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「ソーラー発電は安全寓話」


   


     6月 12th, 2011  Posted 12:00 AM

寓話というのは、動物の生態を借用。
処世訓や教訓などを動物や自然観を
主人公にした話であって、
物語性は無いものと私は思っています。
寓話といえば、
「イソップ物語」が代表的であり、
この物語は、文字として書き残されるのは、
自然から学び取った記録としての動機があったからです。
私が、ソーラー発電や太陽光発電を「安全寓話」と呼ぶ、
その理由は、主人公は太陽であり、
まさしく、太陽という自然の恵みだからこそ、
自然と人間が極めて調和し安全という幻想話だからです。
もっと批判的に発言すれば、
太陽の恵みを受けるという幻覚と幻想、
それは実際、ソーラー発電素子という人工物は、
確かに、自然と人間との調和感を与えている印象に、
安全性と信頼性があるかのように思えますが、
もっとも工業的・産業的には、
まだまだ開発要素があり過ぎると私は判定しています。
実際問題としては、
産業投資効果は、ソーラーパネル素子生産には、
二つの大欠陥が残っています。
● 素子生産に、莫大な電力量を消費します。
  10年使用するには、3年分の電力が必要です。
● まだ、単結晶からアモルファスなど材料決定が困難。
つまり、発電効率の割には生産投資が回収できない。
結局、メーカー利益回収が困難な消費財生産物なのです。
だからといって、私はソーラー発電否定派ではありません。
もっと創意工夫が多大に残されているということです。
よって私は、まだ寓話=自然からの教訓的話に過ぎず、
「安全寓話」の対象でしかないとだけは発言しておきます。
しかし「安全神話」という誤魔化しは無い訳です。
私はすでにまったく新たな光起電力素子のあり方と、
インダストリアルデザイン対象として直視しています。

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