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Posts Tagged ‘川崎和男「喧嘩道」’


10月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 23rd, 2014  Posted 12:00 AM

10月23日 丁卯(友引)

「火の粉を被る」
これは、通常ならお人好しその者です。
しかし、
これほど、喧嘩に真っ当で、
非難も承知で正義漢はいません。

火の粉を被る、なら、
まず、火の粉は焼き尽くすことが
その役割ゆえ、
火の粉防止の
絶対にカバーできる安全安心素材で
身を守る、
そして無口で対処する、
これが喧嘩作法である。
結論は歴史が評価するものだ、

川崎和男「喧嘩道」


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10月22日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 22nd, 2014  Posted 12:00 AM

10月22日 丙寅(先勝)

喧嘩するなら、
絶対に勝つことだ。
負ければ、
それは悲惨さしか残らない。

勝たないと分別したら、
逃げるに限るが、
逃げても、勝つ仕掛けを成し遂げる。

川崎和男「喧嘩道」


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10月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 20th, 2014  Posted 12:00 AM

10月20日 甲子(大安)

喧嘩は
感情的になった行為では行わない。
あくあでも、
口喧嘩であるから、
感性的な知性で演じることである。

大声で罵ることが出来る、
その演技力は、
知性でしか養われない。
しかも、
「負けてはいけない」のだ。
「勝つこと」が知性的に必須である。

川崎和男 「喧嘩道」


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10月19日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 19th, 2014  Posted 12:34 AM

10月19日 癸亥(仏滅)

喧嘩するには相手が必要。
その相手とは「裏切り者」である。
裏切り者は敵である。
しかし、
敵をつくれない人間には
決して味方は出来ない。

しかも、
味方だと思っている、信用していても
その味方ほど
敵=裏切り者になりやすい。

ところが、
喧嘩して解放されれば、
裏切り者だったはずが、味方になる。
これは生涯、味方者になるものだ。

川崎和男 「喧嘩道」


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10月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 17th, 2014  Posted 12:00 AM

10月17日 辛酉(友引)

喧嘩は室町時代に
「喧嘩道」という美学のひとつ。
なぜなら、
喧嘩とは
口喧嘩=口論=ディベートであり、
暴力殴り合いではなかった。
そして、
喧嘩とは
自分に売ることで、
それから相手に対峙対決することだった。

川崎和男「喧嘩道」


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