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Posts Tagged ‘多摩美術大学’


staffblog 7月3日


   


     7月 3rd, 2018  Posted 11:55 PM

7月3日

DESIGN TOKYOの審査に続き、
そのまま多摩美術大学へ移動。

特別講義を実施しました。

今回はMacではなく、iPadを使用。
新しいプレぜスタイルをつくります。

和田先生との軽快な会話も含め、
学生さんには貴重な時間になったのでは
ないかと思います。

終了後にも学生さんからの質問が。

今のデザインに関する様々なお話をしつつ、
素敵な時間を過ごさせていただきました。


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staffblog 7月4日


   


     7月 4th, 2017  Posted 11:45 PM

7月4日

本日夕方より、
多摩美術大学での特別講義が、
実施されました。

名作のデザインから、
言葉の使い方まで、
時間の許す限りお話しさせて
いただきました。

講義終了後には、
学生さんから相談を受けつつ、
領域を超えた話題に展開。

終了後は、先生方との、
懇親会のお時間をいただきました。

ーーーーー

本日午後一には、DESIGN TOKYOの
大賞審査が行われました。

これまでに一次審査、二次審査を通過した、
5点から選ばれます。

一つ一つの商品を、
厳密に確認して行きます。

本日は、30年ぶりの再会もありました。
素敵な笑顔での再会です。


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『美大教育の終焉が始まっている・教員の責務を問う』


   


     7月 9th, 2016  Posted 12:00 AM

多摩美術大学で年1回の特別講義をしました。
正直、大学をすでに退官したときから
あらためて講義を大切に考えています。
不思議だと自分自身思います。
それはいくつかの大きな理由があります。
まず、わが国の「モノづくり」低迷は産業経済力を著しく悪化させており、
それはデザイン界自体が、相当に誤った方向にあるからです。
そのことに全く平気であり
それでもスター扱いされている悪者デザイナーがいることです。
高校時代だったなら・・・絶対に肉体的な喧嘩をしていたと思います。
美大時代の先輩から、「川崎、あいつ殴ろうか?」といわれると、一応、
「先輩、今は立場があるので勘弁してください」と言います。
多摩美大はデザイン界問題の渦中の大学ですが、
この八王子校は全く違いますが、
日本のデザインが海外からも非難されることを
しっかりと次世代に「デザイナー責務」としての発言を実務活動で紹介。
しかし、年々、美大生は大人しくなっています。
これには大問題があります。
「絵が描けるから美大ということ、文系になっていること」。
高校での管理教育の成果にはとてもまじめ過ぎるのでしょう。
真面目な学生は教員意識の反映です。
本来なら他の教員の教育ベースであるデザイナー実務を知りたいです。
「上から目線」と言われても結構です。
が、阪大で退官後に進行している
デザイン実務はやはり最先端であると再確認しました。
3.11を忘れることは出来ないほど熊本地震も連続しています。
それに対してレジリエンスデザインにこの美大のほんの一部教授にも
参画をしてもらっていますが、学生との一体感は無いようです。
それもそのはずです。
大間違いを放置している大学理事会の怠慢性を訴求します。
「デザイン思考」などの大間違いが「ジェネリックデザイン」となり、
その風潮があったことは書き残しておきます。

*『特別講義・多摩美術大学『制度設計と形態設計』』
*『毎日デザイン賞・同時受賞の佐藤晃一氏が逝去した。』
*『造形言語と形態言語とcodeとmodeと、そして・・・』
*『鉛筆削り・手動と電動を使いこなす』
*『モノ真似防止、他のデザイナー作品は暗記すべきだ』


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『毎日デザイン賞・同時受賞の佐藤晃一氏が逝去した。』


   


     5月 28th, 2016  Posted 12:00 AM

無念だが、これが「天命」でしょうか。
グラフィックデザイナー・佐藤晃一氏が逝ってしまいました。
毎日デザイン賞を1990年に同時受賞しました。
受賞式は帝国ホテル、彼は群馬から両親をそのホテルに泊めていました。
控え室で、グラフィックデザイン界の重鎮たちから
「いい親孝行ができたね」と、言われていました。
初めて彼と出会いましたが作品はほとんど知っていました。
彼の受賞理由は「グラフィックデザインにおける日本的精神性」でした。
独特の淡いグラデーションの簡潔さは今も生きています。
今ならデジタル表現ですが、当時の手法を真似ることは不可能でしょう。
二人きりで「やかん」の話をしました。
丁度自分はニューヨークでダンスク依頼のデザイン開発を見てきた話、
恩師の作品やなぜ日本では製品デザインが困難かなど打ち明けてしまい
興味津々の彼の眼差しが今も心によく残っています。
彼のやかん探しに自分が驚いたことですっかり打ち解けていました。
お互いに若くして40代で受賞できたことを喜んでいました。
「これでやっとデザイナーだよね」と言い合いました。
受賞式の壇上では、自分を選んだ倉俣史朗氏の急逝を思い出し、
ついつい、涙声になり、とても重すぎる賞碑を支えてもらいいました。
彼は多摩美術大学の教授ゆえ、
客員教授の自分はいつでも話せると思っていて、
とても大事な機会を失ってしまったことが悔やまれます。
当時の毎日デザイン賞の受賞には
必ず国際的な評価が必要だったはずです。
しかし最近はその事例が失われていると批判したことがあります。
壇上で、小声で話していた会話を懇親会でも話しましたが、
この続きは出来るならもうひとつの世界で話すことになるでしょう。
心から冥福を祈り、
やり残した仕事の結果を持っていく使命を確認しました。

*『昨日大先輩は旅立たれた・栄久庵憲司氏から私の評価文』
*『緊急課題になった「リトルネッロ論」の再考と具現化』
*『ケトル・デザインへの好みの集中が不景気感になっている』
*『インダストリアルデザインからプロダクトデザインへ』
*『幻の発明だったモノの現物があった=柳宗理のデザイン』


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staffblog 7月7日


   


     7月 7th, 2015  Posted 11:55 PM

7月7日

多摩美術大学において、
川崎和男による
特別講義が行われました。

テーマは「造形言語と形態言語」

時間を超えての質疑応答も


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『特別講義・多摩美術大学『制度設計と形態設計』』


   


     10月 11th, 2013  Posted 12:00 AM

年1回、客員教授として多摩美術大学で特別講義をしました。
昨年、これからのデザイナーの役割として、
形態デザイン=造形言語と形態言語についての講義のまとめで、
これからのデザイナーは、問題解決・難問解決を造形でという、
そんな講義後に「制度設計」に関わるまでの入り口を話しました。
多摩美術大学は、特にプロダクトデザインでは、
国内一の就職を上げているだけに、学生の目に輝きがあります。
入学意欲も、「デザイナーになる!」という意欲がありますから、
スタジオに行っても、また作品もカーデザインや、
レーザーカットでのモデル製作には学生の懸命さが分かります。
大阪大学にいますが、人生の職能観が定まっていることでは、
偏差値が高いということが、必ずしも、将来を決定はしません。
入学前に入試準備でのデッサン力を鍛錬しなければ、
デザイナーを職能にはできません。
それだけに、今度は偏差値の高い大学のカリキュラムは、絶対に、
変更しなければいけないと大学人になってからは、
さらに文系・理系ではない、デザイン系大学入試で、
すでに、自己才能を決定づけるこうした大学選抜を、
特に、旧帝大系は学ぶべきだと主張してきました。
反対に、デザイン系学生はもっと偏差値自体も高くすべきです。
こうした点では、韓国のKAIST=韓国科学院レベル大学が必要です。
そんな考え方から、「制度設計」をデザイン界が出来ること、
これが私の現国内デザイン系大学に伝えたいことです。
昨日は、稲田国務大臣にデザイナーとして「ある制度設計」を、
提案として提示しました。
iOFT=国際メガネ展での審査委員長は親友の多摩美大教授W氏です。
昨日は、ベストドレッサー賞授賞した大臣に彼を紹介しました。
そして、特別講義の担当教授は金沢美大後輩N氏がやっています。
私は、「制度設計」まで出来るデザイナーを育成したい、
そんな気持ちで、現在のデザイン作品から南海トラフ対策など、
形態設計と制度設計の実例を紹介しました。
本当は、昨日、大臣提案を見せたいほどですが、
特に、次・次代プロダクトデザイナーを育てたいと考えています。


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12月8日staffblog


   


     12月 8th, 2011  Posted 9:12 AM

12月8日

毎年恒例、
多摩美術大学にて特別講義を行った
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)


講演のタイトルは
「3.11以後のデザイン」でした。


これからの世界をどうすべきか、
「夢の形見に」の紹介も挟みながら、
未来のデザイナーへの
メッセージを語るBOSS。


講義には多摩美術大学学長の、
五十嵐威暢先生もいらっしゃいました。


講演終了後も、学生の皆さんから
質問をたくさんいただきました。

多摩美術大学の皆様、
ご聴講いただきました一般の皆様、
ありがとうございました。


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12月2日Staff Blog


   


     12月 2nd, 2010  Posted 9:33 PM

12月2日

先日多摩美術大学
特別講義を行った
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)


いつものオープニングからスタート


プロダクトデザインをはじめ、
映像やグラフィックを専攻する140名の
学生のみなさんに聴講いただきました。


講義終了後も30分近く
囲まれて質問タイムのBOSS。
COOL LEAFの実機を見せて説明中。


質問を含め、3時間近い長丁場、
みなさまありがとうございました。


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12月18日Staff Blog


   


     12月 19th, 2009  Posted 12:15 AM

12月18日

BOSS(川崎和男Kazuo KAWASAKI)は
多摩美術大学の客員教授です。
年に1度は特別講義を行っています。

昨年度の講義
「企業デザインの終焉、
社会的デザインの創生」
tamabi.tvからpodcast
配信されています。

今年の講義は
タイトル「先端デザインの最先端」。

●Design for CLOUD-NETwork Computing
●Product Design / i Phone Application
●PKD(Peace Keeping Design)
●BOP(Bottom of the Pyramid) Business
●CONCEPT Making Method
●Design on Medicine & Technology
の内容で盛りだくさんお話しました。

1年に1度なので、デザイナーの卵たち
話したいことがたくさんあふれるBOSSです。
卒業制作を終えた4年生にも、
デザイナーの先輩として
教授としてメッセージも伝えました。

tamabi1

tamabi3

tamabi5


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11月4日Staff Blog


   


     11月 4th, 2009  Posted 9:39 PM

11月4日

BOSS(川崎和男)の
多摩美術大学での特別講義が、
Podcast(ポッドキャスト)で
配信されています。
「企業デザインの終焉・
社会的デザインの創生」
という刺激的なタイトル!

多摩美では、年1回講義を持っています。
一般の参加も大丈夫だと思います。
やはり、配信分は、
編集していただきましたので、
LIVEでないと聞けない情報山盛りです。
今年は、12月で調整中です。
Podcastは、tamabi.tvをチェック下さい!

http://tamabi.tv/lecture/lec_pd_kawasaki08.php

091104podcast1

091104podcast2


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