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Posts Tagged ‘喧嘩相手’


1月22日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 22nd, 2015  Posted 12:00 AM

1月22日 戊戌(友引)

私にとって、年上は格好の喧嘩相手である。
それは子どもの頃から、
年上には、真剣に喧嘩を仕掛けた。
だから、今も、
年上を乗りこえる、
そんな素敵な喧嘩がしたい。

川崎和男「喧嘩道」


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1月19日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 19th, 2015  Posted 12:00 AM

1月19日 乙未(先負)

まるで能力があるかのように
専門が薄いと、
その薄さを拡大するがごとく
すぐにデザインを持ち出す輩が多い。
彼らはデザインウジ虫だと言っていいだろう。

私の喧嘩相手ではない!
本当のデザインでウジ虫退治をする輩であり、
氏素生を出す必要があると思っている。

川崎和男「喧嘩道」


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1月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 17th, 2015  Posted 12:00 AM

1月17日 癸巳(先勝)

喧嘩どころか、
暴力的にも喧嘩を超えるべき、
そんな輩がいても、
最近は、
必ず、そんな輩は、
社会的に存在価値そのものが無くなる。

だから、
喧嘩相手と目しても
時間が経てば、
喧嘩相手にもならないと思っている。

川崎和男「喧嘩道」


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1月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 14th, 2015  Posted 12:00 AM

1月14日 庚寅(仏滅)

喧嘩相手は二つある。
なんといっても、
「裏切り」をする輩と喧嘩せよ。

そして、最も重要な喧嘩相手は、
自分自身である。
自分自身に喧嘩を売ることだ。

川崎和男「喧嘩道」


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1月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 10th, 2015  Posted 12:00 AM

1月10日 丙戌(赤口)

喧嘩相手には、
私は性格上どうしても、
どこかで暴力性を考えてしまう。

その暴力性が残っている自分に
喧嘩を売ることにしている。

川崎和男「喧嘩道」


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11月27日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 27th, 2014  Posted 12:00 AM

11月27日 壬寅(先負)

平気さと平然さを使いわけている、
そういうのを
私は輩と呼ぶ。

この二つを使い分ける輩は
生涯をかけても許せない。

しかし、
私が暴力性を潜ませた喧嘩相手にはならないものだ。
なぜなら、
大抵、こうした輩は、
時代から取り残されていく。
それは社会からも見捨てられるものだ。

川崎和男「喧嘩道」


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11月25日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 25th, 2014  Posted 12:00 AM

11月25日 庚子(先勝)

喧嘩相手には
仕方無しの場合も用意しておくべきである。

それには、
演技としての喧嘩性である。
その喧嘩性には
暴力性と武力性も
仕込んでおく必要があるものでだ!

川崎和男「喧嘩道」


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11月06日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 6th, 2014  Posted 12:00 AM

11月06日 辛巳(仏滅)

喧嘩するために努力はいらない。
端的に言えば、
努力が当然と思う資質ほど、
それが、なんでもの懸命さというのは
大間違いです。

喧嘩の作法は
要領の良さそのものです。
要領の良さは
決して努力して得られるものではありません。
だから、
無駄な努力を確信している奴は
私の喧嘩相手です。

川崎和男「喧嘩道」


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11月02日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 2nd, 2014  Posted 12:00 AM

11月02日 丁丑(赤口)

デザイナーというのは自称できる。
しかし、
その根本には
美的な見識と知識、そして技能が要る。

その見識の根幹は「嘘つき」でないこと、
利用できることは利用する。
最も許せないのは、
嘘つきで利用する奴、奴らです。

このような奴らこそ、
最も許せない喧嘩相手です。

川崎和男「喧嘩道」


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「大風呂敷という喧嘩手法、その肝心要」


   


     8月 28th, 2012  Posted 12:00 AM

祖父は誰からも信頼され、大きなリーダーでした。
そして裏切られても棟梁であることを護り抜きました。
裏切りというのは頼まれるとすぐにお金を貸し実印を押しました。
そして、莫大な借金を背負っていましたが、
私にはその片鱗も見せなかったので、
祖父は大金持ちだと高校生になるまで信じていました。
母から、
「なんでもおじいちゃんに買ってもらうことはやめなさい」
と言われました。
「おじいちゃんは破産しているから」
当時は全く意味がわかりませんでした。
確かに、幼稚園児の頃、
福井市から見える山の名前をすべて教えてもらいました。
そして、
「あの山からあの山まで無くしてしまった」と言われて、
「大丈夫だよ、僕が買い戻してやるから」
と答えていたことを思いだします。とても買い戻せないけれど・・・。
お祖母ちゃんが言いました。
「おじいちゃんは、大風呂敷を広げてみんなを庇ってしまうんだよ。
だから、あなたは大風呂敷を広げても肝心なことを忘れてはいけない」、
と教わりました。
「男は、いつでも大風呂敷を広げても喧嘩して護ることがあるけれど、
その風呂敷は必ず畳んで持ち帰られる大きさにしておくことが要」、と。
「おじいちゃんは大風呂敷を広げすぎてでもあんなに他人を庇うけれど、
畳めないほど大きすぎるから騙されるんだよ」。
デザイナーである私はプレゼンでは、
それこそ、大風呂敷を広げているなー、と自覚することがあります。
しかし、
その大風呂敷は必ず畳んで持ち帰られる大きさにしようと心掛けています。
大風呂敷で喧嘩をしますが、
すぐに、畳めて、
すぐに、立ち去れることを目指しています。
そうすれば、その大風呂敷は必ず、
大きな夢や相手を風呂敷でくるんでしまえば、
喧嘩相手をすっぽりと包んでしまいます。
大風呂敷という喧嘩手法には、
この重大な落とし前の付け方があるということです。
写真はワイフの風呂敷を借りました。


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