kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘教育’


12月08日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 8th, 2017  Posted 12:00 AM

12月08日 赤口(己巳)

社会にとって、
教育に最も象徴的な
理念と手法があるということが、
その社会の文化の核心ではないかと思う。

『デザインという先手』「手法」


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『チョークが教育を変えると今でも思っている』


   


     8月 4th, 2017  Posted 12:00 AM

「チョーク工場」を見学しました。
以前、恩師の命令で金沢美大だけではなくて、
福井大学の建築学科で非常勤講師をしたことがあります。
初めて福井大学に行くと出席簿とケースに入ったチョークを渡されました。
ケースに入ったチョークを受け取って、緊張したことがありました。
今はホワイトボードとマーカーの時代ですが、
黒板とチョークの書き心地がとても好きです。
以前よりチョークがどうやってつくられるのかを見たかったのです。
あるチョークメーカーでは、身障者を工員にしている所もありますが、
その企業社長にあるお願いをしたら、断られて愕然としました。
身障者を工員にしていることは、私には見せかけの善意でしかないと判断。
あれからも後進国への黒板とチョークを探し求めていました。
日本という国は生徒や学生はとてもめぐまれていますが、
まだまだ後進国家では
黒板とチョークが教育現場の大きな教育用具になっています。
そんなことから、アフリカにチューク製造機をプレゼントしている企業、
そこと新たな計画をしたいと思っていました。
後進国では、鉛筆を先生が半分にして
必要な用紙を分け与えるところもまだまだあるのです。
すべて石膏をモロッコから輸入して製造している現場を見ました。
最近は「黒板アート」もあるくらいですから、
著名なデザイナーに「黒板アート風」デザイン展を考えています。
それを「アナログアッサンブラージュ」として、
それこそ、チョークからマーカーまでの「ボード文具」を考えています。
出来上がったばかりのチョークと黒板に
何かしらとても興奮した工場見学をしてきました。

* 『健常者を差別することで社会暗部を照射する』
* 『黒板を集団の発想道具としての未来ボードデザインへ』
* 『黒板メーカー・馬印が実現してくれた「価値」』
* 『石ころとスタイラス』
* 『花嫁と独身者たちへのデジタルアッサンブラージュ』


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06月30日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 30th, 2017  Posted 12:00 AM

06月30日 大安(戊子)

想像力すら現在の教育、
この教育からは
確実に剥奪されている。

創造力が育成されるはずがない。

川崎和男の発想表現手法


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『第3回目「KK適塾」の報告』


   


     1月 23rd, 2017  Posted 12:00 AM

私は阪大を一度退官後、「寄附講座」で残って、
大きくは二つの領域で教育、研究、開発を連続させています。
一つは天災人災を念頭ににした実務デザイン開発と、
「KK塾」から今年度からは「KK適塾」という特に今年度は、
デザイン界直接に、「コンシリエンスデザイン講座」です。
デザイン界に向けてはこのところのデザイン盗作やデザイン界への大誤解を
なんとしても、デザインとは、いや「これがデザイン」を
「知恵ある最先端の問題解決・価値創出・未来産業創成」を意図しています。
第三回目の講師も選びに選びぬきました。
ある意味では、私は金沢美大で純粋培養されてきたデザイナーです。
今回の講師であるムラタチアキ氏は、大学では応用物理学から
家電系を経て実務的なデザイナーであり、デザイン教育者。
NOSIGNERと称しての太刀川氏はデザイン手法をさらに深化を狙った活動、
いづれも、既成デザインの破壊から新規デザインのあり方を求めています。
これは純粋培養されてきた私も同様に、絶対に伝統的なデザインでは無い、
新規デザイン、新規デザイナーのあるべきデザイン対象やデザイン領域を
なんとしても発見したいという「デザイン」であるからこそ、
常に「新しいデザインとはどうあるべきことか」とか、
「こうやっている行動がデザインを成し遂げている」という、
三人ともに共通項を持っていることです。
年上のデザイナーである私は、「コンシリエンスデザイン」や、
「遺伝子編集へのデザイン、基幹産業の導入」を彼らに語り伝え、
彼らは当然のこと、地域産業や伝統工芸にも深く関与しています。
結局、対談テーマは
「どのような教育をすればデザインが可能なるか」にいきつきました。
前回の講師をお願いした澄川氏、原田氏も参画をしてくれていました。
特に、太刀川氏とは講座を離れて「書」の話となり、
彼とは思いつきで「日本デザイナー書道?楽部」までを創りました。
次回は、東京藝大から2名のデザイナーと建築家を講師に選びました。

* staffblog 11月17日
* 『美学性を語れる講師を「KK適塾」は選ぶ』
* 『「KK適塾」は日本からのデザイン思想と実務の発信』
* 『イントロ画面を新作して「KK適塾」にした理由』
* 日本デザイナー書道?楽部


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01月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 23rd, 2017  Posted 12:00 AM

01月23日 先勝(庚戌)

教育というのは、
思うことを
考えることにし直す、
図法運動の
変更手法だと考えている。

川崎和男の発想表現手法


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staffblog 1月20日


   


     1月 20th, 2017  Posted 11:50 PM

1月20日

今期3回目、今年初めての
KK適塾が開催されました。

講師は、お二人とも
ソーシャルデザイナーという肩書きをお持ちです
村田智明氏と
太刀川瑛弼氏。

この三人でのトークセッションは初めてです。
中ではこんな動きのあるシーンも生まれました。

今回は自然と「デザイン教育」、
特に子供に対しての教育というテーマに焦点が。

お二人とも幅広いお仕事をされており、
それぞれのテーマに沿って
話題を展開いただきました。

最後は恒例の握手です。
ご参加いただきました皆様、
ありがとうございました。


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01月19日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 19th, 2017  Posted 12:00 AM

01月19日 先負(丙午)

創造力はデザイン基盤、
よって、
創造力を産み出す「創育」は、
センス
先天的に容易く、
後天的な手法は困難なれど
大きなデザイナー教育になるでしょう

川崎和男の発想表現手法


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01月03日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 3rd, 2017  Posted 12:00 AM

01月03日 大安(庚寅)

「想像力」は決して、
育成出来るものではない。
これが、教育、
それもデザインという
想像から創造を教えてきた
私の経験結論である。

川崎和男の発想表現手法


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01月02日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 2nd, 2017  Posted 12:00 AM

01月02日 仏滅(己丑)

「想像力」は人間全てにある、
これは大誤謬である。

「想像力」は
子どもの頃にはありそうだが、
かえって教育で失われる。

川崎和男の発想表現手法


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12月03日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 3rd, 2016  Posted 12:00 AM

12月03日 先負(己未)

「行動思考」は、
動いて、思う考える。
「思考行動」は
思って考えて、そして動く。

バウハウスの基本は
「行動思考」であった。
柳宗理先生も「行動思考」を
常に命じられる教育だった。

川崎和男の発想表現手法


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