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Posts Tagged ‘新型コロナウイルス’


『もっとジャーナリズムは正確に報道すべき』


   


     3月 25th, 2020  Posted 9:48 PM

野口英世という細菌学者がいました。
ノーベル賞候補に何度もなり、伝染病の治療と
研究に生涯といのちを捧げた医学者の伝記をこどもの頃読みました。
私は以前から現金を持ち歩かないのですが、
聖徳太子、伊藤博文そして現在の千円札は野口英世の肖像です。
しかし、蛇毒、黄熱病の研究功績は、
ノーベル賞はもらえませんでしたが、世界の人々を病から救いました。
新型コロナウイルスは、肺炎が引き起こされますが
肺炎と言えば、細菌肺炎とウイルス肺炎、真菌肺炎があります。
基礎疾患がある人、高齢者は、肺炎での症状で死を迎えることが多く、
個人情報があると言っても、経路や接触者をオープンにできないことは
中国や韓国などと異なり徹底管理の妨げになっています。
米国のSOHOのギャラリー=これは国宝ですが、
オーナーからのメールで届いた写真です。
当初は、甘く考えていたために、今はこんな状態だと
生活が一変した状況を知らせてくれました。
世界はより身近に、同じ問題をようやく共有し、
とりわけ米国、イタリア、フランスの友人達と密メールをしています。


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『エア・コンディショナーが空気の質を変える』


   


     3月 17th, 2020  Posted 7:56 PM

今では冷蔵庫の背面は「平ら」です。
設置には必要なクリアランスをおさえれば
すっきりと空間に収まります。
しかし昔の冷蔵庫には、後ろ姿に放熱板がついていました。
東芝に入ってすぐの頃(1975頃)、ディレクターが、
冷蔵庫を真っ平らにしたのは、デザイナーの力だと力説してくれました。
ある時、グッドデザイン賞の審査会で、
「エアコン」を審査対象としていた委員達=建築家たちから、
「インテリアの邪魔になる、隠したい存在」と言われました。
その頃の「エアコン」では、室内はそれなりでありましたたが、
室外機のあり方も問う審査でした。
審査委員長だった私は「全てのエアコン」一律に賞を見送りました。
デザインの力で、解決すべきだと業界にその進化を促しました。
「エアコン」つまり「エア・コンディショナー」は、
外の空気以上として最適な室内温度管理、清浄な空気、森の中のような空気、
集中できる空気、海の波音を、感じさせる空気の質に変換しなければなりません。
「新型コロナウイルス」で、世界中が闘っています。
旅客機の空気循環システムは、高い空気清浄を実現しています。
「エア・コンディショナー」には、
室内と室外には、ウイルス対策の実装が要ります。


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『危険と機会で日本独自の新規ネットワークが構築』


   


     3月 1st, 2020  Posted 5:11 PM

小学生・中学生・高校生が政府によって、休校になります。
この危機に面して、「危」険に対するネットワークが
まだ出来ていませんから「機」会と捉えて、
ネットワークを構築しいてくしかありません。
学校からのネットワーク学習を再構築ができるでしょう。
国民も、ホームドクターとネットワークで相談をします。
政府が縛り続けから未来へ解放されて、
日本独自の新しいネットワークになるのです。
そうすれば、危機=新型コロナウイルスの蔓延は、
これまでの日本独自ネットワークを新規に出来るでしょう。


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『危機管理ではありません、危機解決なのです』


   


     2月 29th, 2020  Posted 12:05 AM

「危機管理士」は何も出来ませんでした。
自然災害と社会的リスク、生物兵器においては
対策、対応、対処する役割、管理体制が問われています。
「危機」とは「危険」である「機会」があるということ、
その想定される危機や機会では「管理」ではないのです。、
つまり、Riskに向けた防災や防犯を活かすことです。
しかし、Crisisは「すでに起こってしまった事象、事件」。
その現実、新型コロナウイルス=COVID-19の
パンデミックという起こっている現実への対処、
行動で「解決」へと導く方策=医学的が欲しいのです。
つねに日本は災害多数であり富士山爆発が予想されています。
地域ごとの地震予知から予測へつなげようとしています。
私はCrisisとRisk、現実と予測の両面こそ重要だと考えています。
そしてやはり、危機は管理ではなくて、
「危機解決」=医学的なデザインなのです。


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『深紫外線は2016年に阪大で医工+デザインを発表』


   


     2月 8th, 2020  Posted 12:00 AM

連日、ニュースでは「新型コロナウイルス」の報道です。
2016年に、私は「深紫外線消毒器」を発表していました。
当時、すでにアルコール系の消毒が、どこの企業でもありました。
しかし、出入り口などに置かれたそれらは、
積極的に使われて要るモノは全くありませんでした。
工学研究科からの依頼から手掛けていたフォトニクス、
つまり光の科学とその応用展開をデザイン対象として、
そこから生まれた成果を、医学系と一緒にデザインを発表していました。
所謂、医工とデザイン連携によるこの発表会は、
多くのマスコミを迎えて阪大で行いました。
でも、「王様のアイディア」的な発表になってようでした。
それこそ、今ではマスクが大量に不足していますが、
欧州ではマスクをしたアジア人が毛嫌いされているようです。
日本では、報道でも灰色のウイルスがアイコンになっていますが、
海外では、この図表にあるモノが発表されています。
「深紫外線消毒器」の発表を急がなくてはいけません。
この論文も実験をもとにした結果を踏まえて学会には、
2016年には発表してあります。
フィルターと充電器で、使い勝手が多用途になってきました。
商品化を急ぎます。

* 動物実験
* 深紫外線
* 手洗い習慣


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