたことがあります。
私のデザインの遺伝子の断片、欠片を受け継ぐ教え子が、
教育で奇跡をつないでくれるよう願っています。
ストップウォッチを見れば、
自分の時間もこうやって過ぎていくのでしょう。
Tags: C.I., CM, Kチーフ, MC, グラフィック, コマーシャル, スタイリング, ストップウォッチ, スマホ, ディレクター, デザインディレクター, マスターオブセレモニー, 企業, 動画, 博士号, 受け継ぐ, 大学, 奇跡, 工業デザイナー, 弟子, 恩師, 所作, 教育, 断片, 新作, 映像, 時間, 最後, 東芝時代, 松村先生, 業務, 構成, 機械式, 欠片, 正しい, 正確, 経験, 遺伝子, 金沢美大
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
1月 21st, 2019 Posted 12:00 AM

今年の書き初めとなりました。
近年は、年初のご挨拶は配信しています。
書は、最近はiPadとApple Pencilで書き込んでいるので
「亥」を何度か練習して
そのまま動画を撮って編集したものを使いました。
書体だけでなく筆運び、筆さばきも,
「亥」の躍動感を送りたかったんです。
頂いた年賀状に対して、配信が届かなかった方には
E-MailやFacebookで返事を書いています。
そして全くのアナログ派の方には、
筆で「寒中見舞い申しあげます」です。
もちろんデジタルもアナログも、
書き物は、すべてマスターしようとしています。
私は「書く」、「描く」はアナログであれ、デジタルであれ、
取り組む経過と、見た目の完成形を
徹底的にまともにしたいと思っています。
そして結果、アナログの鍛錬が不足しがちとなっていて、
もし父が生きていたら、叱られるだろうと思う
仕上がりになってしまいました。
なんとか、朱印と白印で都合をつけていますが。
本当のところ、草書で描きたいと思っていますが、
もうほとんど読めないから伝わらないでしょう。
草書を見ているだけでも、「ことば」って、本当の素晴らしい。
だから日本人で良かったと思います。
デジタルで書を書いて編集しているときは、
訓練とか作業という意識が高くなるのですが、
アナログで向き合うときは、
気持ち、心の運びの意識が高まるものです。
『あけましておめでとうございます。古希・70歳』
Tags: Apple Pencil, E-mail, FaceBook, iPad, 「ことば, アナログ, デジタル, マスター, 亥, 作業, 動画, 叱られる, 年初, 年賀状, 意識, 挨拶, 描く, 日本人, 書, 書き初め, 書き物, 書体, 朱印, 父, 白印, 筆さばき, 筆運び, 編集, 練習, 草書, 訓練, 読めない, 躍動感, 近年, 運び, 配信, 鍛錬
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
1月 11th, 2017 Posted 12:00 AM
「KK適塾」、その講師はデザイン界の提言者に焦点をあてました。
今、デザイナーとしては絶対にもっと話題になるべき澄川伸一氏、
そしてデザインを技術的に立体製作に最も近接している、
それも3D-Printer、3D-Printingを支援してくれる原雄司氏です。
なぜもっと、あの「リオ・オリンピックでの卓球台」のデザインは、
選手達を無傷とし、日本のデザイン=故・柳宗理先生(私の恩師)、
そのバタフライスツール構造のコンテクストにあるにもかかわらず、
この話題性を押し殺しているデザイン界の闇、これを私は許せません。
3D-Printing(技術)を最も大事にデザイン界に導入してくれる原氏は、
阪大の専門的教授たちが最大に評価している人物です。
二人のプレゼはKeynoteゆえ、動画と音響までが伝えられました。
そして、私は「基幹産業」を初めて紹介しました。
現在、次世代の想像力は大きく誤っています。
それは、まだITの進化をこの日本も追いかけようとしていることです。
デザイン思考は思考自体が無知なこと、IoT、これも借り物、
AIの止めどない進化、AIは人類の便利さを増すだけのこと。
次世代は確かに優秀な才能が芽生えていますが、
肝心ことをすっかり忘れているのです。
彼らの想像力には、デザイナー・澄川氏の美学が欠落し、
まして、IoTも AIもデザインエンジニアの原氏の主導性に無知なことです。
まだ、このブログで日本のこれから、その「基幹産業」は記述できません。
が、私は「KK適塾」で、単なるThinkingでもなく、IoTの借り物、
AI開発不可能な、次世代に「基幹産業」は日本の創造力であること、
決して想像力の中には無いことを提示したいのです。
想像力と創造力の融合・統合点を覆うのは美学であることです。
澄川氏と原氏にはそれが毅然とあることなのです。
* 『思考の「思う」という象形文字からの意味』
* 『思考の「考」は思うことを経験が判断する』
* 『大物主神から事代主神、このコンテクストの卓球台』
* 『日本戦略は二つある。3D-Printerと3D-Printing』
* 『今年度最終「KK適塾」で基幹産業を紹介する』
Tags: 3D Printer, 3D Printing, AI, IoT, Keynote, KK適塾, Thinking, オリンピック, デザイン思考, バタフライスツール, 創造力, 動画, 卓球台, 原, 基幹産業, 思考, 想像力, 柳宗理, 毅然, 澄川, 無知, 統合, 美学, 美学性, 融合, 講師, 音響
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
12月 23rd, 2016 Posted 12:00 AM
ここしばらくこのブログを停止していました。
それは「基幹産業」を見つけるというミッションを考え込んでいたからです。
そして、「KK適塾」今年度最後には絶対に紹介しようと思っていたのです。
ブログ休筆で「病気?」とか言われましたが元気です。
ひたすら考えに考えてしかも招聘教授もこれで4名になりました。
「基幹産業?」、これは本日の「KK適塾」参加の方々には、
ともかく知らせました。
今後、「KK適塾」で次第に発表を強めていくつもりです。
3D-Peinter、3D-Printing、の現代の覇者2名を講師にお願いしました。
プレゼ画面は全員Keynoteで作成されたから動画と音楽が加わりました。
3D-CADから4D、5D、6D-CADまでがわが国にはあります。
「モノづくり」国家、「貿易国家」であるコンテクストは、
本当に農業革命=農場、産業革命=工場、
そして意識革命は情報革命となって、ゆえに、
見事に「劇場」になりましたがポストITはまだ明言されていません。
貿易国家はまず九谷焼き、そして羽二重、繊維、鉄鋼は
重厚長大が軽薄短小になり、
「失われた20年」で、日本は基幹産業も失いました。
しかし、3.11で学びとり、やがて島国日本の大災害に備えます。
そして思い起こしてほしいのです。
「パリ協定」こそ、
これからの基幹産業を明示しているのです。
義と美と善を尽くすわが国から「基幹産業」を打ち出すことが大切です。
プラトンは
「迷ったならば、美しさあるものごとが正しい」と記述しています。
* 『日本戦略は二つある。3D-Printerと3D-Printing』
* 『三つの革命・予測は当たっていた』
* 『3D-Printingの基本にもう一度戻るために』
* 『欧米が未来のモノづくりとした大間違い』
* 「もう一度、『情報』意味の徹底検証」
Tags: 3.11, 3D Printing, 3D-CAD, 3D-Peinter, 4D, 5D, 6D-CAD, Keynote, KK適塾, コンテクスト, パリ協定, ブログ休筆, プラトン, プレゼ画面, ポストIT, モノづくり, 九谷焼き, 劇場, 動画, 善, 基幹産業, 失われた20年, 島国日本, 工場, 情報革命, 意識革命, 招聘教授, 産業革命, 繊維, 美, 美しさ, 義, 羽二重, 貿易国家, 軽薄短小, 農場, 農業革命, 重厚長大, 鉄鋼, 音楽
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
11月 19th, 2016 Posted 12:15 AM
私が生まれる100年前(1849年)に、
橋本左内は適塾にて緒方洪庵に学びました。
16歳で啓発録を書き、26歳安政の大獄にて斬首。
たった10年間に医学を学び国政を動かす先鋒ゆえに、
本当の維新改革者だった橋本左内へのレクイエムとして、
適塾から大阪大学、その一員として「KK適塾」をキックオフしました。
以前より、デザインとクライアントとの「コンセプター」である
「坂井直樹氏」を迎えてKK適塾今年度をスタート。
なんといってもプレゼンはKeynoteで動画と音楽プレゼンは
ゲストスピーカーとしては最初のこととなり、
MCにはデーブ川崎氏にも参画をいただきました。
二人のプレゼンと対談には会場からの質問をインプロビゼーションのまま、
一つの結論を出しました。
私はデザイン思考、イノベーション、IoT、BigData、AIを
「コンシレエンスデザインとレジリエンスデザイン」で、
新たな論理、そしてその実務結果を見せました。
坂井直樹氏も現実商品としてヒット作、そして慶応大学でのデザイン教育、
さらに新たなスッテキから街づくり、全く新たなと未来のデザイン職能提示。
会場とのやり取りで、二人で行き着いた今回の講演での「結語」は、
「幸せのデザイン」でまとめることになったのです。
坂井直樹氏も、生涯をデザインに向けるということを聞き、
私も大賛同できました。
次回のKK適塾には、先般、リオのオリンピックでの卓球台デザインはじめ、
次世代デザイナーの澄川氏と、3D-Printerをいち早くデザイン界、技術界へ
大きな仕掛けをしてくれた原氏を迎えます。
私のレクイエムとしては、次回は「幸せ・幸福・幸運」の
実は真の意味を「コンシリエンスデザイン」で証明使用と考えています。
橋本左内を最も敬愛してきた一人として、
選び抜いた講演者で昨年の「KK塾」を進化させます。
* 『「KK塾」の対談と質問はイニシャルで方向決定』
* 『デザイナー能力の格差が拡大している』
* 『シュンペンターと象形文字を同次元に考える』
* 『商品である「デザイン思考」は経営論にすぎない』
* 『「KK塾」キックオフはテクノロジスト・濱口秀司氏』
Tags: 3D-Printet, IoT, Keynote, KKK適塾, KK塾, MC, イノベーション, インプロビゼーション, オリンピック, ゲストスピーカー, コンシリエンスデザイン, コンシレエンスデザイン, コンセプター, スッテキ, デザイン思考, デザイン教育, デザイン界, デーブ川崎氏, ヒット作, プレゼン, リオ, レクイエム, レジリエンスデザイン, 動画, 医学, 卓球台デザイン, 原氏, 啓発録, 国政, 坂井直樹氏, 大阪大学, 安政の大獄, 対談, 幸せ, 幸せのデザイン, 幸福, 幸運, 慶応大学, 技術界, 橋本左内, 次世代デザイナー, 澄川氏, 現実商品、論理, 生涯, 結語、デザイン職能、BigData, 維新改革, 緒方洪庵, 街づくり, 適塾, 音楽
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
12月 16th, 2014 Posted 12:00 AM

Sweet-peaというコードネームが、マスコミに突然流布されると、
Popeyeというコードネームがきました。
これは元々、Popであることとそれを見つめるeyeという、
メディア・インテグレーションにはふさわしいと考えられていました。
そして、Popeyeがほぼポップアップメニューにも、
インターラクションで「これが入る!」というシンタックスがあり、
私は日本で騒がれているマルチメディアの軽薄さに失望しました。
そして、ポパイをもう一度整理するために、
随分とビデオを探し回り、数本見た経験があります。
そこからオリーブとブルータスのデザイン企画が広がり提案しました。
丁度、航空企業の整備マニュアルの話が舞い込むと、
今度はNikeからの接客と店頭販売ツールの実装設計までに至りました。
今ではこれがiPadになりましたが、当時はCD-ROM企画での
まさにメディア・インテグレーションでした。
ユナイテッド航空、ナイキはそれぞれの要求が異なっていましたが、
共用できる設計となり、日本では実装でまとまることが、
回路設計はレイアウト、筐体設計はコンフィグレーションでした。
この二つの技術設計のフィージビリティを私はまとめるべく、
実装をConfiguration Layoutという一語にまとめるプレゼをしました。
デザイン部門には気楽に入ることが許されていましたが、
なかなか、当時ASAHI=MacBookとの設計でぶつかっていました。
一応、この写真モデルまでの実装設計にまで辿り付いたので、
さらに雨天用から水中使用のブルータスの条件まとめも
スタートしましたが、さらに、生徒用(小中生相手)MacBook企画は
コードネームがJeepが、Newtonのキーボードを私が提示したために
この企画までが飛び込んできました。
ともかく、福井とクパチーノでこの開発がされていることは、
完全にマスコミ対策にはなっていたと思います。
デザイン契約では、Apple本社の弁護士からは、
当時、福井のデザインスタジオに指紋認証入室まで求められました。
そして、なんと言っても、プレゼでは当時、Director=動画を使い、
プレゼの後には、必ず聞かれていたことがありました。
この話はいづれ記録しておかなければと考えることでした。
Jeep「コンピュータを強く認識したときの人物と試作デザイン」
「キーボードデザインはここから始まった!」
Tags: ASAHI, CD-ROM, Configration Layout, Director, eye, iPad, Jeep, MacBook, Newton, Nike, Pop, Popeye, sweet-pea, オリーブ, キーボード, クパチーノ, コンフィグレーション, コードネーム, シンタックス, デザインスタジオ, デザイン企画, ナイキ, ビデオ, フィーザビリティ, ブルータス, プレゼ, ポップアップメニュー, ポパイ, マスコミ対策, マルチメディア, メディア・インテグレーション, ユナイテッド航空, レイアウト, 動画, 回路設計, 実装, 実装設計, 店頭販売ツール, 弁護士, 技術設計, 指紋認証入室, 整備マニュアル, 福井, 筐体設計, 航空企業
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
1月 21st, 2011 Posted 1:01 AM
画像と映像
画像と映像は異なります。
しかし、
一般的にはその差異は語られません。
画像は「静止画」で、映像は「動画」というのは、
正確ではありませんし、まったく間違った解釈です。
画像は、直接的に写されり、撮された写像や撮像です。
映像は、間接的に、いわば投射、屈折映写された映像のことです。
私はモニター機器のデザインに携わってきました。
そして学び取ったことは、「うつす」という概念の差異性です。
日本の「写実主義」から解説を試みなければなりませんが、
それは専門家に任せます。
ともかく、「画像」と「映像」への洞察が必要でしょう。
「移す・遷す・写す・撮す・映す」このそれぞれへの技術と、
その技術で私たちが「何を、見つめる情報」を望んでいるかという考察結果を
デザインでまとめるということになります。
ホログラム映像=3Dの静止映像
私が音響から映像へという最初の体験は、「ホログラム技術」と出会ったことから出発しました。
車椅子生活となって、赤坂でフリーランスデザイナーになったときに、
「ホログラム」での広告宣伝のアドバイス業務が持ち込まれました。
ホログラム技術などまったく知らないままに飛び込みました。
ある海外有名ブランドの立体ポスターにホログラム印刷によって、
ホログラムは画像ではなくて映像だということを知った次第です。
このホログラムは、3Dの静止映像でした。
東京駅構内に、「空中に浮いた3D静止映像」を
広告宣伝デザインが出来た経験は大きかったことを思い出します。
Tags: うつす, ホログラム技術, モニター機器, 写像, 写実主義, 動画, 投射、屈折映写, 撮像, 映像, 画像, 移す・遷す・写す・撮す・映す, 静止画
Posted in 064 「3D Visualization」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る
8月 30th, 2010 Posted 8:17 PM
目次を見る
8月 13th, 2010 Posted 12:30 AM
「統合化」
私が「マルチ」という言葉には抵抗があったということを昨日記しました。
しかし、インテグレーション=直訳では「統合化」です。
大枠的な意味では、様々、多種、多量の要素がある方式で相互的な関係性や
構造によって秩序を形成するということです。
そして、詳細な意味もあります。
それは要素間の対立や差異性まで検証しながら、
その秩序は本当に維持できるかどうかという機能性や作用性が統合だろうか、
という問いかけ的な深長な意味もあります。
特に、この詳細な意味性は政治に最も適用されてきました。
ドイツの法学者のR.スメント論やその非難論を展開したH.ケルゼンなども知識材料になるでしょう。
それは、「社会的秩序」の統合が具体性が確かめられるからです。
具体性の実例としては、ヨーロッパ統合が当てはまります。
しかしここでは、「秩序形成」、その作用性としての統合という意味に、
デザイン効用と効果を焦点化させたいからです。
マルチ化の解釈
かなり、私が主張したいことからズレ始めていますが、
メディアの統合、あるいは統合化されたメディアの多種多様性=マルチ化の解釈です。
「Hyper Card」
「マルチメディア」が時代象徴語だった時、
私が、これを最も納得していたのは、「Hyper Card」というソフトでの可能性でした。
文字・図・映像・写真・音・音楽・動画など、メディア要素が、
マルチタスク的な機能性と性能性に驚いたことでした。
たとえば、写真の一部に触れれば音がして動画となり、
その説明は文字というメディア要素の結合=リンク性でした。
したがって、メディア・リテラシーがそれこそ、
マクルーハン的な人間拡張論が現前化してきたと思いました。
この経験直後に、私はApple社でこのメディア要素を結合させて、
マルチタスク化できるハードウエアのデザインに携わることになりました。
すでに、その時には「マルチメディア機器」とは呼ばずに、
「メディアインテグレーション機器・コードネーム《ポパイ》」でした。
様々なメディアが統合化して、秩序として美しい機器が目標でした。
メディアインテグレーションのマルチ化をもう一度掘り起こして、
そのハードとソフトをデザイン対象にしたいと考えています。
「電子書籍」
おそらく、「電子書籍」って何であり、
マルチメディアとしての電子書籍から、
メディアインテグレーションの電子書籍を早く実現させたいからです。
Tags: H.ケルゼン, Hyper Card, R.スメント, インテグレーション, ポパイ, マルチ, メディアインテグレーション機器, メディア要素, ヨーロッパ統合, 作用性, 写真, 動画, 図, 差異性, 性能性, 文字, 映像, 機能性, 深長な意味, 相互的な関係性, 社会的秩序, 秩序を形成, 秩序形成, 統合化, 要素間の対立, 電子書籍, 音, 音楽
Posted in 043「メディアインテグレーションでイノベーション」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る